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それでは、本題に入ります。
玄征です。
土曜の朝。
予定を入れずに、しっかり寝た。
特に何をしたわけでもない。
それなのに、起きた時から体が重い。
夕方になって、今日も何もできなかったと思う。
寝れば回復するはずなのに、回復していない。
今日は、この種類の疲れについてお話しします。
■はじめに、ひとつだけ
体の重さが数週間以上続いている場合、まず医療機関でご相談ください。
貧血、甲状腺、睡眠時無呼吸など、検査で分かることが多くあります。
そちらを先に確かめていただいたうえで、以下をお読みください。
視る前に調べられることは、調べたほうが早いというのが私の考えです。
■休むことと、回復することは別です
横になっていれば回復する、というのは半分だけ本当です。
体を使った疲れは、眠れば抜けます。
抜けないのは、別の種類の疲れです。
決めていないこと。
言っていないこと。
やると言ったまま、やっていないこと。
これらは、休んでいる間も動き続けています。
眠っていても、頭のどこかが見張りを続けている。
だから、八時間寝ても八時間ぶんにならないのです。
■使った疲れと、使えなかった疲れ
一日動き回った日は、疲れていても気分は悪くありません。
反対に、何もしなかった日のほうが重い。
これを不思議に思う方は多いのですが、順当なことです。
力が出て、形になり、手応えが返り、次へ向かう。
この巡りのどこかで止まると、出た力は行き場をなくして内側に残ります。
熱は生まれている。けれど、外に出ていない。
これが、何もしていないのに疲れている時の正体です。
怠けたから重いのではなく、
出すつもりだったものが出ていないから重い。
ここを取り違えると、対処が逆になります。
もっと休もうとして、もっと重くなる。
■秋は、抜けにくい季節です
十月は、夏のあいだに使った分の請求が来る時期にあたります。
暑さの中では、人は気づかずに前借りをしています。
その前借りが、気温が下がったところで表に出てくる。
ですから、今の重さが夏より強いのは珍しいことではありません。
弱くなったのではなく、止めていた分が出ているだけ、ということがあります。
秋は、刈り取って区切る季節です。
増やすのには向きませんが、手放すのには一年で最も向いています。
■この週末にできること
一つ。未完了を三つ、紙に書く。
やりかけで放ってあるものを、三つだけ書き出します。
返していない連絡、片付いていない棚、決めていない返事。
書いた時点で、見張りは少し解けます。
頭の中にあるうちは数が分かりませんが、紙の上では三つしかありません。
二つ。そのうち一つを、今日中に終わらせる。
一番小さいものを選んでください。
五分で終わるものがいいです。
重い順に片付けようとすると、だいたい何も終わりません。
三つ。眠る前に、翌日の最初の一手だけ決める。
一日全体の計画は要りません。
朝起きて最初にやることを、一つだけ決めておく。
迷いながら目覚める朝は、それだけで消耗します。
■それでも抜けない時
ここまでは、ご自分で試せる範囲のお話です。
医療機関でも異常がなく、未完了も片付けた。
それでも、何ヶ月も同じ重さが続いている。
その場合、止まっているのは一箇所ではないことが多いです。
仕事も、人のことも、お金も、どれか一つが特別ひどいわけではないのに、
全部が同じくらい重い。
こうなると、一つずつ手をつけても追いつきません。
全部に共通して流れている、手前の原因を見つける必要があります。
ご自身の流れが、どこで止まっているのか。
生年月日から、止まっている場所と、次に動かす順番を視ます。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
玄征