「考えすぎだよ」
「もっと積極的になったほうがいいよ」
「そんなに気にしなくていいんじゃない?」
内向型の人なら、一度はこんなことを言われた経験があるかもしれません。
僕も幾度となく言われてきました…!
特に仕事の場面では「積極性が大事」「誰とでも会話できるのが重要」という風潮があるため、より気にしてしまいがち。
でも、あなたが「短所」だと思っているその性格、
実は見方を変えると「才能」なんです。
本記事ではそんな内向型さんが共通して持っている、「3つの才能」についてご紹介していきます!
◆ 才能① 一人で集中する「没頭力」
「一人で何かをしていたら、気づいたら何時間も経っていた」
という経験がある内向型さんは多いと思います。
読書をしていた。
ゲームをしていた。
絵を描いていた。
誰かと一緒にいなくてもいるよりも、一人になって目の前のことにどんどん入り込んでいく。
気づけば周りの音も聞こえなくなっている。
時計を見て、
「え、もうこんな時間?」
と驚く。
これが、内向型さんの持つ「没頭力」です。
そしてこの「没頭力」が強い理由は、「内向型さんの敏感さ」にあります。
周囲の人の話し声。
鳴り続ける電話。
誰かが歩いている気配。
そんな外部からの刺激を避けるように、自分の内側へ意識を向けやすくなります。
だからこそ、自分の内側に意識を向ける「集中」という行為が得意なのです。また、この才能は外部の情報が少ない「一人の空間」でより発揮されます。
内向型のみなさんも、「一人でいる方が思考が整理される」「一人でいると集中しやすい」といった経験があるのではないでしょうか?
ただ、「一人でいるのが好き」というと、なんとなくネガティブな印象を持たれることがあります。
でも、見方を変えてみてください。
一人でも寂しさを感じず、一つのことに何時間も集中できる。
これは立派な才能です。
内向型さんに必要なのは、無理やり人の輪に入ることではなく、自分の意識に深く潜れる環境をつくることなのかもしれません。
◆ 才能② 深くまで考える「思考力」
「そんなに考えなくていいんじゃない?」
内向型さんなら、こんなことを言われた経験があるかもしれません。
何かあると、
「なんでこうなったんだろう?」
「あのとき、どうすればよかったんだろう?」
と、つい深く考えてしまう。
でも、この「考えすぎ」、
見方を変えれば
「一つのことを、深く考えられる」
とも言えます。
表面的な答えで終わらず、その奥へ、その奥へと考えていく。
これこそが、内向型さんが持つ2つ目の強み「思考力」です。
そして実は、内向型さんの思考力には、脳の働きも関係していると言われています。
人間の脳には「前頭前野」と呼ばれる部分があり、ここは思考や計画、問題解決に使われる場所です。
内向型の人は、この前頭前野に流れる血流が多く、発達していると言われています。これが内向型さんの思考力が優れている理由の1つです。
だからこそ、
「なぜ、この問題が起きたんだろう?」
「そもそもの原因は何だろう?」
「もっといい方法はないだろうか?」
と、一つのことを深く考えていくことができます。
ただ、この特徴が裏目に出ることもあるのも覚えておきましょう。
それは「思考に時間がかかる」という点です。
会議で突然意見を求められたけど、言葉が出ずに何も答えらなかった経験はないでしょうか?
そんなとき
「自分は頭の回転が遅いのかな……」
と思ってしまうかもしれません。
でも、これは思考力が低いわけではありません。
むしろ内向型さんが得意なのは、
「速く考えること」ではなく、「深く考えること」。
時間をかけて一つのテーマに向き合えば、
表面的な答えだけではなく、その奥にある本質までたどり着ける。
「考えすぎ」は、使う場所によっては弱点になります。
でも同時に、
誰よりも深く考えられる才能にもなるのです。
◆ 才能③ 相手の気持ちを考える「共感力」
「これを言ったら、嫌な気持ちにさせないかな」
「さっきより元気がない気がする」
人と話していると、つい相手の気持ちをあれこれ考えてしまう。
内向型さんには、そんな人も多いと思います。
この「気にしすぎる」という特徴は、3つ目の強み「共感力」です。
共感力とは、人の気持ちの本質に意識を向け、気づける力のこと。
そして、この共感力が生まれる理由のひとつに、
内向型さんは「自分の気持ちを理解するのが得意だから」
というものがあります。
人には、相手の気持ちを感じ取ると、自分の中にも同じような感情が生まれる性質があると言われています。
たとえば、
映画で悲しんでいる主人公を見て、自分まで悲しくなったり。
楽しそうに笑っている人を見て、こっちまで楽しい気持ちになったり。
そんな経験はないでしょうか。
内向型さんは普段から自分の内面に意識を向け、自分の感情を深く感じ取る傾向があります。
だからこそ、
「この人、今ちょっと無理して笑っているのかも」
「本当は何か悩んでいるんじゃないかな」
と、相手のちょっとした感情の変化にも気づける。
つまり、
自分の気持ちを深く理解できるからこそ、相手の気持ちも深く理解できる。
「人のことを気にしすぎる」
という特徴は、使い方によっては苦しくなることもあります。
でも同時に、
誰かの痛みに気づいたり、
悩んでいる人に寄り添ったり、
言葉になっていない気持ちを感じ取ったりできる。
「気にしすぎる人」は、「気づける人」でもあるのです。
◆ まとめ|内向型は変えるより、活かしていく
ここまで、内向型さんが持つ3つの才能について紹介してきました。
ただ、才能は必ずしも「長所」になるとは限りません。
環境によっては、同じ才能が「短所」として現れることもあります。
だから大切なのは、自分の才能が「長所になる環境」に身を置くこと。
その環境に身を置くだけで、自然と成果が出るようになるでしょう。
そして今回紹介した3つは、あくまで内向型さんが持つ大枠の強みです。
何に没頭できるのか。
何を深く考えられるのか。
どんな場面で共感力を発揮できるのか。
細かな強みは一人ひとり違うので、当然、合う環境も違います。
ただ、
「自分にはどんな強みがあって、どんな環境なら活かせるのか?」
これを一人で見つけるのは、意外と難しいものです。
僕もコーチングを受けながら見つけることができました。
そこで現在僕は、これまでの経験を一緒に振り返りながら、一人一人の強みを整理するサービスをしております。
あなたの強みと、それを活かせる環境を一緒に整理していきます。
「自分を変える」のではなく、
「自分を活かせる場所」を見つける。
そのための第一歩を、一緒に踏み出してみませんか??
内向型さんが自身の才能に胸を張って、仕事や生活を送っていける未来を願っています!