私たちの目には、光を感じ取る視細胞という細胞があります。
視細胞には、
錐体(すいたい)細胞
桿体(かんたい)細胞
の2種類があります。
色を見る「錐体細胞」
錐体細胞は、
明るい場所で働く
色を識別する
細かい形を見る
という役割を持っています。
特に、網膜の中心にある**中心窩(ちゅうしんか)**という部分に集中しています。
私たちが何かをじっと見たときに、
色や形をはっきり認識できるのは、この錐体細胞のおかげです。
暗い場所で働く「桿体細胞」
一方の桿体細胞は、
暗い場所で働く
明るさを感じ取る
色は識別できない
という特徴があります。
桿体細胞は錐体細胞よりも数が多く、
中心窩には存在していません。
中心窩から少し離れた、
視野の約20°付近に最も多く分布しています。
そのため、夜に星を見るときは、
真ん中を見るより少し視線をずらした方が見えやすいことがあります🌟
中心窩には錐体細胞しかない!
実は中心窩には、
色を見るための錐体細胞しか存在していません。
だからこそ、
私たちは見たいものを視線の中心に合わせることで、
色や形を細かく認識できるのです。
視細胞が存在しない場所もある
網膜には、
錐体細胞も桿体細胞も存在しない場所
があります。
それが**視神経乳頭(盲点)**です。
この部分は視神経が眼球から出ていく場所のため、
光を感じることができません。
しかし脳が周囲の情報を補ってくれるため、
普段は盲点を意識することなく生活しています。