こころの相談REFRAMEを運営するTKです。
私は、国家資格(公認心理師、精神保健福祉士)を活かして、
様々な心の問題や悩みの相談を20年受けています。
早速ですが・・・みなさんは、どうでしょうか。
大切な人のことで悩み続けるうちに、自分の気持ちや生活を後回しにしていませんか。
「本人が大変なのだから、自分が我慢しなければ」
「私がしっかりしないと、この家は壊れてしまう」
「自分のことを考える余裕なんてありません」
依存問題に悩むご家族のお話をお聴きしていると、こうした言葉をよく耳にします。
大切な人が苦しんでいる。
借金やトラブルがある。
約束が何度も破られる。
嘘をつかれたように感じる。
先の見えない不安が続いている。
そんな状況の中で、自分のことを後回しにしてしまうのは、とても自然なことです。
家族だからこそ放っておけない。
大切だからこそ何とかしたい。
自分が頑張れば、少しは状況が良くなるかもしれない。
そう思って、ここまで踏ん張ってこられたのだと思います。
でも、ここで一つだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
みなさんは、最近いつ心から休めたでしょうか。
本人のことを考えない時間はありますか。
誰にも気をつかわず、本音を話せる場所はありますか。
食事を味わったり、安心して眠れたりする時間はあるでしょうか。
もし、すぐに答えが出てこないなら、かなり頑張りすぎているのかもしれません。
ご家族が倒れてしまうほど頑張り続けても、問題が良い方向に進むとは限りません。
むしろ、疲れ切った状態が続くことで、冷静な判断ができなくなったり、怒りや不安に振り回されたり、本人との関係がさらに苦しくなってしまうことがあります。
「本当は怒りたくないのに、また強く言ってしまった」
「助けたいのに、どう関わればいいのか分からない」
「本人のことばかり考えて、自分の生活が止まっている」
こうした状態が続いているなら、それはご家族自身にも支えが必要なサインかもしれません。
誰かを支えるためには、支える側にも安心できる時間が必要です。
よく眠れること。
安心して話せる相手がいること。
一人で抱え込まなくていいこと。
少しでも笑える時間があること。
こうした日常の土台があるからこそ、人は落ち着いて考えることができます。
依存問題に向き合うときも、本人だけでなく、ご家族自身の生活を大切にすることが必要です。
これは決して、自分勝手なことではありません。
「本人が苦しんでいるのに、自分だけ楽になっていいのか」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、ご家族が少し落ち着きを取り戻すことは、本人を見捨てることではありません。
感情に巻き込まれすぎず、必要な距離を取りながら関わるための大切な準備です。
支えることと、自分を犠牲にすることは違います。
愛情と、抱え込みも違います。
本人の問題をすべて家族だけで背負う必要はありません。
みなさんは今、誰かに本音を話せる状態でしょうか。
「もう限界かもしれない」
「でも、誰に話せばいいか分からない」
「相談するほどのことなのか迷っている」
「家族のことを外に話していいのか不安」
そんな段階でも大丈夫です。
相談は、誰かを責めるための時間ではありません。
本人を悪者にするための時間でも、ご家族の関わり方を否定するための時間でもありません。
今起きていること。
あなたが感じている不安。
これまで一人で抱えてきたこと。
これからどう関わればいいのか。
それを、安心して話せる範囲から一緒に整理していく時間です。
うまく話せなくても大丈夫です。
泣いてしまっても大丈夫です。
話がまとまっていなくても大丈夫です。
「何から話せばいいか分からない」というところから始めていただいて構いません。
家族自身の幸せを後回しにしすぎていると感じたら、
まずは一度、お話を聞かせてください。
私は、これまでの経験を活かし、今年(2026年)6月から、
オンラインカウンセリングルームをスタートしました。
特に多くご依頼いただいているのは、依存症に関する内容。
ご本人やご家族のご相談をお受けしています。
私自身、過去に依存問題を抱えた当事者です。
一人で抱え続けなくても大丈夫です。