ロリ伝
第1話 生きること
ロリ伝とはロリコンの男たちが互いのロリを掲げてトップへ入賞するためのマラソン大会
・・駅伝、のようなもの?
第一箱根駅伝 ランナーはスタート位置に立ってください!!!
ふーっ今年も1位目指させてもらうぜ、オタクたち!!!
俺は中林凛(なかばやしりん)
今年の第一ランナーは俺で決まり、この日の為に準備してきた・・・
パァン!!!
癇癪、スターターピストルが鳴る!
いきなり飛び出していったぁぁぁ!!!!ええーーー!!!!なんだあいつ持たねぇだろ
ついていくしかねぇ!
くそ計画外だぜ、こんなんぜってーバテるし、これはもはやトリックなのでは・・
チームで悪だくみしてて他のランナーをバテさせるためのトリック・・いや
考えすぎか
我氏はぁーーー一位取って好きなロリっ子と夢を果たせるであ~る!!!
なんだ!?急になにか言い始めたぞ!?
貴殿はなにでありますかー!!・・・そんなの食事と性欲だよ
つまらないでありますなぁ!!!夢がない
お前が言うな偉そうにはぁはぁ大体お前ペース配分おかしいだろ
このペースについてこられないような雑種くんたちはここらで一掃されるであります!
えーーなんか横から割り込んできたぁ!
寝言は寝てから言えレジスターンス
おまえら体力おかしいだろ!!!水、
残り・・31KM
おまえらについていくのはやめて俺は元のペースに戻るぜ?
おうなんてことだもはや諦めたであ~るか!!?!
その持久で持つはずがねぇ、俺は一足先に降りさせてもらうぜ
なら我氏たちは先を目指すぜ
5分後・・ハァ 10分後見えてきたッ!!15分後 なんだやっぱり口だけじゃないか
やっぱり単なる道化かなにかか、
オタクくんたち、やっぱり俺には叶わないか?
ペースを落として回復を臨んだであります
な、なんと小生も同じことを考えていたであります
どうせはったりだろう今期は俺がいただくぜ、と順を抜いていく
くっ
くそぉ―――!!!ナマイキな猿がぁぁぁ足が動かないであります!!!
ハハッそこで見てろ!
なぁんちゃってであ~る
は!?
またスピードを上げ始める
こいつら尋常じゃねぇ人間離れしてやがる!
我氏将来は幸せな家庭暮らしを臨んでいるであります
また、始まった
小生も同意でありますロリコンでよかったロリコンに生まれて良かった・・
皆どのいくでありますよ!!せーーーのダッシュ!!!!!
あとちょっとなのに・・あとちょっとで届きそうなんだ・・今までの退屈な日々
トレーニング・・あとちょっとで届きそうなんだぁァァァ!!!しあわせな家庭暮らし
!!!道元坂のうまいラーメン、俺は!ラーメン娘が好きだぁぁ!!!
な、なんとラーメン娘が好きでありますか
あと1km本気でいくぜーーーうぉぉぉ届いた!!一位!!!
悔しかったであります
おまえらなんのトリックもなしに大したもんだぜ
小生も悔しいであります
でも2位3位は小生たちのもの
また走ろうぜ!
第2話 休息
一位入賞1000万円
まずは道元坂へラーメン食べ行こう
そのあとはMuazonで食費の買い込み
あとは見たかったテレビの回線接続
実際使うところなんてあまりないんだよなぁ
あとは適当に数万円寄付してお母さんに少しあげるか
親孝行もできるときはしておいたほうがいいよな
あとは・・欲しかったルームランナー買ってコーヒー豆買って
これでよしっと
7月初夏
あーあつい、うちエアコンないんだよねぇ
よし!こんな日は扇風機つけてバリーズ・プートキャンプでもやって銭湯でもいくか!
ふぅいい汗かいたなぁ
じゃ銭湯でも行ってサウナ浴びるか!夏だからテンションもおかしいんだよな
んんぅ?おやおやまたお会いしましたね
お、おまえは・・駅伝のときの!!スーパーダッシュロリコンテイマー
違うがな
なんか違う、
OFFのときはいつもこうですよ
てっきり秋葉原辺りにしか出没しないと思っていたのだけど
いやね、暑い日はあつい場所にいるべきであると神様の教えだと思うんですよ
は?何言ってんだよ暑い日は楽しいエアロビとラーメンだろ!?
行きます?
どこに?秋葉?
道元坂にある2宮へ
お、いいな2宮か
とりあえずサウナ浴びたらな
いや、でも叫びながらよく走れるよと関心するよ
いかなるときも強くあり続けないといけないと神々の教えでありますよ
へぇ~
あれもペースダウンしたように見せてなんかのトリックだったの?
秘密です
はははははと談笑したあと
やっぱりコーヒー牛乳!
フルーツオレです
はぁ?コーヒー牛乳だろ!?
でさ次の秋葉駅伝なんだけど
もちろん出ますよ
ズルズルズルズ――――
沁みるぅー運動の後と銭湯後のラーメンは格別だ!
これもなにかの縁だ良かったらLINEでも交換する?
いいですよ、また駅伝の話しでもしましょう
俺はこのあとラーメン食べに新宿行くけど
私は・・・秋葉原へ現地調査へ
そか、じゃあここでお別れだな!また誘ってくれればいつでも行くぜ!
名前は何て言うん?
作之助であります!
俺は・・・
とここで二人は別れて別行動を取ることになる
なんか久々に人と会って楽しく談笑して、そういう日もあるんだなぁと新宿で
いつものようにラーメンを貪っていた
そこに、可愛い女の子が塩ラーメンを注文していた
同じものを食べているなと思っていると目があった
「なに?」
いや別に、同じもの注文していると思って
「へんたい」
はぁ?なんでそうなるんだよ
「払え」
は?俺もう出るわ
「払わなかったら警察呼ぶ」
はいはい、ませっかくだからつけといてやるよ
「あんぽんたん、あんぽんたんこの前おまえの駅伝テレビで見てた、面白い友達になって」
あんぽんたんじゃない、あんぽんたんてなんだ
「一位だからラーメン毎日払えよ」
はいはい寝言は寝てから言って
「またおまえの駅伝見る、楽しみ」
じゃあな
「マテおまえについてく」
銀座、渋谷、道元坂、おまえの行く場所は全て明記している
このストーカーめ
「ラーメン食べたい」
おまえお母さんいないのか?
「いない」
結局こんなところまでついて来ていたのだった・・
その日からソラノと言う女の子と一緒に住むことになっていた
第3話 秋葉駅伝
ソラノーどうする?会場来るか?
いい、ここで見るの
あほ、現地で見たくなるのが道理じゃないか
あついからいやだ
あ、そうそうこんどエアコンつけてやるからなぁ
「頼んだぞ主人」
はいはい、主人ねー
なんだまた来やがったデスカ
凛キタであ~るか
また話し方戻ってるなぁ
今期も全力で立ち会うでござる
変なのも増えてるなぁ
我ら4人揃って焔力丸!
はいはい、また全力ダッシュか?今回は俺も相当鍛えて来たんだぜ
あつすぎて無理であります、あれは涼しかったから走れたのであります
そういうことか
そして1時間からスタートした、いつもの連中が後ろであつそうに走っていた
作之助と並んで1位へ躍り出ていた
凛、ペース落ちないな、我氏のロリコン魂しかと焼き付けるであ~る
うぉぉぉ行くぜライトニングアワー
スーパーダッシュを決めて一気に会場を沸かせる
アホだ・・あんなん続くはずもねぇ
でも、俺も肉厚ジューシーダァァッシュ!!!
凛も来たな!
お前に負けるわけにはいかないからな
ここからは登りのインファイトになる二人とも足にきていた
このままだと後ろに呑まれる
作之助も調査していたから知っていたはず、やはりなにかあると、水が置かれていた休息所
にて水の補給をする作之助一気に前へ
こういうこと!?水だけで回復なのか、俺もバリーズまいんち2回はやってたし、ソラノ
が変な顔して見てたなぁ・・と危ない立ち眩みが来そうで自分も水を
取って作之助を追いかける
でも、あつさにやられすぎて段々後ろへと呑まれていく
ソラノ「主人・・
このままだとまずい、ちゃんとなにか対策しておけばこうはならなかったはず
でも・・ソラノが見てる・・情けない姿は見せられない、足にも来ていない、残り12KM
うぉぉぉぉぉ!!!!!!
一気に2位まで走り抜けるそのまま1位抜かしてアホ面下げて
ソラノ「めんたいこみたい」
ゴールイン!!!
ありえないことが二度も起きた晩年最下位のこの俺が、ここまで来て駅伝2連勝
もう苦しすぎて苦しすぎて何度も続けたくない思いを胸に精一杯の努力とそれを
掲げて喜んでいた
第4話 ソラノ
「あつい・・・蝉が鳴いている」
お母さん、お父さんどこ?
もう何日も続いていたお母さんとお父さんがいなくなって水もガスも止まっていた
貯金がいくらか残っていてそれで凌いでいたがいずれなくなっていた
何日も無銭飲食をしていた
と、その時ラーメン屋で凛の駅伝が放送されていて本人が横で食べているのがおかしすぎて、話しかけていた
そのあとはなぜかついて行って一緒に暮らしていた
ソラ・・ノ?急にソラノがいなくなっていたのに気づいたのが午前12時だった
なんだよアイツ、デートか?俺に内緒でデートにでも行ったのか
そして夜18時に帰ってきて、なにしてんだよ心配したぞ
「大丈夫、カネない、行くとこない」全く心配したぞガシガシと頭を掴んでやった
ご飯食べ行くか?
「お腹空いた」
今日はハンバーグでいいな
二人は新宿へ外食へ行くのであった
第5話 勝ち組と負け組
この世には人生でうまくいきまくるタイプの勝ち組とその真逆な負け組がいる
負け組に生まれると破産借金、なにをやってもダメで成功もしないが
勝ち組に生まれると何をやっても成功する、もちろん勉強も仕事も然り
俺は学歴不問のスポーツ選手として成功し始めたのがソラノに会う少し前、
体力にだけは自信があり、それを生かす競技へなんども参加、
1位入賞2回で暮らしには当面困らないであろう、スポンサー契約も果たしている
俺も前までは負け組で、何度も駅伝で負け続けていたがロリコンたちに負けたくない
思いでなんとか立ち上がって限界を2度も越えてこれがZone?なのかなぁとか
意味わからないことにふけっていた
特に趣味もなく休日はなにもすることがなくて1パチしたりソラノとお出かけしたりしていた、とくにソラノといると会話が楽しすぎて一日を忘れることが多い
学校へは行っていなかった、手続きが必要で養子にしていいのか迷っていた
迷った理由は自分にその資格がちゃんとあるのかとかそんな程度のことだった
でも学校へは行かなくてもソラノを養子にすることにはなんの抵抗もなかった
ちゃんと家族だと思えたからだ
そしてソラノへ遊びに行こうと誘い面倒な手続きを済ませに行った
ソラノはずっとうつむいていた
ソラノ・・なにか欲しいものある?
「なにも・・いらない・・」
ずっと気になっていたソラノが音楽番組に夢中になっているのに
多分あれが欲しいんじゃないかと・・電子オルガンだ
いくらするんだろ120万・・!
まぁな、ははそれくらいはするよなぁ楽器だし
でもなぁ子供には夢見せるのが男だろ?お金はあるにはある、だがこれは最低限の
暮らしの為にとっておくべきお金なのだ、自分に言い訳はしたくないし、よし!
迷わず購入
ソラノーーー?
「なに?欲求不満?」
は?なにいってんだおまえは・・
これを見たまえ
「大きい箱」
こほん、中を開けてみたまえ
「・・・」
(回想Aずっとこれが欲しかったのーパパだいすきー)
回想B「楽器・・?別にこんなの興味ない」
・・・・え?
ソラノ「でもせっかくだし弾いてあげないとかわいそう凛は楽器できるわけないし」
もういいもらってくれもらってくれ
ソラノ「ハイハイ」
じゃ凛は午後のトレーニングあるからこれで
ソラノ「・・嬉しい」
第6話 地下鉄事件
急な話し地下鉄で電車が脱線して生き埋めになっていたとニュースで報道されていた、ソラノがその電車に乗っていた可能性があり、携帯電話で電話をして確認しようとして、携帯を持たせいていないことに気づく、なんてことだ、持たせていれば
・・・いや圏外で繋がらないかもしれない・・・いつもなら18時までには帰って
来るものの、18時になっても帰って来ない、まさか事故に巻き込まれて・・・
心配で仕方なかったがなにもできないのでせめてなにかできないかとカレーを仕込んだり、アニメのDVDを買ってあげたりした・・・そして救助が始まったらしく
それから何時間かして見つかった人たちの名前があがってきた、でもそこにソラノ
の名前はなかった・・・俺は深く溜息をついてからコーヒーを飲んで外へ探しに
出かけると、道元坂の方でラーメンをすすってる銀髪の髪の長い女の子を見つけた
なんだ、ここにいたのか・・遅いから、ちょっと心配したぞ
「さっき転んで足が痛かったの」
そっかごめんなにもできなくて、俺はな地下鉄脱線事件に巻き込まれたのかと
心配したんだぞ
「なんそれ」
今度何かあったときの為に明日携帯電話買いに行こうな
「監禁?」
はぁ?なにを言ってるんだ、ほら、行くぞ
第7話 携帯電話
フンフンフン~フンフン~タラ~ラ~
お、なんだこれは電子オルガンか!ソラノ!ついに電子オルガン弾けるようになったのか、意外と才能あるな
「こんなの簡単ドレミファソラシドの音階に分かれてるだけだからそれさえわかればなんとかなる」
そうか!今度音楽教室とか行ってみるか?
「・・・いい、一人がいい」
なんだ、一人がいいなんてどこかの外国の頭の堅い音楽家みたいだな
「なんだと、じゃあ弾いて」
おれか?おれができるのはマラソンだけだ!
「あと、料理も上手」
料理はあれだ手順を覚えればいいんだよ
「ラーメンつくれよ」
ラーメンは道元坂とか行けば売ってるだろ
なにか楽譜買ってあげないとな
「音符読めない、参考書はいい、自由がいい」
そっか、そういうならそれでいいか
「うん」
ソラノ、今日は携帯電話買いに行くぞ
「・・・いい、いらない」
そう言われてもな、なにかあったときに困るからさ
「監禁?」
はぁ?お前バカなこと言ってないで早く身支度済ませなさい
「しょうがないな買ってあげるよ」
いや、買うのは俺
電気街にやってきた、俺も詳しくないからてか今時珍しく俺も持ってないんだよなぁ
ソラノはなにがいい?
「うーんなんでもいい」
なんでもいいか・・でもせっかくだし設備良いの買ってあげるか
と、そこへ妹様でありますか?
作之助と出会う、作之助ー!なにしてんのこんなとこで
「電気街は我氏のアットホームでありますぞ」
そうなのか、じゃあこの辺で、
「ちょ待つであります、せっかく出会えたのも何かの縁、少しお茶をしていきたいであります」
えー俺達これから忙しいんだけど
「まぁまぁ」
「だれ?ともだち?」
ほらこの前第二レーンを一緒に走っていた・・・
「ロリコン?」
そうそうロリコンの作之助だよ!
「アホがいっぱいいる」
こらこら、作之助は携帯持ってるの?
「ありますぞ」
これから俺達携帯電話買いに行くんだけど良かったら詳しそうだし選んでくれない?
「やっぱり回線スピードが速いものがいいかとネットで動画とか見る時に有利かと」
なるほど、じゃあEUにしとくか
よし!じゃあ作之助も友達リストに入れるぞ!ソラノも登録しておこうな!
「・・・」
そういえば作之助、次の未来杯の駅伝レース出る?
「推しの人気ネットアイドルのライブチケットを買ったので見に行こうかと」
そうか!なら次のレースは1位簡単に取れそうだな
「なにを、他のロリの人たちを連れてくればいいかと」
汚いぞ!作之助おまえ選抜しろよ
「そう言われても推しのライブが始まるでありますよ」
そっかならいいか仕方ないよなぁソラノ、渋谷でラーメン食べて帰るか・・
「渋谷・・行ったことない・・」
秘伝カニスープのバリバリEXラーメン、なんだこれは、渋谷っぽいな
ソラノこれにすれば・・ププ
「絶対いやだ・・」
「じゃあ我氏はこのザックリチャーシューラーメンにするであります」
作之助もなんか言いながら一緒に渋谷でラーメンを食べることに・・
3人「沁みるぅーーー」
「やっぱりラーメンは天下無双であります」
そうだな、故郷の味だぜ
第8話 鳩社神社
ポッポ―、ポポ、ポッポー
ソラノー鳩がいっぱいいるなー
「鳩だらけ・・」
エサやるといっぱい集まってくるな・・
「たのしい・・」
「ムキ、ムキ、ムキ、ムキ筋肉は全てを凌駕し委ねる」
ん?なんだ背後に大男に立たれている気が・・
「凛、危ない」
ヒョイっと体を掴まれた
「お前が中林凛だな・・見つけたぞ、俺が次の未来杯のランナー龍太郎だ、このまま簡単になんども勝てるとは思わないことだ」
くっは、離せバカタンポン
「おっとそーりー日本にはなれていなくてな」
名前龍太郎なのに外国人かよ
「あー鳩が逃げていくー」
そんなにムキムキで走れるわけないだろ
「それはどうかな、楽しみにしているぞ凛」
あーなんか水差していきましたねー空気読めよ今日は癒されに来てるんだからさ
「凛、鳩ポッポ逃げてった」
あーはいはいエサねエサ買いましょうエサを
「凛、さっきの人、強そう、なにかある」
だろうな、なにかなければあんなに自信ないだろ、逆になにもないと助かるのだけど
「凛、エサがない」
はいはい、エサね
「ポポー」
鳩がソラノの体にいっぱい集まっていった
こんな楽しい日々がずっと続けばいいのに、と思っていた
第9話未来杯
ランナー!整列してーパァン!スターターピストルが鳴った!
今日は作之助いないんだったなぁ今日は地道に追い上げていくか、スロースタートでいいかな、昨日のムキムキの外国人もいるがこっちに寄ってきた、
「いいのか凛こんなにゆっくりなペースで走ってて俺は前へ出るぞ」
と5km走ったところで、ギアチェンジ、俺の走行のペースにはギアが6、7段階あって、大体5km走るごとにギアチェンジして走るペースを上げることが可能
そうして走っていると15km付近で龍太郎と立ち会った
「なんだ、やっぱりお前走れるな、でもこっちもなにもないわけではないマッスルダッシュ!」というと前の奴を何人も抜いていき一気に前列へ躍り出た
ありえないもうギアを4回もあげてるのにさらに早く前へ加速していった
あの筋肉は飾りじゃないのか!?
おれも後2,3回ギアを残していた、あと2回は上げられるがもう残り7KM
躊躇してられない一気にギアを上げるしかないそこで横から「そんな余裕でいいのか?」
と言われあのマッスルダッシュをどうにかしないと勝ち目がないあわよくば2位
別に1位なんて取に行く必要はないいつも最低3位狙い、スポンサーもいる
でも、俺には見ていてくれる家族がいるから・・前とは違う、この感覚、ドクン
ドクンと胸が打つ感覚、俺はギアをここで3回上げる!!!限界を超えろ―――!
そこでありえないことが起こった周りが溶け込んで止まって見えて、気づいたら
1位へと―――
「凛やっぱりおまえはつぇぇよマッスルダッシュを超えるほどのスプリントだった」
ムキ郎も結構やばかったぜ?
「ムキ郎じゃない龍太郎だ」
二人は笑い合って腕をがっちり合わせてお互いを認めていた
「次はこうは行かないからな凛」
俺ももっとレベルをあげるよ
とソラノがタオルと水を持って駆け寄ってきていた
「乙だった凛うるうるしちゃった」
なんだよソラノらしくないじゃないか
「凛が初めからペースを段々上げて行って最後の方でミドルな短距離ダッシュを決めまくっててカッコよかった」
ガシガシとソラノの頭を掴んでいた
「やめて」とそこで立ち眩みがしてその場で膝をついた
やっぱりこのスプリントでは体に負担がくるな、俺は何もなかったかのように
ソラノへ帰りは銀座でラーメンを味わおう勝利祝いって言っておいた
「銀座になんて着ていく服がない」
なんでもいいんじゃないか?
「でも一応女の子だし」
わぁったよなんか俺も服買って一旦帰るか
ソラノすごい知的だな・・
「そう・・?」
ソラノは白のワンピースを着ていた
もう9月だしな俺も簡単にシックに済ませた
10話ケンカ
「もう付き合ってらんない、なんなのよ」
もう5年前の話しだ、仲の良い女の友達がいたんだが
何故だか思い出せない、何が原因だったのか、最後に
言われたのが、デリカシーのない奴とは付き合いきれない、だった
そして急に家の電話がなった
「もしもし・・凛?」
俺はあんぐりしていた
「凛、ごめん最近の活躍見てて私がちょっと言い過ぎたって反省してる、だから
私と付き合って」
電話で告白された、でも自分が変わった姿にしか興味ない奴なんてごめんなので
それはまた改めるよと冷たく返していたそして、
「デリカシーのないところは相変わらず昔と変わらないのね」
と言われ腹が立ってああそうだよと言うと
家の前に立たれていて
気になってドアを開けると
前からずっと変わらないあなたが好きだったっと泣きつかれた
俺も本当の気持ちを知ると黙っていられなくなって、俺の勘違いだった・・でも俺には大事な家族がいるから、と言うと
「だれ?」と気に掛けてきたのでソラノが出て来て
こんのロリコンがぁ!!!とぶってきたので
違う、俺はロリコンじゃなぁい!と軽く説明をすると
「なんだそういうことかお姉ちゃん勘違いしてたねごめんねソラノちゃん」
「ビッチは嫌い」
んかーーっと怒るルナを止めた
そしてそれからは3人で良く遊んでいた
11話 親友からの電話
「よう、親友ダチの恭介だぜ?」
なんだお前か金なら貸さないぞ
「違う違う最近のお前の活躍聞いてさ、ちょっと気になって」
まぁな最近は連れ子もできて人生上手く行きはじめたところだよ
「俺も道場継ぐことに決めたんだぜ、だからたまには顔出せよ」
はぁ?嫌だよ俺トレーニングしないといけないし、これから勝ってく為にはそれ相応の努力がいるんだよ、怠けてられるか
「ルナと会ったんだって?ルナとは遊んで親友の俺とはポジかよ(泣)」
はいはいわぁったわぁった今度ソラノも連れてくから3人で会おう
「ソラノ?誰?」
大事な家族
「ま、凛がそういうなら昔からそういうところがあるのは知ってるし」
そうだよ、そして3人で会ってゲームセンターで遊んだ
下手だなぁUFキャッチャー
貸せよこうやってやるんだよ
「いや、言ってるキミもなかなか下手だよねぇ」
いつまでやってるんだよ、次は対戦ゲームしようぜ、トレーニングしなくちゃいけないのに・・
「いいぜ対戦ゲームか」
10勝10敗
勝負つかないな
「お前とはいつも道着で闘っていたのだがなにやっても決着つかなかった」
そうだな、だから二人で俺達親友って認め合ってたっけ
「いつか勝つよと言ってても遂におまえには追い抜かれてったんだよなぁ最近」
お前は家継いだんだろ?
「3連優勝おめでとういつも見てたぜ、苦しい時も一緒にいられないけどな、これからは家族の為か、なにかを守るための闘い・・・男らしいな・・・」
なんだよ、らしくない
「俺もそろそろ帰るよ頑張ってなこれから」
わかったお前も頑張れ、ソラノ・・帰るぞ
「待って、このゲーム面白い」
3人で思い出にプリクラを撮った
12話卑屈のギターソン
10冠チャンプギターソン世界で何度もトロフィーを獲得してきた
チャンプが日本へやってくる、そう最近話題沸騰中の中林凛の元へ
2026年4月大空杯に向けてトレーニング中の凛の元へ一通の手紙が
送られる、中林凛貴方を私のパーティーに招待する、と
ソラノと二人で招待され、なんのことか、よくわからない足取りで
そのパーティーへ向かう二人
そこへギターソン自らが声を掛けてきたようこそ我がパーティーへ
「今期凛、キミへ次の試合で負けてもらいたくてね」
は?なぜ
「負けてくれれば言い値で支払わせて貰うよ、きみもお金があれば何不自由することもないだろう」
(いや、そんな身勝手な話し聞けるかよ)とか言うと大体こう言うときって捕まるんだよなぁ、どうする?よし!こうしよう次のレース諦めよう
いやぁね次のレース出場しないからこんな大金頂けないですよ
と言うとこう返してきた
「そうかい・・・そんなウソが通用するとでも、この二人を捉えろ!」
ま、大体わかってたけどなこうなるって、でどうするかなんだが
俺には推理力なんてないしこうなったら事故でも起きない限り、逃げられないだろうと思っているとソラノが鍵穴をこじ開けていたのに感心していた
お前なんて能力を持っているんだよ
「テレビで見た」
んなわけあるかーい
「下の通路から外へ出れる」
よし!逃げよう!
ソラノ今日は好きなだけ食べていいぞ
「赤沼ラーメンバター10個トッピング」
ハハハさすがいざってときに頼りになるやつだ果報は寝て待てってやつだ
ギターソンなんてやつだ勝つ為にはなんでもするんだなそんなやつと一緒に走るなんて・・・またなにか企んでいるに違いない、どうしようか、今回の大空杯は棄権する??でも大役切っての主人公様がそう簡単に引き下がるわけにはいかないよな
ま、出場して怪我でもしたらソラノのこともあるしここはやはり棄権か・・
「逃げないで・・私のことは良い」ぼんやりと考え事をしているとそれを知っていたかのようにソラノが逃げて欲しくないと言い放った
ソラノそんなことはわかってるでもなぁ食い扶持が我慢しないとさ
「ヒーローは逃げない」
わぁったよ大空杯出るよ、でもなにかあったらごめんなぁ
「・・・いいよ」
第13話ギターソンの企み
「やぁやぁやぁ、また会ったね中林」
なんだよギターソンかよ、この前はよくもやってくれたなぁ
「この前?なんのことかなぁ」
「凛、挑発に乗らないで」
わ、わかってるけどさぁ
「今日はスポーツマンシップに則って来たんだよねー」
おまえのどこのどこにスポーツマンシップなんてあるんだよ
「まぁねやるならきっちりやらさせてもらうよ覚悟するんだな」
はいはい
なにがあるかわからなかったけど開幕45分でわかることになる
選手たちが自分の前で列を詰めて走り始めたのだった
これじゃ前へ行けない
終わったと思っていたらそこに作之助たちが現れて列を押し始めたのだった
「凛殿ー前へ行くでありますよー!!!」
ありがとう!作之助!
作之助達が助けてくれた、そしてそのあと水がなくなっていた・・・
ギターソン・・・許さん!ともうわけがわからなくなってギアを最大まで上げたまま休まずにゴールまで突っ込んでいた、ギターソン自体は大して強いわけではなかったことが明らかになっていた
「くくそぉ中林!」
なんと1位を取っていた、俺は自分に自信がついた瞬間だった・・・そしてそのあとはなんども1位を取り続けていた
「・・最近、の凛、成長してる気がする・・」
え?ソラノついにおれのこと認めてくれたか・・?
「・・・うん、嘘じゃない」
そっか、俺も最近自分に自信がついたと思う
「わたし・・音楽のコンクールに出てもいい?」
出たいのか?なら練習しないとな!
第14話 Zone
勝ちにこだわり続け勝つこと勝つことを見つめ続け勝つことを重視し
勝ちにこだわり続けるようになった、当然のように毎日のように勝ち続け
俺はいつしか自分を見失っていた、そして次のランで最後に引退をしようとしていたとき
なにかあったら我氏にいつでも相談するでありますよ、困ったら親友を頼れ
と相談に乗ってくれるありがたい友達やらにも恵まれていた、でも、もう
なにもかもわからなくなって生活にも困らなくなって、犠牲にするものがなくて
そんなときに初めて無銭飲食してるソラノに出会ったときのことを思い出していた
ソラノは俺の宝だ、ソラノの為に今まで走り続けていたなんてそんなことすら見えていなかった、また走ることをやめたら、やめてしまったら誰かを大事な人を
失ってしまうかもしれない、でも、もう走りたくなかった走る理由が思いつかない
そして不知火杯に出場したそしてなぜかいつもより楽しくて心が躍って、でも
順位は12位、今回はランキングがどうでもよくて、前みたいになるために
必死にもがいて、嫌になってでもまた走って、俺はZoneに入った
まわりの音が聞こえなくなって何も見えなくなって俺一人そこにいて
誰の目も気にせず本当に本当に、走ることが好きで、大好きで、だから・・届け!
順位は2位前に出ることはもう簡単なことでライバル、いろんなライバルを追い抜いてきたから、もう俺の前に出る奴出れる奴なんてこの世にはいない、これが!!
キング!!そうして1位をもぎ取って俺は走ることが大好きにやめられなくなった
ありがとう!ソラノ、作之助、恭介、ルナみんなみんな俺に色んな思い出を見せてくれて!
第15話 好きなこと嫌いなこと
みんなには好きなことと嫌いなことがあるよね、俺も走ることが好きだったり
辛すぎて嫌いだったりすることがある
でも、その先にはきっと素敵な未来が、だから続けてみようと思った
第15話 好きなこと嫌いなこと
所説、今日は良い天気だ、準備体操も済ませて朝はランニングで山登り
そのあとはプールへ行って自由系で泳ぎ続けそのあとはサウナでいい汗を流す
これが俺のルーツ、トレーニング、ソラノは運動が嫌いなので来ていない
作之助を誘ったのだが推しのライブへ向かっている為今日も一人で訓練していた
二日目はジムのルームランナーで走りまくる、そのあとは自分へのご褒美で
スイーツを食べに、なぜかソラノもついてきていた
ソラノー甘いもんばっかり食べすぎちゃダメだぞ
「太らなければ問題ない」
太ったら毎朝俺と走り込みな
「・・それは嫌だ、それよりコンクールの一次審査無事通過できた」
そうか、一人で行けたんだな
「うん」
2次審査は見に行くよ、楽しかった?
「うん、あんぽんたんに見てもらえなくて残念だった」
ごめんて、今度は絶対見に行くから
「さっきの奴見たー?」
「ああ、すげぇ下手くそだったなー」
ソラノ・・・
「ワルガキ締めていい?」
やめなって
「私のピアノが下手くそだって」
しょうがないよピアノは弾いたことないんだし
「そういうことか」
そうそう、今度音楽教室行こうな、ピアノもレッスン出来るから
「そんな贅沢な」
贅沢と言えばたまには肉も食べたいよなぁラーメンばっかりだし
「そんなの贅沢だからダメ」
ソラノはちゃんとしてて偉いなー
「偉い子には新しい楽器が欲しい」
へぇーなにがほしい?
「アコースティックギター」
なんだフルートじゃないのか?もっと女の子っぽい楽器でもいいんだぞ
「いやだ、アコースティックギター見たい」
じゃあ今から楽器屋さん行こうか
「うん、いいよ」
電車に乗って楽器店へ赴くとソラノが目をキラキラさせて
「これほしい」
これはエレキギターだね
「あとこれも」
これはベースギターだね
「これもほしい」
これはサックスだね
じゃあ今度の審査通ったら一つ買ってあげようか
「わーい、今日はコレ買って帰る」
は?アコースティックギターか、これ前も欲しいって言ってたしなぁしょうがないなぁ今回だけだぞ
「課長、さすが」
俺に感謝するんだぞ
第16話2次審査
今日はソラノの二次審査を見に来ていた・・・なぜかみんな集まっていた
ルナ・・・なんで来たんだよ?
「ソラちゃんの大事なコンサートだし来て当然でしょ」
「我氏いつも一緒にいるソラノ姫が気になって来たであります」
「ダチの大事な連れのコンサート見逃しちゃダメだろ」
そうかおまえらそんなにソラノのこと想ってたのか・・・
と噂をすれば本人が頭を深々と下げて演奏を始めた、課題曲はショパン
すごい歓声だった、一瞬のことのようにサァーッと済んでみな会場は拍手に包まれた
「結構やるじゃんあの子」
だな、二次審査も無事通って次は最終審査となった、この段階ですでに入賞していたらしい、将来は音楽家かなぁ、この前まであんなに小さかった子どもがいつの間にかこんなに逞しくなるなんてなぁ
「ずっと凛殿の背中を見続けてきたからでありますよ」
そうなんかなぁ
「今日はみんなで打ち上げパーティーしようぜ」
「カンパーイ、皆殿今日はソラ姫の打ち上げパーティーでありますよ
楽しく盛り上がるであります」
ソラノ、頑張ったな
「こんなもんじゃない、もっと弾ける」
そうかお前いつでも強気だもんなぁ、俺も輝かしいよ
第17話 勘違い
今日まで周りの人たちから俺はキングと認められ始めて今日まで走り続けて来てあの日からずっと優勝し続けて来てなんの後悔もためらいもなくやり過ごせて来てたと思っていたでも、不知火杯以降俺は無気力に囚われていたなぜかトレーニングもやる気がせず
サボってしまったそのあとからずっとランキングは下降日本ランキング1位から5位へ
転落、そう俺はなんども優勝し続けた結果無気力になっていたのだった
「おい、ニートなにをやっている」
ちょっと話しかけないで今この新作話題沸騰中のマクラスフロンティア、ネットゲーム
にハマっているんだ
「生活かかってるんだおまえには勝ってもらわないと、国内順位落ちてるぞ」
いいんだよお金に困ってないから
「それは思い込み、実際いつか困る日を想像してみ?トレーニングしなさい」
最近はやる気がなくて不知火杯以降は16位くらいを取り続けていた
もう出場辞退することもあり国民からの期待からも目を逸らしていた
そんなとき作之助に出会った、いつもの銭湯で
「地位や名誉なんかで満足するほどの器であったでありますか凛殿」
は?何言ってんだよ俺はいつでも本気だよ
「勝ちすぎたから故の怠慢でありますかな3位4位の我氏からしたら羨ましいでありますなぁ」
何が言いたいんだよ
「勝利にこだわりすぎていた頃の凛殿は輝いていた」
つっても俺自体は毎日本気で走ってるんだ
「そうは見えないでありますよ」
もういいよ、また今度な
俺はマラソンに生活をかけてた、でもなんでも手に入るようになってからは力が入らなくなって無気力になっていた、そんなことに気が付いたのは作之助に諭されてからだった、このままでいいのかなぁ?とソラノを銀座のラーメン店に誘ってスープを飲み干していたときだった、ソラノ?デザートはいいのか?
「無気力症候群」
はい?
「底辺ニート」
いいだろちょっとくらい休んだって、俺はクライマーじゃないんだずっと険しい山登りなんてしないんだよ、それよりこのネギ極うまじゃないか?
「そうだね走らない凛なんてもう知らない」
翌日机の上を見ると置手紙が置いてあり中身を確認すると、さようなら、とあり
なんのことかわからなくて一日中手紙の前で奮闘していると、家出されたのだと気づいた、養子登録しているしお巡りさんに探してもらおう
俺は人間的に最悪な選択をした、お巡りさんを頼るという・・
ソラノ・・養子になって無銭飲食は許さん・・どうせいつもの道元坂にいるんであろう
全く・・手がかかるな、とソラノを見つけてカッと叱った
「次は1位取って、絶対あきらめてほしくないから、私が社会をあきらめてから凛に出会って毎日キラキラ光ってる凛を見て私に生きる力を与えてくれた・・だから諦めて欲しくない」
ソラノ・・わかったもっとトレーニングするから、どこにも行かないでくれよ
「・・うん」
第18話 学校
ソラノー入学手続き済ませたからなー
「・・にゃん」
なにをしているのかと言うとベランダのドアの前の猫とにらめっこしているのだった
「学校なんて行かない」
いいや行ってもらう
「学費高い」
緑ヶ丘小学校だな
「勉強、嫌い」
学校の料理美味いぞ?
「じゃあ行く」
第一印象が大事だぞ、友達づくりがんばんば
「知らない」
えーでは転校生を紹介します、転校生一言どうぞ
「中林ソラノです、よろしく」
中林ってあの、ヒソヒソ、すげぇー
中林は後ろの空いてる席へ
昼休みみんな集まってきて色々聞かれた
「私は桜小路真冬よ、転校生私と仲良くしなさい他の生徒なんてどうでもいいから私と仲良くしなさい」
「うんわかった」
「嫌ダメでしょー私は天城るる、るるって呼んでね」
「帰りは私の家に上がっていきなさい」
3人で桜小路さんの家へ行った
おっそいなーまだ帰って来ないのか19時回っているのにソラノは帰って来ない
今日はアイツの誕生日なのになー、ドライブスルーでチキン大量に買ったのに
冷めちまうだろ