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毎年、夏になるとメディアでは「土用の丑の日」の話題になりますね。
今年、2026年は、7/26(日) が「夏の土用の丑の日」だそうです。
なぜ”夏の”と、敢えて書いたかというと...
元々「土用」とは、季節の変わり目の期間を指すそうで、
季節ごとに、春・夏・秋・冬と年4回あるそうですよ。
またこの夏の土用の丑の日には、日本ではウナギを食べるのが習慣となっていますね。
これはご存じの方も多いと思いますが、
江戸時代に、とあるうなぎ屋が、
「ウナギが売れない」と平賀源内に相談したところ、
「土用の丑の日」と店先に書いて、うなぎ屋を繁盛させたという逸話があります。
これが日本最古の広告コピーのひとつともいわれています。
(これは諸説あるようですが...)
しかし「夏には”ウナギ”が良い!」と言い出したのは、
実は、平賀源内が最初の人ではなかった...という話はご存じですか?
実は、平賀源内からさかのぼること...約1000年前の奈良時代。
日本最古級の歌集である「万葉集」には、
大伴家持が、石麻呂に向けてこのような歌を詠んでいます。
「石麻呂に 我れ物申す 夏痩せに 良しといふものぞ 鰻取り食せ」
「石麻呂さんに申し上げます。夏やせには良いと言われているものがありますよ。うなぎを捕って食べなさい。」
...という意味とのこと。
すでにこの頃から”ウナギ”は、夏バテに栄養を取るという考え方はあったそうです。
そして、この”ウナギ”。
ウナギ専門店に行くと、
お品書きには
うな重 梅 1,600円
うな重 竹 2,200円
うな重 松 2,600円
...と、大体「松竹梅」と並んでありますよね?
どれが一番売れると思いますか?
人間の心理として、価格が違う三種類の選択肢がある場合、
極端な選択を避け、真ん中の選択肢を選びやすい傾向があります。
想像してみてください。
「さぁ!今日はちょっと贅沢にウナギを食べよう」と、ウナギ専門店の暖簾をくぐります。
店内にはうなぎを焼く香ばしい香りに包まれています。
そしてお品書きを見て。
「”梅”は、一番安いけど、せっかくの専門店だから、ちょっと贅沢したいし、ウナギを堪能したいな...」
「かと言って、”松”は贅沢すぎるかな...」と考えながら、
結局、値段も量も無難な「竹」を選んでいる。
これも販売戦略です。
もし、一番売りたいものがある場合は、
その価格を挟んで上下にも商品ラインアップを作ると、
自然と、一番売りたいものが売れ出すかもしれません。
そして、このブログを書いている私は、大のウナギ好きです。
正直に言うと、この記事を書きながら、すでに今すぐにでもウナギが食べたくて仕方ありません。
できれば……
誰かにご馳走してもらえたら最高です。
これも、ある意味「願望を伝える」というマーケティングでしょうか(笑)
みなさまも、夏バテにならないよう、
おいしいウナギを召し上がって、毎年暑くなるこの日本の夏を乗り切りましょう!