独立したいのに、今の会社が楽しい—その迷いは優柔不断ではありません

独立したいのに、今の会社が楽しい—その迷いは優柔不断ではありません

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はじめに

独立を考え始めて、何年か経つ。
準備も少しずつ進めている。
なのに、いざ決めようとすると足が止まる。
理由は自分でも分かっています。
いまの仕事が、楽しいから。

こんにちは、羅針堂の言乃葉しおりです。
今日は、仕事のご相談でよくうかがう「独立したいのに決められない」というお悩みを、性質の面からお話しします。

「楽しいのに辞めたい」は、矛盾ではありません


この迷いを打ち明けてくださる方の多くが、同じ言葉を続けます。
「優柔不断な自分が嫌になる」

けれど、命式を拝見すると、別の景色が見えることも。
例えば、今の仕事を楽しめているのは、今の場所にしっかり根を張ってきた証拠です。
一方で辞めたいのは、その根がもう一回り大きな器を求め始めた証拠でもあるんです。
ふたつは矛盾していません。
同じ木に起きている、ひとつづきの変化です。

大きな木ほど、植え替えに時間がかかります


庭木の世界には「根回し」という言葉があります。
大きな木を植え替えるとき、いきなり引き抜くと枯れてしまう。
だから一年ほどかけて根の周りを少しずつ整え、新しい細根を育ててから移す。
もともとは、そういう植え替えの準備を指す言葉です。

長く勤めて、成果も人間関係も育ててきた人の独立は、この大樹の植え替えに似ています。
迷いが長いのは、木が大きい証拠です。
あなたの中のためらいは、植え替えの時期を測っているサイン、と読める場合があります。

二択を、「順番」の問いに置き換える


「辞めるか、続けるか」で考えると、迷いは何年でも続きます。
一方で、植え替えの発想に立つと、問いが変わります。

「どの順番で、根を広げるか」

たとえば、会社に居ながら週末にひとつだけ小さな依頼を受けてみる。
名刺を作る前に、最初のひとりに声をかけてみる。
根を残したまま新しい土に細根を伸ばす期間があると、木は枯れずに移れます。

一方で、命式によっては、勢いで一気に動いたほうが花の咲く型の方もいます。
合う順番は、人によって違います。

あなたに合う「植え替えの順番」を読む


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