ママの「ごめんね」を「ありがとう」に変える魔法
毎日、育児に家事に、本当にお疲れ様です。小さなお子さんとの暮らしは、正直、体力の限界を感じることが多いですよね。
「ママ、疲れたな…」
ふとそんな本音が漏れそうになった時、あなたはグッと飲み込んでいませんか?
「母親なんだから、子供の前で疲れた顔を見せてはいけない」
「私の体調管理が悪いせいだ」と、自分を責めていませんか?
かつての私もそうでした。でも、実はその「疲れ」を隠そうとすることで生まれる「ごめんね」こそが、ママ自身を苦しめ、子供の伸びるチャンスを逃しているかもしれないのです。
今日は、ママの罪悪感を手放し、親子でハッピーになれる「ありがとう」の育児習慣についてお話しします。「疲れた」を隠すと、なぜか「ごめんね」が増える不思議…
なぜ私たちは、「疲れた」を隠そうとするのでしょう。
それは、「子供に心配をかけたくない」「完璧なママでありたい」という、愛情ゆえのプレッシャーからです。
しかし、子供はとても敏感です。ママが無理をして作った笑顔の下にある「疲れ」を、本能的に察知します。すると子供は、「ママが元気がないのは、僕(私)のせいかな?」と不安になってしまうこともあります。
そしてママ自身も、疲れているからこそ、ついイライラしたり、子供の相手が十分にできなかったりして、心の中で「また優しくできなかった、ごめんね」「待たせてごめんね」と、謝罪の言葉ばかりを積み重ねてしまう。
これでは、ママの心は罪悪感でいっぱいになり、ますます疲弊してしまいます。
ママの「疲れた」は、子供への「信頼」の証
ここで、発想を少し変えてみませんか?「疲れた」と伝えることは、決して悪いことではありません。むしろ、「今のママは、少しパワーが足りないんだ。だから、あなたに少し手伝って(待って)ほしいな」という、子供への信頼のサインなのです。子供は、大好きなママの役に立ちたいと常に思っています。ママが弱みを見せることで、子供は「自分がママを助けられるかもしれない!」と、ぐんと成長するチャンスを手にするのです。
罪悪感を手放す!魔法の「言い換え」リスト
では、具体的にどのように言葉を変えていけばいいのでしょうか。日々のよくあるシーンで、「ごめんね」を「ありがとう」に変換してみましょう。
・隠していた「疲れた」+「ごめんね」⇒魔法の「疲れた」+「ありがとう」
・家事で待たせた時
(心の中で:疲れた、早く終わらせなきゃ)「お待たせしてごめんね」
↓
「ママ、少し疲れちゃってゆっくりだったの。待っててくれて、すごく助かったよ!ありがとう」と伝える。
・抱っこが辛い時
(心の中で:腰が痛い、でも抱っこしなきゃ)「すぐ下ろしてごめんね」
↓
「ママ、今お腰が疲れちゃってるの。お椅子に座って(歩いて)くれて、ありがとうね」
・一緒に遊べない時(心の中で:座りたい、休みたい)
「遊んであげられなくてごめんね」
↓
「ママ、今パワーを充電中なの。一人でトミカ(お人形)で遊んでてくれて、ママ嬉しいな。ありがとう」
どうですか?
「ごめんね」と言うと、自分が「悪いこと」をしている気分になりますが、「ありがとう」と言うと、子供の「協力」や「優しさ」に目が向くようになりませんか?「ありがとう」を受け取った子供は、「自分はママを助けられたんだ!」という誇らしい気持ち(自己肯定感)を感じることができます。
完璧じゃなくて、幸せなママでいよう
乳幼児期の育児は、マラソンのようなものです。ずっと全力疾走では、いつか倒れてしまいます。「疲れた」時は、その気持ちを認めてあげてください。
そして、それを子供に隠すのではなく、協力してもらうための「合図」にしてみてください。完璧なママである必要はありません。「疲れた」を「ありがとう」に変えて、子供と一緒に笑顔でいられる時間を、少しでも増やしていきませんか?今日もお子さんと一緒に、一歩、進んでいきましょう。