忘れようとすればするほど、忘れられない心理。

忘れようとすればするほど、忘れられない心理。

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コラム


前回のお話し✨



もう考えたくない。

思い出したくない。

前に進みたいのに、ふとした瞬間に思い出してしまう。

楽しかった記憶や、
言われた言葉、あのとき違う選択をしていたらという後悔。


忘れようとするほど、頭から離れなくなることはありませんか?

実はこれ、意志が弱いからではありません✨


心理学では、考えないように意識するほど、
かえってその考えが浮かびやすくなる皮肉過程理論という考え方があります。
シロクマ実験で聞いたことがある方もいるかも…


「絶対に考えない」と思うと、
考えないということを考えるため、結局考えてしまう。
ややこしいですね(笑)


その結果、忘れたいはずの相手を何度も思い出してしまうことがあるんです。



◆忘れられないのは、まだ好きだから?



思い出してしまうと、
「まだ好きなんだ」
「前に進めていないんだ」と感じるかも。

でも、思い出すことと、
今も相手を好きでいることは、同じではありません。

心に残っているのは、相手への気持ちだけではなく、
傷ついた経験や、納得できなかった出来事、
叶わなかった期待もありますよね。


何度も同じことを考え続けてしまう状態は、反芻思考と呼ばれます。
過去を振り返ること自体が悪いわけではありません。


ただ、答えが出ないまま同じ場面を繰り返し考えていると、
気持ちが整理されるどころか、答えのない問いに目がいき
苦しさが続いてしまうことがあります。


◆忘れようとする代わりにできること



①「また思い出してしまった」と気づく


思い出した瞬間に、自分を責めなくて大丈夫。

「まだ忘れられないんだ」ではなく、
「私、あの人のことを思い出しているんだな」と、少し客観視してみる。

考えが浮かぶことと、その考えについてずっと考え続けることは別。


② 事実と想像を分けてみる


「もっとこうしていれば、今も一緒にいられたかもしれない」
そんなふうに考え始めたら、少し立ち止まること。

それは確かな事実?
それとも、今の自分が考えている想像?

過去を何度も振り返るよりも、
実際に起きたことと、自分の想像を分けてみる。

それだけでも、気持ちを整理しやすくなります。
意識してみてください。


③ 思い出したら、目の前の行動に意識を戻す


考えないようにするのではなく、
意識を別の場所に向けてみることも有効です。

温かい飲み物を飲む。
好きな音楽を聴く。
散歩をする。
友達と話す。

大切なのは、無理やり忘れることではありません。

過去のことを考えている自分に気づいたら、
今の自分の生活に少しずつ戻ってくることです。


④ 思い出すきっかけから、少し距離を置く


相手のSNSを何度も見てしまう。
過去のメッセージを読み返してしまう。

その行動が苦しさにつながっているなら、
一時的に見る回数を減らしたり、
目に入らないように工夫したりするのもひとつの方法。
1日2回だけにしようと上限を決めるのもいいですよ✨

相手を嫌いになる必要はありません。
自分の心を休ませるために、距離を取ることは大切です。


 ◆忘れることを、目標にしなくてもいい


忘れようと頑張る代わりに、
思い出してしまった自分を責めないことから始めてみてください。

忘れることよりも、思い出しても自分の心が振り回されすぎないように
少しずつ目指していけば大丈夫です。


焦ることはありません。
思い出してしまうほど、想いが強かったんです。
なにもおかしくないですよ。


それに、忘れられない時間があるからといって、
前に進めていないわけではありません。


心の整理には、人それぞれの時間がかかります。
また思い出したときに、前ほど苦しくなくなっていたら。
少しずつ前に進めていることに気づきますし、

波のように、平気な時間が続いても
突然苦しくなったりもします。
そして、その苦しさを乗り越えたら前回よりもう少し平気になる。


無理に忘れなくてもいい。
思い出してしまう自分に「よく頑張ってるね」って
少しだけ優しくしてあげてくださいね✨

苦しいときはいつでも聴きます。
頑張りすぎないでくださいね。


きこ

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