【第1話】「早く学校に行かせなきゃ…」焦るお母さんへ。関係を悪化させない【大前提のルール】

【第1話】「早く学校に行かせなきゃ…」焦るお母さんへ。関係を悪化させない【大前提のルール】

記事
コラム

「早く学校に行かせなきゃ…」
「このままで、うちの子の将来はどうなってしまうんだろう…」

ネットや書籍にあふれる様々な不登校対策。
その情報に振り回され、「あれもこれも試さなきゃ」と焦るあまり、気づけばご自身のエネルギーがすり減り、親子関係がさらに悪化していませんか?

暗い部屋で一人、誰にも相談できずに悩み抜いているお母さん。
まず、これだけは伝えさせてください。

あなたは、もう十分に頑張っています。絶対に自分を責めないでくださいね。

はじめまして。不登校専門コーチの「たつ」と申します。

私は現在、ココナラで不登校や引きこもりに悩むご家庭を支援するカウンセラーとして活動しています。
これまでに、元・通信制高校の教員として、そして市の嘱託職員として、500名以上の不登校の相談に対応してきました。自分自身も高校時代に不登校と家庭崩壊を経験した当事者でもあります。

これまで多くのお子さんとご家族に向き合ってきて痛感するのは、「具体的な改善策を急ぐ前に、まずは子どもとの関係をこれ以上悪化させないこと」のほうが何倍も大切だということです。

焦ってアドバイスを実践した結果、「かえって事態が悪化してしまった」と涙を流すお母さんを、私はたくさん見てきました。

だからこそ今回は、新しい何かを始めるのではなく、「今すぐこの行動をやめるだけで、親子関係が劇的に好転するポイント」を連載でお伝えしていきます。

今日からできる「心の応急処置」として、ぜひ受け取ってくださいね。

【大前提】「学校に行け」という言葉は、いかなる理由でもNG

本題に入る前に、これだけは絶対に心に留めておいてほしい大前提があります。
それは、「学校に行け」という言葉がけは、いかなる理由であってもNGということです。

「早く行かないと勉強に遅れる」
「将来社会に出られなくなる」

親御さんのそんな不安や焦りは、100%ごもっともです。
しかし、子どもが学校に行っていないのは、他でもない「学校に行きたくない(行けない)理由や、心のエネルギー切れ」があるからに他なりません。

その本音を無視して「学校」の話を持ち出しても、子どもはこう受け取るだけです。

「どうして僕(私)の話を聞いてくれないんだろう…」
「僕の気持ちなんて、少しも考えてないんだ」
「また同じ話をされるから、もう無視しよう」

結果として、子どもは完全に心を閉ざしてしまいます。

学校の話題を出す前に、まずは「親子の信頼関係」の土台を立て直すこと。それがすべてのスタートラインです。

では、具体的にどんな行動を今すぐやめるべきなのか?
次回の記事から、不登校の子どもに「絶対やってはいけない3つのNG行動」を順番にお伝えしていきます。

(第2話へ続く)

📖 【連載目次】
【第1話】焦るお母さんへ。関係を悪化させない【大前提】(今ここ)

【第2話】子どもの心が折れる…「絶対にやってはいけないNG行動①」(次回)

【第3話】ゲームは心の防波堤「絶対やってはいけないNG行動②&③」

【第4話】今日からできる「心の応急処置」【完結編】

次回の記事では、悪気なく言ってしまいがちな「否定的な言葉や決めつけ」が子どもに与える深刻な影響についてお話しします。

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