【介護BCPの核心】「感染症」と「自然災害」、対策の決定的な違いとは?

【介護BCPの核心】「感染症」と「自然災害」、対策の決定的な違いとは?

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皆様、こんにちは。
スマート危機管理コンサルティングの久保です。

厚生労働省のガイドラインでは、介護施設に対し「感染症」と「自然災害」の2つのBCP(事業継続計画)策定を求めています。
「どちらも災害なのだから、同じような対策で良いのでは?」と思われるかもしれませんが、実はこの2つには、対応の「時間軸」と「資源の奪われ方」に決定的な違いがあります。

私は消防士として、実戦の現場を指揮してきた経験から、その攻略のポイントをお話しします。

■ 自然災害BCPは「瞬間的な衝撃」への対応
地震や水害などの自然災害は、ある瞬間、突然に発生します。
建物が壊れる、インフラ(電気・ガス・水道)が止まる、といった「ハードウェアの欠損」への対応が中心となります。
ここでは、「発生直後の数分〜数時間の初動」が命運を分けます。避難誘導や安否確認のスピード、すなわち初動対応が何よりの優先事項です。

■ 感染症BCPは「長期的な消耗戦」への対応
一方で、クラスター発生などの感染症対策は、目に見えない敵との戦いです。

ここでの絶対的な第一優先は、「入所者様への感染を何としても防ぐこと(持ち込ませない・広げない)」に他なりません。抵抗力の弱い入所者様の命を守るための徹底した感染防御と初期の拡大防止策が何より重要です。

しかし、万が一感染が発生してしまうと、建物は壊れなくとも職員が次々と隔離・出勤停止になり、「人手(マンパワー)という資源」が長期にわたり一気に失われます。徹底した感染対策を継続しながら、「2週間〜1ヶ月続く極限の疲弊状態を、いかに少ない人員で回し続けるか」という、現場の長期的な消耗戦への備えが問われるのです。

■ 2つのBCPを繋ぐ「共通の鍵」
全く性質が異なるように見える2つの計画ですが、共通して不可欠な要素があります。
外的な要因(災害)であれ、内的な要因(感染症)であれ、限られた人員の中で「現場の判断基準(優先順位)」を明確にしておくことです。

「最優先で守るべきケアは何か?」「一時的に停止・縮小できるサービスはどれか?」
この線引きが曖昧な計画書は、いざという時に現場をパニックに陥れます。

■ 45年の現場知見を、貴施設の「盾」に。
私は消防の最前線で「瞬間の判断」を、行政の危機管理監として「長期的な組織運営」を、それぞれ経験してきました。

厚労省のガイドラインを満たすのは当然のこと。
その上で、入所者様の命を守るための高い実効性を持ったBCPを、貴施設の規模や人員構成に合わせてスピーディーに作成いたします。

現在のBCPに少しでも不安を感じる施設長様、経営者様。
まずは無料相談から、貴施設のリスクを一緒に整理してみませんか?

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