お金の基本:0から1の間だけ教えたい【売上の話】

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第一回:売上って何?

どうも初めまして、xichangと申します。
簿記の3級とFPの3級を取得するべく勉強中の初学者です。
この度ですがブログを始めるにあたり、
私にできる事を頭を捻り首を捻り、
うーんと唸りながらひとしきり考えた結果、以下のような結論が浮かびました。

せっかく無資格の初学者なんだから、資格の中で当たり前に使われてる用語をかみ砕いて説明してみるのがいいのでは?

という内容です。わからない側の目線でわかりにくい事を説明しようって話ですね。わかってる人は無意識に飛ばしちゃうところです。
今回はその第一回として【売上】について説明したいと思います。

さて、皆さんはテレビで年商1億超えのすごい社長さんなんかを見た事ありませんか?
人生勝ち組って感じで、発言力もあってすごいですよね。
でも、年商1億ってほんとにすごいんでしょうか?
実は、売上という言葉ではその会社が儲かっているとは限らないんです。
その辺りを理解するための、0と1の間の知識を今回は説明していきたいと思います。

売上って結局なんなの?


では第一回の記事では【売上】という言葉について解説していきます。
普段から使われる言葉ですが正しい意味で理解できていない方もいるのではないでしょうか?
ごちゃごちゃと話してもわかりづらいと思いますので、簡単な例題を交えながら説明していきたいと思います。

例題1:たかしくんは駄菓子屋で50円のガムを買いました。
この時の駄菓子屋の売上はいくらになりますか?

例えばこの一問、皆さんはぱっと見てわかりますか?
(なお、これは簿記の勉強をする時のお約束なのですが、たかしくんの世界には消費税その他の税金は存在していません。)
バカにするんじゃない、50円に決まってるじゃないかと仰る方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、正解は50円です。この場には50円以外の数字も出てませんし、どこから見てもそうに決まっていますよね。

しかしながら、次の問題になるとどうでしょう?

例題2:たかしくんは50円で買ったガムを80円でさとしくんに売りました。
この時のたかしくんの売上はいくらになりますか?

こうなると、少し悩む方もいらっしゃるかもしれません。
「えーっと…50円で買って80円で売ったんだから…30円?」
実は、この考え方が「売上」という言葉をややこしくする要素です。
先に正解を言いますと、この時のたかしくんの売上はあくまで、
80円です。
しかしながら幼いころから算数に触れ、簡単に計算をできてしまう皆様は時に難しく考えすぎてわざわざ暗算をしてしまいます。

売上=儲けではありません。


では30円という数字は何なのでしょうか?
これは、商売の間で発生した儲けです。
人間は無意識に50円で仕入れて80円で売ったんだから儲けは30円ではないか、と考えてしまうわけなんですね。

ちなみに簿記においては、
今回たかしくんがガムを買うために使った50円=費用
ガムを売った結果発生した30円=利益
と呼びます。
費用と利益についてはもう少し適格な説明がありますが今回は割愛します。
0と1の間の知識ではなくなってしまうので。

つまるところ…

売上というのは、あくまで商品を売った時の値段そのものでしかないわけです。
この説明だけ聞くと「ふーん」と興味をなくしてしまう方もいるかもしれませんが、以下のような言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

年間で数億円を売上たあの大ヒット商品の社長

バラエティ番組なんかでよく見ますよね、こういう方。
あるいは年商1億円企業の社長のような言い方をする時もあるかもしれません。
これはすごい事のようにも思えますが、実の所あまりすごい事を言ってない可能性もあります。
(テレビで特集されるような大ヒット社長は大抵の場合ほんとにすごい人であるという事を補足しておきますが…)

年商1億は必ずすごい人?

さて、さっきの説明に照らし合わせると、仮に1億円を売り上げた社長は売った商品の値段の合計金額が1億であればいいわけですが、以下のような説明であった場合はどうでしょう?

たかし社長は1億円で土地を買い、1億1円でその土地を他の人に売りました。
この場合たかし社長の売上はいくらでしょうか?

とても極端な例ではありますがよく使われる例ですね。
しかしながら、この場合のたかし社長の売上は1億1円となります。
もちろんの事、利益は1円です。
年間に行った取引がこれ一回だった場合でもたかし社長は年商1億円超えの社長です。なんだかすごそうに見えて、でも全然すごくないですよね。
また、以下のような場合はどうでしょう?

たかし社長は10億円で土地を買い、1億円でその土地を他の人に売りました。
この場合たかし社長の売上はいくらでしょうか?

はい、この場合もたかし社長の売上は1億円です。
なお利益はマイナス9億円です。
大赤字でたかし社長も気が気でないでしょうね。

これが売上という言葉の不思議ですね。
実はすごく儲けてるように見えて売上の数字ほどでもないというのが実際の所であったりします。
では、なぜテレビの紹介では年商や売上を使うのか。
皆さんもお気づきかもしれませんが、理由は簡単で。

文字通り、数字が大きくてなんかすごそうに見えるから、です。

実際にはそこから材料費だったり光熱費だったり給料だったり事務所の賃貸料だったりいろんな数字が売上から引かれてようやく利益が計算されるわけです。
年商1億だけど年間の利益は100~200万円…なんて会社も普通にあります。
まぁ…大抵は500万や1000万を超えると思いますが…それも業界やその会社の売り方(ビジネスモデル)次第です。とにかく年商そのものが儲けをそのまま表す言葉ではない事を覚えておいてください。

…なお、年間12兆円の売上だけど赤字が5000億円超えなんていう有名な会社も日本にはありますね、どことはいいませんが。

まとめ

少し話がそれましたが、売上というのはあくまで、
その会社が売った商品の値段の合計
それ以上の意味はありません。
儲けや損失はそこからいろんなお金を差し引いてようやく計算されるわけです。
皆さんはその数字の大きさに惑わされずに、正しく売上という言葉を使っていきましょうね。

なお、厳しい上司の方々がよく口にする売上を上げろという言葉は、色んな支払いをするにもまず手元にお金がないとどうにもならないから商品を売れって意味なわけでして。
利益をあげろ、なら支払うものを節約すれば達成できるパターンもあるかもしれません。あまり聞いたことありませんけどね。

以上の説明は無資格者がわかる範囲でわかりやすい言葉を使って内容をまとめたものになります。
有識者の方が見て「何いってんだこいつ?」「それは違うよ」なんて意見もあるかもしれません。

その時は容赦なくコメントいただけると助かります。
今後の参考にさせていただきます。
また、その他のご意見や聞いてみたい説明等ありましたらそちらもコメントいただけると嬉しいです。

それでは、これから勉強を頑張る方も、暇つぶしに記事を見てくださった方も、お体に気を付けてよい毎日をお過ごしください。

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