現場監督や監理者の皆さん、今日もお疲れ様です!今回は、建物のステータスを象徴する「石工事」の監理指針からの豆知識を紹介します。
重厚で美しい石材ですが、実は非常にデリケート。長く美しさを保つための知恵を、実務の気づきに役立ててください♪
01 石の「厚み」、図面通りだと薄すぎる!?
石材の設計図に書かれている寸法は、一般的に「仕上り寸法」を指します。 しかし、石を磨き上げる際や、裏側の凸凹を平らに削る過程で、数ミリの厚みが失われることがあります。
注文時に「削り分」を考慮していないと、いざ現場で測ったら基準より薄かった……というミスが起きてしまいます。事前に原石の厚みを確認しておくのがプロの段取りです。
参考:監理指針10.1.3
02 石が「シミ」だらけに?犯人は裏側にあり!
石を張った後に、表面にうっすらと汚いシミ(白華や濡れ色)が出てきて困ったことはありませんか? これを防ぐのが、石の裏側に塗る「石裏面処理材」です。
下地のモルタルから出るアルカリ成分が石の中に染み出すのをブロックする、まさに防波堤。見えなくなる場所ですが、塗りムラがないか監理者が目を光らせるべきポイントです。
参考:監理指針10.2.1
03 金物の固定、市販のボンドでいいと思っていませんか?
石材を壁に固定するための金物を埋め込む際、その隙間を埋める「充填材料」には決まりがあります。
指針では、原則として専門工事業者が指定する実績のある製品を使うよう求めています。 適当な接着剤を使うと、経年劣化で強度が落ち、石がガタつく原因になります。
実績資料の提出を求めて、中身までしっかり確認しましょう。
参考:監理指針10.2.1
石工事は一箇所のミスが全体の仕上がりや安全性に直結します。 高級で重い材料を扱うからこそ、確実なルールで守っていくことが、私たち監理者のプライドですね。 確かな知識を武器に、今日も素晴らしい現場を作り上げましょう!
明日も実務に役立つ情報を発信していきます。また次回の記事でお会いできるのを楽しみにしています♪