あなたのお店は、AIの回答に出てきますか。

あなたのお店は、AIの回答に出てきますか。

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「この辺で、当日予約できる美容室ある?」 「○○駅の近くで、評判のいい歯医者は?」

ほんの少し前まで、こういう質問の答えはGoogleの検索結果から探すものでした。お店が10件、20件と並んで、その中から自分で選ぶ。今は違います。スマートフォンに向かって、あるいはChatGPTやGeminiに打ち込んで、こう聞く人が増えました。

「おすすめを教えて」

すると、AIは一覧を出しません。「ここがおすすめです」と、一軒か二軒を名指しで答えます。検索結果の3ページ目まで見る人はいなくても、AIが挙げた最初の一軒は、まず間違いなく読まれます。

そこで、ひとつ確かめたいことがあります。お客様がそう尋ねたとき、AIの答えに、あなたのお店の名前は出てくるでしょうか。

検索の順位は調べられる。AIの答えは、誰も見ていない
自分の店がGoogleで何番目に出るかは、調べる方法がいくつもあります。順位を測るツールもあるし、自分で検索してみることもできます。

ところが、AIがお客様に何と答えているかは、ほとんど誰も確かめていません。AIは毎日、お客様の質問に答え続けています。あなたの知らないところで、あなたの店について語っています。正しく紹介してくれていることもあれば、定休日を間違えて伝えていることも、もう何年も前に閉めた店を「営業中です」と案内していることもあります。

これは想像で言っているのではありません。実際に、仙台のお店で起きていたことです。

仙台の5つの店を、4つのAIで測ってみた

私は、仙台市内の5つの事業者を選び、4つのAI(ChatGPT、Gemini、Claude、Perplexity)に、お客様になったつもりで質問してみました。美容室、歯科医院、税理士事務所、内科クリニック。業種を散らして、合わせて100回ほど質問を重ね、その答えを記録しました。

採点は100点満点です。お客様の質問に名前が挙がるか、その情報は正しいか、AIがあなたの店の情報をきちんと読み取れる状態になっているか。こうした項目を点数にしました。

結果を先にお伝えします。5つの店のうち、70点を超えた店は、一軒もありませんでした。最も高かった店で68点。最も低い店は39点でした。

そして、点数よりも気になることが、いくつも見つかりました。

見つかったこと、その一。閉店した店が「営業中」だった
ある美容室を調べていたときのことです。その店はかつて支店を持っていて、今は閉じています。ところが2つのAIが、その閉じたはずの店を「営業しています」とお客様に案内していました。

もしお客様がその案内を信じて足を運んだら、たどり着くのは、もう開いていない店です。そのお客様は二度と戻ってきません。店の側は、その取りこぼしに気づくことすらできません。

見つかったこと、その二。営業時間が、店ごとにバラバラに伝わる
同じ美容室の閉店時刻が、調べる場所によって4種類ありました。AIは、ネット上のあちこちから情報を拾ってきます。その元になる情報がバラバラだと、AIの答えもバラバラになります。

ある歯科医院では、サイトに「最終受付は17時30分」と書いてあるのに、別の表では19時まで開いていることになっていました。この食い違いを、4つのAIは誰一人として指摘せず、そのまま客に伝えていました。

見つかったこと、その三。優等生の店でも、名前が挙がらない
5つの中に、とても手入れの行き届いた内科クリニックがありました。ホームページは現役で更新され、ウェブ予約もでき、口コミも70件以上ついている。普通の感覚で言えば「よくできている店」です。

それでも、「この辺でおすすめの内科は」という質問に、その店の名前は一度も挙がりませんでした。点数は60点。お客様向けの見栄えは整っていても、AIに向けた準備が何もされていなかったからです。

人間のお客様に好かれることと、AIに見つけてもらうことは、別の仕事だったのです。

あなたの店を、5分で自分で測る方法

ここまで読んで、自分の店はどうなのかと気になった方へ。お金も道具もいりません。5分でできる確かめ方をお伝えします。

手順その一。スマートフォンかパソコンで、ChatGPTでもGeminiでも、お使いのAIを開きます。

手順その二。お客様になったつもりで、こう聞いてみてください。「○○市(あなたの地域)で、おすすめの○○(あなたの業種)を教えて」。自分の店の名前は、絶対に入れないでください。お客様は、あなたの店の名前を知らないのですから。

手順その三。返ってきた答えを読みます。あなたの店の名前は出てきましたか。出てきたなら、その情報は正しいですか。営業時間も、定休日も、合っていますか。

もし名前が出てこなかったら。あるいは出てきても情報が間違っていたら。それは今、お客様がAIに尋ねたときに起きていることと、同じです。

正直に申し上げます

この話で、不安を煽るつもりはありません。だから、約束できないことは、はっきり申し上げます。

AIに対策をすれば必ず名前が出る、とは言えません。お客様が必ず増える、とも言えません。AIの答えは日によって変わりますし、明日には仕組みが変わっているかもしれません。誰かが「AIで集客が倍になる」と言っていたら、その人を疑ってよいと思います。

私が確かめられるのは、今この時点で、AIがあなたの店をどう扱っているか。その事実と、直せる場所がどこかまでです。約束できるのは、そこまでです。

もし、自分の店の現在地を数字で知りたくなったら

5分の自己診断で「うちは大丈夫だろうか」と感じた方のために、4つのAIで20回測り、100点満点で採点した診断レポートをお作りしています。A4で6ページ、48時間でお届けします。

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高いお金を払ってコンサルティングを頼む前に、まず自分の店が今どこにいるのか。それを数字で知ることから、すべては始まると思っています。

あなたのお店は、AIの答えに出てきますか。 まずは、ご自分の手で確かめてみてください。


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