「2000年代から20年以上投資を続けてきた私」と「最近NISAを始めた方」の違いは何か。もし問われたら、それは投資に関する「圧倒的な勉強量(読書量)」かもしれません。
この勉強量は、市場が好調な時はあまり役に立ちません。しかし、市場が荒れた時、あるいは「今のままでいいのか?」という不安に対峙した時、その差は大きな「握力」の違いとなって現れます。
最近は「オルカンだけでいいのか?」「これからは国内株だ」など、せっかく始めた長期投資を揺るがすような情報が溢れています。そんな時こそ、立ち止まって手に取ってほしい「お守り」のような3冊をご紹介します。
①確定拠出年金の教科書(山崎 元)
故・山崎元氏による、忖度なしの決定版です。
タイトルは「確定拠出年金」ですが、語られているのは資産運用の本質そのもの。制度の仕組みから「何を、どう買うべきか」の理論的根拠が明確になるため、流行の情報に惑わされない「投資の軸」が手に入ります。
少し前の本ではありますが、山崎氏の教えには時代を問わない普遍的な価値があります。当時、確定拠出年金(企業型)の枠内だけでポートフォリオを考えていた私にとって、視野を広げてくれた恩人とも言える一冊です。
②敗者のゲーム(チャールズ・エリス)
世界的な名著であり、インデックス投資家のバイブルです。
投資を「プロのテニス試合(ミスをしない方が勝つゲーム)」に例え、初心者が市場平均(インデックス)を持ち続けることがいかに理にかなっているかを証明してくれます。市場が荒れて不安な時に読み返すと、冷静さを取り戻せます。
③お金は寝かせて増やしなさい(水瀬 ケンイチ)
日本の個人投資家による、実践的な一冊です。
改訂版には、著者の20年以上にわたる実践録が紹介されています。特に「暴落時のリアルな心理状態」や、それをどう乗り越えたかが赤裸々に綴られているのが特徴。「不安なのは自分だけじゃない」と、心に安定剤をくれるような体験記です。
投資で一番難しいのは、手法を選ぶことではなく「続けること」です。
まずは気になる1冊を手に取って、暴落が来ても動じない「最強のメンタル」を手に入れてください。
もし「本を読んだけど、自分の場合はどうすればいい?」と迷われたら、いつでもご相談に乗ります。20年の経験をもとに、あなたの資産形成を全力でサポートいたします。