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本文は、これだけでお役に立つように書いております。
このままお読みください。
それでは、本題に入ります。
玄征です。
誰かに話を聞いてもらった。
その場では、確かに軽くなった。
聞いてくれてありがとう、と言って別れた。
それなのに、翌朝にはもう元に戻っている。
何も解決していないことだけが、はっきりしている。
そして、また同じ話を別の人にする。
同じところで止まったまま、何ヶ月も経つ。
今日は、相談が効かない理由についてお話しします。
■相談には、二種類あります
一つは、聞いてほしい相談です。
答えは要りません。ただ、分かってほしい。
もう一つは、決めたい相談です。
自分では決められないので、判断の材料がほしい。
この二つは、必要なものが正反対です。
聞いてほしい時に判断を返されると、責められた気がします。
決めたい時に共感だけ返されると、話が前に進みません。
そして多くの方は、自分がどちらを求めているかを言わないまま話し始めます。
相手も分からないまま、どちらかを選んで返す。
半分の確率で外れます。
相談しても軽くならないのは、だいたいこれです。
■混ぜると、どちらも手に入りません
一度の相談で、両方を求めないことです。
今日は聞いてほしいだけ、と先に言う。
今日は決めたいから、厳しくてもいいと先に言う。
これを言うだけで、相談の質はかなり変わります。
相手も、何を返せばいいかが分かるからです。
■身近な人に相談しても、答えが出ない理由
親しい相手ほど、判断には向きません。
三つ、理由があります。
一つ目。利害があるからです。
あなたが転職すれば、家族の生活が変わります。
あなたがその人と別れれば、共通の友人は立場を選ばされます。
利害のある相手は、無意識にどちらかへ寄せます。
本人に悪気はありません。寄せていることにも気づいていません。
二つ目。同じ景色を見ているからです。
長く一緒にいる人は、あなたと同じ前提で世界を見ています。
同じ前提を共有している人からは、前提の外の答えは出てきません。
「それしかないよね」で話が終わるのは、二人とも同じ場所に立っているからです。
三つ目。否定できないからです。
親しい人ほど、あなたを傷つけたくありません。
だから、本当に必要な一言を飲み込みます。
あなたのためを思って黙っている。
その優しさが、同じ場所に留まらせることがあります。
■相談相手の、三つの条件
判断がほしい時の相手には、条件があります。
結果によって得も損もしない人。
あなたの前提を知らない人。
嫌われても構わないと思える人。
この三つがそろう相手は、身の回りにはほとんどいません。
いないのが普通です。あなたの人間関係が貧しいわけではありません。
ですから、決めたい相談は、外に出す必要があります。
なお、お金や契約のことは専門家に、
体調のことは医療機関に、先にご相談ください。
そちらで答えが出るものを、他で遠回りしても時間がかかるだけです。
■今週できること
一つ。相談する前に、一行書く。
今日は聞いてほしいのか、決めたいのか。
紙に一行書いてから、話し始めてください。
書いているうちに、自分でも分かっていなかったことが分かります。
二つ。同じ話を、三人以上にしない。
三人に話しても答えが出ない話は、人数の問題ではありません。
四人目に話しても、同じです。
話す相手を増やすのではなく、話し方を変えてください。
三つ。相談の最後に、一つだけ決める。
どんなに小さくて構いません。
明日やることを一つ決めてから、その話を終える。
何も決めずに終わった相談は、次の日には消えています。
■それでも、答えが出ない時
ここまでは、ご自分で試せる範囲のお話です。
一つだけ、相談では出てこないものがあります。
それは、相談していないところで止まっている時です。
人は、一番気になっていることを相談します。
ですが流れが止まっている場所は、気になっているところとは限りません。
仕事の話をしているのに、本当に止まっているのはお金のほうだった。
恋愛の話をしているのに、止まっていたのは働き方のほうだった。
こういう時、どれだけ相談を重ねても答えは出ません。
見ている場所が、そもそも違うからです。
ご自身の流れが、どこで止まっているのか。
生年月日から、止まっている場所と、次に動かす順番を視ます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
玄征