「当たらなかった占い」に隠れているもの

記事
占い
私のもとへ来てくださる方の多くは、ご紹介でご縁がつながった方たちです。
はじめましての中に、落ち着いた空気が流れるのは、その背景に共通する誰かの想いがあるからかもしれません。

お話をゆっくり伺い、鑑定が終わる頃。
お礼の言葉とともに、こんな言葉をいただくことがあります。

「前に行った占いは、全然当たらなかったんです」

その言葉を受け取るとき、私は少しだけ内容をお聞きします。

どんなことを言われたのか。
どんな未来を示されたのか。

そうして紐解いていくと、不思議なことに、私が見ている結果と大きく違わないことが少なくありません。

よくあるのが、
「今年はいい出会いがあると言われたのに、全然なかった」というお話。

けれど、私が占っても同じように、良いご縁の流れは確かに見えています。
さらにお話を重ねていく中で、こんなやり取りになることもあります。

「秋にいい出会いがあるって言われたのに、何もなかったんです」
「その頃、人と会う予定やお誘いはありましたか?」
「いや特別これといって浮かぶもの…あ、会社の集まりがあったかもしれません。でも面倒で行かずに帰りました」

その一言に、すべてが静かにつながっていくのを感じる瞬間があります。
占いで見えていた【出会いの流れ】は、確かにあったのだと思います。

ただそれは、何もしなくても自然に訪れるものというより、
「場に行く」「人と関わる」といった小さな選択の先に用意されていることのほうが多いのかもしれません。

もちろん、動かずに待つことが大切なタイミングもあります。
その流れや巡り合わせを読み解いていくのが、占いの役割のひとつでもあります。

占い師もたくさんおり、占術もさまざまです。

「△月に〇〇で出会います」と具体的にお伝えし、その通りにご縁を導かれる方もいらっしゃいます。
同じ占いに携わる者として、そのお力は本当に素晴らしいものだと感じ、尊敬しています。

私はそのように具体的にお伝えすることは難しく、私にとって占いは【診察】のようなものです。
今の状態や流れ、そしてこれからどんな道が開けているのかをお伝えすることはできます。

けれど、その道を実際に歩いていくのは、私ではなく、その方ご自身です。

そして、その道をより進みやすく整えていくのが、アファメーションという【処方】ではないかと感じています。

「帰りが遅くなる」
「気を使うし面倒だからやめておこう」

そんな何気ない言葉は、自分を守るためのごく自然な反応でもあります。

けれど同時に、まだ形になる前の可能性や、ご縁の入り口に、そっとふたをしてしまうこともあります。

だからこそ、ほんの少しだけ見方を変えてみるのです。

「この時間は、私に必要な出来事を運んでくる」
「私の気遣いは、やさしいご縁を育てている」

出会いに関しては、こうした言葉を自分にかけていくことで、
これまで「面倒だな」と感じて避けていた場所にも、少しずつ足が向くようになっていきます。
そしてその先で、ご縁につながる出会いがあったと、後日ご報告をいただくことも少なくありません。

その変化はすぐに大きく現れるものではありませんが、
日々の選択や感じ方に静かに影響し、やがて現実の受け取り方そのものを変えていきます。

占いで道を知り、
アファメーションで思考を整え、
そして進む道を自分の足で歩いていく。

その積み重ねの中で、
「未来を待つだけの当たる・当たらない占い」というものから、
「自分で触れていく現実」へと変わっていくのだと、私は感じています。

占いは、未来を決めるものではありません。
アファメーションは、魔法の言葉でもありません。

どちらも、あなたがあなたの人生を、あなたの意思でよりよい道へと進んでいく方法にしかすぎません。
道と方法を知っているだけで、その一歩は、思っているよりもやさしく未来へと続いていくのかもしれません。

必要なタイミングで、必要な方にこの言葉が届いていたら嬉しく思います。
このご縁が、どこかでまたつながるようでしたら、そのときはお話をお聞かせください。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら