オフショア開発の委託先、1位はベトナムだった 白書の数字を読む

オフショア開発の委託先、1位はベトナムだった 白書の数字を読む

記事
ビジネス・マーケティング
オフショア開発.comが公開した「オフショア開発白書2025年版」では、委託先の国別シェアでベトナムが43%と、最も多くなっています。この数字が何を表していて、何を表していないのかを、先に確認しておきます。

・白書の国別シェア
同白書によると、委託先の国別シェアはベトナムが43%、中国が21%、インドが14%、バングラデシュとフィリピンがそれぞれ5%という順です。この記事の数字は、オフショア開発.comの白書についてのSHIFT ASIAの解説記事を通して確認したもので、白書の原本PDFそのものは未確認です。原本を確認したい方は、オフショア開発.comのサイトで公開状況をご確認ください。

・この数字の読み方(相談案件ベースの集計)
この43%は、日本企業全体を対象にした統計ではありません。オフショア開発.comという相談マッチングサイトに寄せられた、約6,000件の相談案件を集計したものです。相談に来る企業の業種や規模には偏りがあり得るため、「日本企業の43%がベトナムに発注している」と言い切ることはできません。あくまで、このサイトを使って相談した企業の中での割合です。

・中国21%、インド14%との違い
白書には、なぜベトナムが1位で中国やインドがそれに続くのか、その理由までは書かれていません。国ごとの得意分野や言語対応の違いは案件によって感じ方が変わるところで、割合の数字だけでは判断できません。数字は結果を示すだけで、理由までは説明してくれないという点は、覚えておく価値があります。

・国を決める前に整理しておくこと
順位や割合は、判断材料のひとつにはなりますが、それだけで委託先を決めるのは早計です。実際に発注するときは、日本語でのやり取りがどこまでできるか、上流工程から関わってもらえるか、担当エンジニアと直接話せるかといった、案件ごとの相性を確かめる必要があります。国別のシェアは出発点であって、結論ではないと考えています。

出典:オフショア開発.com「オフショア開発白書2025年版」

開発を頼むか迷っている段階の方は、記事内で紹介しているサービスのページも見てみてください。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す