ゼロから始めるタロット学習 その6(大アルカナ:魔術師)

ゼロから始めるタロット学習 その6(大アルカナ:魔術師)

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占い
イルミナtiと申します。

この記事は、ゼロからタロットを学習したい方向けの記事シリーズです。
最初の記事は『ゼロから始めるタロット学習 その1』となりますので、先にそちらから現在のナンバーまで順に読んでおくようお願いいたします。

今回紹介するのは、大アルカナ2番目のカード『魔術師』です。

実際にタロットを手元に用意して、カードを見ながら読むことを推奨いたします。

魔術師について

【イメージ】
・具体的な行動
・意識的に行う
・集中力
・クリエイティブ

魔術師のカードの持つナンバーは、「1」です。最初の愚者は「0」でした。
何も具体的なものが存在しない「0」という数から「1」という数字になっています。ここから、原初的な衝動とやる気の世界から具体化するプロセスに入りました。

エンペドクレスが提唱した、世界は四つの元素から出来ているという「四元素説」があります。
四元素とは「火・土(地)・空気(風)・水」です。
魔術師が目の前のテーブルに広げているのは、まさにこの四元素を象徴するアイテムです。
棒→ワンド(火)。
金貨→ペンタクル(地)。
剣→ソード(風)。
聖杯→カップ(水)。
ここから万物がクリエイティブ(創造)されていくのです。

また、カードの絵の中の魔術師は右手を天に掲げ、左手は地を指差しています。
これは天の意志を地に降ろすことを象徴しているとも考えられます。
天の意志が思い付いただけでまだ形になっていない「アイデア」だとすれば、地に降ろすというのは「形」にするということなのでしょう。
アイデアを形にするということこそ具体的な行動につながっていくのです。

この辺りの理屈は易の「陽」と「陰」にも似ています。
例えば、電子レンジを想像してみてください。
電子レンジは物体であり、具体的な形を持つ「陰」となります。
でも、ちゃんとそれが稼働するためには電気が必要です。繋いだコンセントから流れてくる電気(エネルギー)が「陽」ということになります。
ちなみに東洋では「五行論(木・火・土・金・水)」が四元素説と同じように、世界を構成する元素として存在しています。

ともあれ、形のないエネルギー(アイデア、思考など)を新しく形にするというようなカードであるととらえると分かりやすいかもしれません。

仕事を行き詰まりを感じ、占ってこのカードが出たとします。
あくまで、正位置での解釈ですが、
・新しいやり方を試してみる。
・考えるばかりではなく、具体的な行動へ移す。
などの読み方が出来るでしょう。
場合によっては、
・独立する
なんて読み方も出来るかもしれませんね。

このカードが出るということは新しい何かを始めるための創造力(クリエイティビティ)が備わっている可能性が高いはずです。
カードの絵の背景も「叡智」の象徴でもある黄色に満たされています。能力は保証されているのでしょう。
ただし、逆位置で出た場合は、まだ準備が不足していたり、能力的に未熟であったりということも考えられます。

また、恋愛で好きな人と付き合うにはどうすればいいですか? という質問でこのカードが出たとします。
男性が質問者ならまさに「男らしく振舞うといいでしょう」というのが一つの解答になり得ます。なぜかというと、この魔術師のカードは男性性のカードだとされているからです。ちなみに女性性のカードは次の「女教皇」となります。

魔術師は新しい何かのスタートを暗示しているカードです。また、それをするための能力もあるということの証でもあります。

今回の記事は以上になります。

次回は大アルカナのカード『女教皇』を解説したいと思います。

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あなたに幸がありますように。





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