日曜日の夜。
窓の外が暗くなっていくのを見ながら、胸のどこかがきゅっと縮むような感覚を覚えること、ありませんか。
「明日からまた、あの場所に行かなきゃ」
「あの人の顔を見るだけで、息が浅くなる」
「この気持ち、いつまで続くんだろう」
そんなふうに思っているのは、あなただけじゃないんです。
今この瞬間も、同じように布団の中で膝を抱えている人が、きっとどこかにいる。スマホの明かりだけを頼りに、夜を乗り越えようとしている人が。
ひとりで抱え込んでいると、夜の静けさは優しいようでいて、どこか残酷ですよね。考えなくていいことまで、頭の中をぐるぐると回ってしまう。
でも、少しだけ思い出してほしいのです。
あなたは今日まで、逃げ出したい日も、泣きたい夜も、それでもなんとかここまで歩いてきた。それは、あなたが思っているよりずっと、大きなことなんですよ。
もし今夜、心が苦しくなったら。
無理に前を向こうとしなくていい。
答えを出そうとしなくていい。
ただ、ゆっくり息を吐いてみてください。
吐ききったら、自然と空気が入ってきます。
それだけで、大丈夫。
明日の朝が来るのは止められないけれど、今夜だけは、自分のためだけの時間にしていいんです。
温かいものを飲んでもいい。
好きな音楽を小さく流してもいい。
何もしないで、ただぼんやりしてもいい。
あなたがあなた自身を労わることを、誰も責めたりしません。
夜は必ず明けます。
そしてその朝は、今あなたが想像しているものとは、少しだけ違う色をしているかもしれない。
だから今夜は、どうか安心して目を閉じてくださいね。
心音