十分に休んだのに、朝がしんどい方へ
「なんで、こんなことができないんだろう」
前はできていたことに、手が伸びない。
メールを一通返すのに、午前中いっぱいかかってしまう日がありますよね。
そんな気分を変えようと、週末に予定を入れず、早く眠り、旅行にも行った。
それなのに月曜の朝、身体はまた重い……。
あなたにも、休んだはずなのに戻らない、という日はありませんか?
休みを増やしても、戻らないことがあります
まず、あなたはもう十分に休もうとしています。
早く寝る。予定を減らす。何もしない日を作る。すすめられたことは、ほとんど試したはずです。
それでも戻らないとき、足りないのは休みの量ではないのかもしれません。
たとえば、こんな日を過ごしていませんか?
早く眠れた→朝から会議。
週末に休めた→月曜の受信箱は満杯。
旅行にも行けた→帰った翌日から元どおり。
休養そのものは、たしかに取れています。
ただ、休んだあとの時間が、全部ほかの誰かの予定で埋まっている状態です。
これが続くと、体力は戻っているのに意欲だけが戻りません。
どうやら「意欲」というものは、「自分で決めた」という感覚から、そのつど生えてくるもので、燃料のように溜めておけるものではないようです。
だから予定表に自分の決めた時間が一つもない日は、どれだけ眠っても朝がしんどいのです。
問題は体力の量ではなく、時間の置き場所。
ここが、休んでも戻らない人と、一晩で戻る人の分かれ目になります。
タロットの「隠者」が持っているもの
タロットに「隠者」という一枚があります。
解釈本などに並ぶのは、内省・静寂・内なる導きといった言葉です。
逆位置では、内省の欠如や迷いを表すとされています。
ランタンを掲げた人物の絵柄から、「一人になりなさい」というカードだと読まれることが多い一枚です。
でも私は、少し違うところを見ています。
隠者が持っているのは孤独などではなく、真の自由であり、外から決められていない時間です。
何時に灯りを点けるか。どこまで進んだら手を止めるか。
それを外から決められていません。だから、その人は消耗しないのだと思っています。
やる気が出ないとき、私たちは燃料を探しにいきます。
栄養ドリンク、朝活、休養法。どれも悪くありません。
では、足りないものが燃料でないとしたら?
今度は燃料を絶やさないことに注力し始めて、足すほど焦りが増えていきます。
一日でいちばん動ける時間に、何が入っていますか?
この記事があなたに渡せるのは、答えではなく問いのほうです。
問い①
「あなたが一日でいちばんよく動けるのは、何時ごろですか?」
そして、もうひとつ。
問い②
「その時間に今、どんな予定が入っていますか?」
思い出すだけでかまいません。メモも要りません。
朝の9時から11時がいちばん進む、という人がいます。
夜の21時を過ぎてからやっと頭が動く、という人もいます。
そこに定例会議が毎週入っているなら、あなたはいちばん強い時間を、毎週差し出していることになります。
もちろん、明日から会議を動かせる人ばかりではありません。
ただ、どこを差し出しているのかを知っているなら、疲れ方は変わります。
知らないまま消耗するのとは、別の疲れになります。
よくあることですが、自分の答えを探しにいくと、他人の正解が増えていきます。
朝型がいい、睡眠は7時間、休日は予定を入れない…。
集めるほどに、自分がいつ動ける人なのかが薄れていきます。
あなたのリズムは、あなたの中にしか記録がありません。
今週、15分だけでかまいません。
いちばん動ける時間の先頭を、自分で決めたことに使ってみませんか?
うまく使えなくても大丈夫です。
その15分に何を入れたかったのかが分かれば、それが今のあなたのリズムの記録になります。
★ 新しい地図を週1で開いていきます。更新はお気に入り登録で受け取れます。
【もう一歩、自分を整理したい方へ】
この記事は「問い」を一つ渡すところまでです。
"あなた自身の3枚"で今の景色を映してみたい方は、白うさぎの鑑定をどうぞ。
休むか進むかを決めたい段階なら、赤の女王がいちばん近い一枚です。
▸ 絵と読み解きを手元に残す(白うさぎ|1,500円)
▸ 転機を一緒に橋渡し(赤の女王|3,500円)
▸ まずは最小の一歩(青い芋虫|500円・テキスト3枚引き)
▸ 物語で深く(虹のかなた|7,000円)