こんにちは!プロ事務員のみゃおです。
今回は、私が年間100件以上の補助金申請を見てきて実際に現場で起きた、補助金をもらえないミス、実際にあったヒヤリハットをお届けします。
私は新築補助金に3年、リフォーム補助金に7年以上携わりましたが、リフォーム補助金は新築に比べてかなり複雑です。そのため、ミスが多く、補助金が受け取れないケースが多いのも特徴と言えます。
今回はリフォームで主軸となる住宅省エネキャンペーンのヒヤリハットを5選ご紹介します。
1、着手日の勘違い
コレ、頻発です。
みらいエコ・先進的窓リノベの申請において、着手日とはリフォーム工事全体の着手日を指します。補助対象製品の工事を始めた日ではありません。
なお、例年は仮設トイレの設置や仮囲いの設置工事については最初の工事としない、という緩和がありましたが、今年度は未定のようです。
現時点では、工事請負契約の最初の工事が11/28日以降であることを確認するようにしましょう。
※ちなみに給湯省エネの場合は、申請する1台目の給湯器の設置日を着手日とできます。
給湯省エネのみ申請の場合は安心ですね。
2、最低補助額要件に満たない
これもみらいエコ・先進的窓リノベのみで起こるミスです。
両制度とも「その制度内で最低5万円以上の補助額があること」を最低補助額要件としています。
注意したいのが、みらいエコと先進的窓リノベを併用して利用する場合においても、それぞれの制度内で5万円以上の補助額が必要という点です。
このケースでは先進的窓リノベとみらいエコの補助額を合算することができないため、どちらの制度でも補助を受けることができません!
※みらいエコの詳細は現時点では未定のためみらいエコでは判断が変わる可能性もあります。
(実際に昨年は、年度の途中から子育てグリーンの最低補助額要件が3万円に緩和されています)
3、 せっかく契約・工事した製品が製品登録されていないミス
コレ、怖いです。
住宅省エネキャンペーンでは、メーカーによって製品登録がされている製品しか補助金対象になりません。
去年は登録していたのに今年はNGの製品もあります。
「こんなに奮発して性能が良い製品にしたのだから大丈夫でしょう」とお客様も営業も思い込みます。
メーカーの営業担当ですら誤認することがあります。
それどころか、制度の利用そのものを辞退しているメーカーもあります。
住宅省エネキャンペーンの補助対象製品には細かい区分がたくさんあり、それらが複雑に絡み合っています。
製品登録の有無はメーカーの言葉でなく自分の目を信じてください。
「補助金対象製品ですか?」ではなく「製品型番を教えてください」と確認して自らの目で対象であることを確認するのが大切です。
4、先進的窓リノベの補助要件を満たしていないミス
実は先進的窓リノベの補助要件は年々厳しくなっています。
ただ高性能な窓を付けまくればOKな時代は終わっています。
ざっくり言うと……
・新しく付ける窓は×
・リフォーム前の窓より大きくなる窓は×
・開口部の位置が大きく変わる窓は×
・リフォーム前の窓と同じ数の窓のみ対象
(同じ壁に小さな窓をたくさん設置しても1ヶ所のみが補助対象)
こちらに関してはどの程度の拡張が×なのか等の指針が不明なため、実際に検討する際は事務局にも確認を取るのが無難です・・・。
※増築部の窓については一切対象としないことが明言されています。
ここは昨年からの変更点なのでご注意ください。
それから、ドア単体の工事も×です。窓と合わせて工事をした場合のみ対象です。
5、工事前写真の撮影忘れ・撮影不足
……あるんです。
この制度、写真の撮影方法がすごく細かいです。
それぞれ色々な指示があって、撮影する方はとても大変です。
このミスの怖いところは、やり直しが効かないところです。
今年度は提出免除はないとのこと!取り忘れは即アウト!と思う方が賢明です。
ただ、指示がすごく細かいんですよね……。
以上、住宅省エネキャンペーンでよくあるミス5選でした!
これ以外にも現場ではとにかく色々なミスや勘違いが起こっています。
今回は特によくあるものを掲載しましたが、いつか頻度は少ないけれども大事故になるミスについてもお伝えしていけたらと思います。
……営業さんを複数人管理されるマネージャーや経営者の方なら、よくご存じだと思うのですが、口頭で何度伝えても文章で送っても営業さんは見ませんし忘れます。
お客様対応に忙しいから当然ですよね。
そんな、抜け漏れを防ぐため私はいつもチェックリストを作成して配っていました。
そんな現場の経験を生かして、今年度は皆さんのために補助ツールを発信していきます!
ぜひご活用を検討ください。