こんにちは。「ホームページの保健室」です。
小さなお店や個人事業の方のホームページを、かかりつけのように診ている者です。
「何年も前に作ったホームページが、そろそろ古くなってきた気がする」。こうしたご相談も、よくいただきます。
そこで迷うのが、一部を手直しすれば足りるのか、思い切って作り直したほうがいいのか、という判断です。手直しで済むなら費用も期間も抑えられますし、逆に土台が傷んでいるのに手直しを重ねると、あとから遠回りになることもあります。
今回は、その見きわめの目安をお話しします。
【まず見るのは「見た目」より「土台」】
作り直しを考えるきっかけは、たいてい見た目です。「デザインが古い」「今風ではない」。
けれども、判断のうえで先に見ていただきたいのは、見た目より土台のほうです。
ここで言う土台とは、そのホームページがどんな仕組みで作られていて、今も更新できる状態にあるか、ということです。
たとえば、スマホでの表示にそもそも対応していない。管理画面に入るための情報が分からない。作ってくれた方と連絡がつかない。土台の仕組みが何年も更新されていない。
こうした状態では、見た目だけを直そうとしても、手を入れられる範囲がかぎられてしまいます。
見た目は化粧のようなもので、あとからいくらでも変えられます。土台は建物の骨組みに近く、傷んでいると、上に何を重ねても長持ちしません。
【手直しで足りることが多いケース】
次のような場合は、部分的な手直しで良くなることが多いです。
・スマホで開いても、崩れずに読める
・管理画面に入れて、文字や写真を差し替えられる
・作った時期が比較的新しく、土台の仕組みも動いている
・不満の中身が「写真が古い」「言い足りない」「問い合わせ先が分かりにくい」といった話
このタイプは、写真の入れ替えと文章の書き直し、それにお問い合わせまでの道筋を整えるだけで、印象がずいぶん変わります。全部を一度に作り直さなくても、よく見られているページから順に手を入れていく進め方ができます。
【作り直したほうが早いケース】
一方、次のような場合は、作り直しを検討したほうが、結果として早く安くつくことがあります。
・スマホで見ると文字が小さく、拡大しないと読めない
・自分では一文字も直せず、頼める相手もいない
・お店の業態や、来てほしいお客さまが当時と変わっている
・お店の名前で検索しても、ホームページが見つからない
見落とされがちなのが、3つめです。ホームページはお店の今を映すものですから、扱う商品やお客さま層が変わったのであれば、器のほうも作り直すのが素直です。古い設計のまま情報を足していくと、継ぎ足しの分かりにくいページになりやすいのです。
【迷ったときの、簡単な目安】
判断がつかないときは、この2つを確かめてみてください。
・自分のスマホで開いて、拡大せずに読めるか
・営業時間の1行を、自分(または頼める人)で直せるか
どちらもできるなら、まずは手直しから。どちらもできないなら、作り直しを含めて相談する時期かもしれません。片方だけできる場合は、その中間だとお考えください。
人の体と同じで、どこを治すかを決める前に、まず今の状態を診てもらうのが近道です。見積もりを取る前に「うちの場合は手直しで足りますか」とひとこと聞いてみるだけでも、話はずいぶん前に進みます。
【おわりに】
まとめると、こういうことです。
・判断は見た目より、土台(今も更新できる状態か)から
・スマホで読めて、自分で直せるなら、手直しで足りることが多い
・読めない・直せない・お店が変わったなら、作り直しも視野に
古くなったホームページは、恥ずかしいものではありません。それだけ長くお店を続けてこられた証でもあります。
当店「ホームページの保健室」でも、今のホームページを見せていただいたうえでのご相談から、作り直し、公開後の毎月のお世話まで、小さなお店向けのサービスをご用意しています。気になる方は、プロフィールのサービス一覧をのぞいてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたのお店のホームページが、これからも長く元気に働いてくれますように。