プレゼン10枚作ったのに、相談内容が違った日

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機械設計の仕事をしていると、
「これはあるあるだな」と思う出来事がよくあります。

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## 営業からの依頼
ある日、営業からこんな依頼がきました。
「顧客から自動化装置の相談が来ています。
設計からプレゼンをお願いします。」
新規顧客ということもあり、気合が入ります。
・構想案
・装置レイアウト
・処理フロー
・導入メリット
スライドを10枚作成しました。
「これなら提案として形になる」
そんな資料です。

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## 打ち合わせ当日
営業が場を仕切ります。
「それでは設計から
自動化装置のプレゼンをさせていただきます。」
ここで顧客が少し不思議そうな顔をしました。
そして言いました。
「すみません…
今日はこの形状、
そもそも製作できるか確認したかっただけですが…」
一瞬、場が止まります。
営業
「すみません、認識違ってました。」
設計
(スライド10枚をそっと閉じる)

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## 技術の問題ではない
機械設計をしていると、
「技術的に難しい問題」に出会うことは多いです。
強度
干渉
精度
コスト
納期
ですが、実際の現場では
それ以上に多い問題があります。
それは
打ち合わせの認識違い
です。

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## 設計の仕事の半分
機械設計の仕事は
図面を描くことでも
CADを操作することでもありません。
本当に多い仕事は
- 顧客の本当の目的を確認する
- 営業の依頼内容を整理する
- 相談のレベル感を合わせる
つまり
情報の交通整理です。

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## 設計者がよくやっていること
設計者は、実はこんな役割をしています。
・営業の依頼内容の確認
・顧客の真意の確認
・仕様のすり合わせ
・技術的な落としどころの提示
言い方を少し皮肉にすると、
機械設計の仕事の半分は
営業からの依頼の裏どり
だったりします。

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## でも、これは誰のせいでもない
営業も忙しいです。
顧客も忙しいです。
話が伝言ゲームになるのは
珍しいことではありません。
だからこそ設計者には、
「技術力」だけでなく
「認識を揃える力」
が必要になります。

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## 最後に
機械設計で一番多いトラブルは
技術問題ではなく
認識のズレ
だったりします。
もし同じ経験をしたことがあれば、
きっとこう思ったことがあるはずです。
「今日の目的、今知った。」
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