こんにちは。「ホームページの保健室」です。
小さなお店や個人事業の方のホームページを、かかりつけのように診ている者です。
「ホームページを作りたい気持ちはある。でも、頼んだあとのことを考えると、なかなか一歩が踏み出せない」。ご相談の入口で、こうした声をよくいただきます。
初めての外注は、分からないことばかりで不安になって当然です。今回は、依頼をためらう理由になりやすい3つの不安に、正直にお答えしていきます。あくまで一般的な考え方として読んでいただき、細かい条件は依頼先ごとに確認していただくのがおすすめです。
【Q1. あとから費用がどんどん増えたりしませんか?】
いちばん多い不安が、これかもしれません。「最初は安く見えても、追加、追加で結局高くつくのでは」という心配です。
大事なのは、最初の見積もりの段階で、どこまでが料金に含まれ、どこからが追加になるのかを、はっきりさせておくことです。
たとえば「ページ数はいくつまでか」「写真の加工は含まれるか」「公開後の修正は何回まで無料か」。このあたりを最初に文章で残しておけば、あとから「これは別料金でした」と食い違うことが起きにくくなります。
ですから、依頼先を選ぶときは、見積もりの内訳をていねいに説明してくれるかどうかを見てみてください。
「一式」とだけ書かれた見積もりより、何にいくらかかるのかを分けて示してくれる相手のほうが、あとから驚かされる心配は少なくなります。追加費用そのものが悪いのではなく、事前に分かっているかどうかが安心の分かれ目です。
【Q2. 作っている途中で「やっぱりこうしたい」と変えられますか?】
「一度お願いしたら、もう変更をお願いしづらいのでは」。まじめな方ほど、こう遠慮してしまいがちです。
結論から言うと、途中での変更や相談は、してもらってかまわないものです。むしろ、作り手にとってもありがたいことが多いのです。
ホームページ作りは、実際に形が見えてきて初めて「思っていたのと少し違う」と気づくことがよくあります。色の雰囲気、写真の並び、言葉の言い回し。こうした「見てから分かること」は、途中で伝えていただくほうが、良い仕上がりに近づきます。
ただし、ひとつだけ心にとめておくと安心なことがあります。
全体の骨組みが出来上がったあとで、作り全体をひっくり返すような大きな変更をすると、作り直しの手間から追加の費用や日数がかかる場合があります。
ですので、色や文章といった細かな希望は気軽に、「全体の方向性を変えたい」という大きな相談はなるべく早めに。この使い分けを覚えておくと、変更のやりとりで気をつかいすぎずにすみます。
【Q3. 納品されたあとは、放り出されてしまいませんか?】
「作ってもらったはいいけれど、そのあと文字ひとつ直せずに困るのでは」。パソコンが苦手な方ほど、ここが不安になります。
これは依頼先によって対応が大きく分かれるところなので、契約する前に必ず確かめておきたい点です。
「作って納品したら終わり」という進め方もあれば、公開後の小さな修正や毎月のお世話まで続けて任せられる進め方もあります。どちらが良い悪いではなく、ご自身が自分で更新できそうかどうかで選ぶのがよいと思います。
自分で触る自信がない方は、「営業時間が変わったとき、誰にお願いすればいいですか」「公開後の修正はどこまで見てもらえますか」と、契約前にひとこと聞いてみてください。
その答え方で、その相手が納品後も付き合ってくれるのかどうかが、よく見えてきます。
【おわりに】
まとめると、依頼前に確かめておくと安心なのは、次の3つです。
・見積もりの内訳と、追加になる範囲を最初にはっきりさせる
・細かな変更は気軽に、大きな方向転換はなるべく早めに伝える
・納品後の修正やお世話を、誰がどこまで見てくれるかを契約前に聞く
不安の多くは、「聞いてよいか分からないこと」を、最初にひとつずつ言葉にしておくだけで、ずいぶん軽くなります。
当店「ホームページの保健室」でも、こうした費用や進め方のご相談から、公開後のお世話まで含めた、小さなお店向けのホームページ制作サービスをご用意しています。気になる方は、プロフィールのサービス一覧をのぞいてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたのはじめの一歩が、安心できるものになりますように。