TOEIC400点台から600点を目指す人が、最初に単語帳を増やす前に確認したいこと

TOEIC400点台から600点を目指す人が、最初に単語帳を増やす前に確認したいこと

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「単語もやっている。文法もやっている。公式問題集も解いている。」

それなのに、TOEICの点数が400点台からなかなか上がらない。

そんなとき、

「もっと単語を覚えなきゃ」
「もっと問題を解かなきゃ」

と考える方は多いと思います。

もちろん、単語や問題演習は必要です。

でも、その前に一度確認してほしいことがあります。

それは、

「自分は、なぜ今この点数なのか?」

ということです。



1. 「リスニングが苦手」だけでは、まだ原因は分からない


たとえば、

「私はリスニングが苦手です」

と言っても、実際にはいくつか違う状態があります。

英単語を文字で見れば意味は分かる。

でも、音で聞くと何の単語か分からない。

あるいは、

単語は聞き取れるけれど、英文になると途中から意味が追えなくなる。

一度では分からないけれど、再確認すると分かる。

英文を文字で見れば理解できる。

これらは全部、表面的には「リスニングが苦手」に見えます。

でも、必要な勉強は同じではありません。

文字なら分かる単語を音で認識できない人に、さらに新しい単語を100個覚えてもらうことが、最優先とは限りません。

すでに知っている英語を、

「文字で分かる英語」から「音でも分かる英語」にすること

が先かもしれません。




2. 文法も「正解した=分かっている」とは限らない


文法問題でも同じです。

4択問題で正解できた。

それだけを見ると、

「この文法は大丈夫」

と思ってしまいます。

でも、

「なぜその答えを選びましたか?」

と聞いてみると、

「なんとなくこれだと思った」

ということもあります。

逆に、不正解だったとしても、

考え方の途中までは合っていて、最後の判断だけを間違えている場合もあります。

つまり、

正解したか、不正解だったか

だけでは、その人がどこまで理解しているのかは分からないことがあります。

どう考えてその答えを選んだのか。

そこまで見ることで、初めて次に何を勉強すべきかが見えてくることがあります。



3. Readingも「読めない」だけが原因とは限らない


TOEICのReadingでよく聞くのが、

「最後まで終わりません」

という悩みです。

でも、これにも複数の可能性があります。

文章そのものが理解できないのか。

知らない単語が多いのか。

意味は分かるけれど読むのに時間がかかるのか。

設問の根拠を探すのに時間がかかるのか。

Part 5やPart 6で時間を使いすぎて、Part 7の時間がなくなっているのか。

同じ「時間が足りない」でも、原因によって対策は変わります。

だから、

「Readingが苦手だから長文をたくさん読む」

と決める前に、

自分がどこで時間を使っているのかを確認した方がいい場合があります。




4. 大切なのは「何を勉強するか」より先に「何を優先するか」


TOEIC400点台から600点を目指すとき、

単語、文法、Listening、Reading、公式問題集……。

全部やろうとすると、やることがどんどん増えていきます。

そして、

「結局、何からやればいいの?」

となってしまいます。

ここで大切なのは、

勉強量を増やす前に、優先順位を決めること

だと私は考えています。

今の自分にとって、

最初に改善した方がいいものは何なのか。

その次は何なのか。

そして、90日後までにどういう順番で取り組むのか。

そこが見えてから勉強を始めた方が、

少なくとも、

「なんとなく単語も文法も問題集も全部やる」

という状態からは抜け出しやすくなります。




5. 勉強を始める前に、まず「自分の現在地」を知る


ここまで見てきたように、

同じ「リスニングが苦手」でも原因は違います。

同じ「文法が苦手」でも、理解できていない部分は違います。

Readingで時間が足りない理由も、人によって違います。

だからこそ、

新しい勉強を増やす前に、

「今、自分はどこまでできていて、どこで止まっているのか」

を整理することが大切です。

たとえば、

単語なら、

「意味が分かるか」
「発音できるか」
「音で聞いて認識できるか」

文法なら、

「正解できるか」だけでなく、
「なぜその答えなのか説明できるか」

Listeningなら、

「音だけでどこまで理解できるか」
「再確認すると理解が変わるか」
「文字で見ると理解できるか」

Readingなら、

「正解できるか」だけでなく、
「根拠が分かるか」
「知らない単語はどれくらいあるか」
「どれくらい時間がかかっているか」

こうして分けて見ていくと、

単純に「英語が苦手」ではなく、

「まずここから直した方がよさそうだ」

というものが見えてきます。



6. 新しい教材を買う前に、一度立ち止まってみる


「勉強しているのに点数が伸びない」

「何から勉強したらいいのか分からない」

「自分に合った学習順序を知りたい」

そんな方は、

新しい教材をもう1冊買う前に、一度、

「自分は今、どこで止まっているのか」

を確認してみてください。

何ができていて、

何がまだ安定していなくて、

どこから直せば600点に近づきやすいのか。

それが分かってから、必要な勉強を始める。

勉強量を増やすのは、そのあとでも遅くありません。



自分では現在地を整理しにくい方へ


TOEIC400〜500点台から600点を目指す方向けに、

Vocabulary・Grammar・Listening・Readingを確認し、現在の課題と学習の優先順位を整理する60分診断

も行っています。

診断後は、

「今の自分は何から取り組むべきか」

と、

「90日間をどのような方向で進めるか」

を整理します。

「自分の場合は何から始めればいいのか知りたい」

という方は、よければサービスページをご覧ください。
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