一日中動いていたのに、タスクリストが減らない方へ。
「あれ、今日は何をしていたんだろう……」
夕方にリストを開いて、消えた行が一つもないと気づく日があります。
朝から手は止まっていません。
メールを返して、確認を投げる。
席を立って、また戻る。
それなのに……
上から下まで、昨日と同じ並びのままですよね。
あなたにも、動き続けた日ほどタスクが減らない、ということはありませんか?
減らない日ほど、あなたは手を動かしています
消えた行が一つも無い日でも、あなたの手は一日じゅう動いています。
実際に片付いた仕事も、いくつかはあります。
残るのは、終わらなかったもの。
そして残った行をよく見ると、こんな形をしていませんか?
見積もりを出した→返事はまだ。
相談を上げた→判断はまだ。
依頼を渡した→着手はまだ。
どれも、あなたの手はもう離れています。
人に渡した仕事や、返事を待っている仕事があるほど、この行は増えていきます。
けれどリストの中では、まだ何も始めていない仕事と、まったく同じ顔で1行を占めています。
完了した行は消えていきます。
動いている最中の行は、音は立てませんが、それでも進んでいます。
結果として、誰かのアクション待ちの止まったままの行だけが毎日ずっと、目の前に残ります。
だから毎朝ひらくたびに、自分だけが進んでいないように映ってしまうのです。
毎日それが重なると、止まっている行にばかり目が行って、動かせる行のほうが後回しになります。
「運命の輪」が見せているのは、いま手が届く場所です
タロットに「運命の輪」という一枚があります。
幸運・変化・チャンスといった言葉が解釈本などに並んでいます。
逆位置では、好機を取り逃すことや、タイミングが合わないことを表すとされています。流れに乗れているかどうかを見るカードだと読まれることが多い一枚です。
この輪については、善でも悪でもなく、ただ回るものだという読み方もあります。
ですから私は、流れに乗れたかどうかよりも、輪のどこが自分の側に来ているかを見ています。
つまりこの一枚が扱っているのは、良し悪しよりも、今手が届く場所のようです。
両手を使っても、輪の全部に同時に触れることはできません。
こちらへ回ってきた部分、そして私たちが手を伸ばそうと動いた瞬間にだけ、手が届きます。
一日の仕事も、同じ形をしています。
今日あなたが動かせるものと、来週にならないと動かせないものが重なって、まるで同じ1枚の紙に書かれているように見えるだけです。
つまり夕方に疲れが残るのは、段取りの問題というより、まだ回ってきていない場所を一日じゅう見ていたからです。
数えられるのは、今日の手番だけです
今使っているリストを、そのまま開いてみてください。
数えるのは、次の一手をあなた自身が動かせるものだけです。
返事待ち・判断待ち・先方の都合で決まるものは、今日は数に入れません。
ただし催促すると決めた日は、それがあなたの一手ですから、数に入ります。
お渡しするのは、この一問だけです。
今日「あなたが動かすもの」になっているものは、いくつありますか?
数えてみると、思っていたより少ない数になりませんでしたか?
これは仕事が減ったという意味ではなく、今日の輪が来ている場所が、そこだという意味です。
リストの全部が「今日動かすもの」という日もあります。
そんな日は、数えた順に上から手をつけて、頑張る日です。
数えた分が、今日のあなたの持ち場です。
残りは、まだ相手の側で動いている途中です。
時々、何週間たっても手番が回ってこない行もありますが、「促す日」を決めてしまえばいいだけです。
今日のあなたの仕事は、回ってきた分に全力を注ぐことだけです。
(動けない理由が迷いのときは、こちらの記事に書いています)
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【もう一歩、自分を整理したい方へ】
この記事は「問い」を一つ渡すところまでです。
数えても、促しても、何週間も手番が回ってこないままの1行があります。
そこで要るのは、待ち方の工夫よりも、その1行を自分がどうしたいのかを先に見ることかもしれません。
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