「職務経歴書を出しても、書類選考で全然通らない」
IT・インフラ業界への転職で、まずここにぶつかる人は多いです。自分もそうでした。
物流業界から未経験でIT業界に転職し、SES(客先常駐)のネットワークエンジニアとして、CCNA研修・応用ネットワーク研修を経て現場に配属されました。今は現役でJuniper機器の検証業務に携わっていて、JNCIAも取得しています。
未経験からの転職活動で自分が書類を直された経験と、その後いろんな人の職務経歴書を見てきた中で、書類選考で落ちる理由はだいたい3つに絞られると感じています。
■理由1:職務要約が「何をしていた人か」を一瞬で伝えていない
採用担当者は1通の書類に長い時間をかけません。冒頭の職務要約だけで「読み進めるか」を判断されることが多いです。
未経験者・第二新卒にありがちなのが、職務要約に「これまでの経歴」を時系列でそのまま書いてしまうパターン。前職の業務内容を並べているだけで、「IT/インフラの仕事にどう活きるか」が書かれていません。
直し方:職務要約の最初の2〜3行で、「前職で培った何を」「IT/インフラのどの部分に活かせるか」を明示します。時系列の経歴紹介は、その後の詳細欄に回しましょう。
■理由2:実績が数値化・具体化されていない
「業務を担当しました」「対応しました」だけで終わっている職務経歴書は、採用担当者からすると再現性が見えません。件数、期間、規模、担当範囲などの数字がないと、「この人が具体的に何をどれだけできるのか」が伝わりません。
直し方:「〇件対応」「〇%改善」「〇人体制のうち〇の役割を担当」など、数字に置き換えられる要素を全部洗い出しましょう。数字にできない場合も、「誰が見ても同じ結論になる具体的な事実」まで分解します。
■理由3:IT/インフラ特有の技術キーワードが不正確、または使えていない
未経験者にありがちなのが、技術キーワードを避けすぎて内容が薄くなるか、逆に用語を正確に使えておらず「わかっていない」ことが伝わってしまうパターンです。
CCNA研修や実務で学んだ範囲であれば、専門用語を正しい文脈で使うだけで「基礎が入っている人」という印象に変わります。
直し方:使う技術用語は、自分が実際に説明できる範囲に絞りましょう。背伸びした用語を並べるより、狭くても正確に書いてある方が評価されます。
書類選考の通過率は、経歴そのものより「見せ方」で変わることが多いです。自分がそうだったので、これは実感として言えます。
このサービスでは、SES現場での実務経験と、未経験からの転職で自分がつまずいたポイントを踏まえて、職務経歴書・履歴書を添削しています。興味があれば、プロフィールのサービス一覧ものぞいてみてください。