図面は出せても、装置は出荷できない。

図面は出せても、装置は出荷できない。

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機械設計が見落としがちな「物流」という設計条件

機械設計をしていると、設計レビューでは必ず確認する項目があります。

干渉チェック
強度
安全性
可動範囲

これらは設計者なら誰でも意識している基本項目です。

しかし、実際の現場では
別のところで問題が起きることがあります。


完成後に発覚するトラブル

設計レビュー

干渉
✔OK

強度
✔OK

安全
✔OK

問題なし。

装置も完成。
いよいよ出荷です。

その時、物流担当から一言。

「この装置、トラックサイズオーバーです」

設計
「……」


図面は出せても、装置は出荷できない

装置設計ではよくある話ですが、
設計段階では 製作することに意識が集中します。

・機械として成立するか
・強度は足りているか
・安全性は問題ないか

しかし、実際の装置は
• 工場で組み立てられ
• トラックに積まれ
• 顧客工場へ運ばれ
• 搬入口から搬入され
• 据付される

という流れで初めて完成します。

つまり

物流も装置の一部の条件なのです。


設計者が意外と見落とすポイント

装置設計では次の制約も重要になります。
• トラックサイズ
• 道路規制
• 工場搬入口サイズ
• クレーン能力
• 分割搬送の可否

特にFA設備や大型装置では、
物流制約が設計を決めることも珍しくありません。


現場ではこうなる

物流
「トラックに載りません」

現場
「入口通りません」

据付
「クレーン能力足りません」

この瞬間、設計者は考えます。

「分割設計にしておけばよかった…」


機械設計の現実

機械設計は
図面を描いて終わりではありません。
• 作れるか
• 運べるか
• 据付できるか

そこまで考えて、初めて設計が完成します。


図面は出せても
装置は出荷できない。

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