心配しているだけなのに、なぜ彼は離れるのか

心配しているだけなのに、なぜ彼は離れるのか

記事
コラム
なんだかうまくいかない。

自分は悪いことをしているつもりはないのに、相手が少しずつ離れていく。

私は、相手を
思っている。
気を使っている。
心配している。
大事にしている。

それなのに…

その離れていく感覚、もしかしたら「重さ」かもしれません。

いやいや、私は束縛や過剰な連絡してないし、相手の自由を奪ってない、望んだ通りにしているよ、なんて声も聞こえてきそうですが。

でも実際は、
「優しさのつもり」
「気遣いのつもり」
「愛情のつもり」

そのつもりが積み重なったとき、関係は少しずつ息苦しくなっていく。
その重さとは、声を荒げることでも、怒ることでもない。

むしろ、穏やかな顔をして、一見周りからは
「できた彼女じゃん」
「いいお母さんじゃん」
なんて言われるような行動でも、相手にとっては、ただ重いことがあります。

そして、多くの場合、自覚がない。

たとえば、こんなことです。

最近元気ないね、大丈夫?
疲れてない?
無理してない?

体調を気遣うこと自体は、悪いことではないけれど、頼んでもいないのに何度も顔色をうかがわれると、だんだんこう思ってきます。

放っておいてくれや

まるで、いつも
こちらが弱っている前提。
何か問題がある前提。

勘弁して~
めっちゃ、元気だけど。

それは優しさというより、干渉。

次に、頼んでもないお世話係。

全部先回りしてやってくれる。
体のことを考えられた食事(好きなもの食べたい!)
身の回りのことを勝手に整える(触らないで!)

恋人の段階で、一人暮らしの部屋に入り込んであれこれ手を出されると、テリトリーに踏み込まれた感覚になる。

結婚しているならまだしも(生活の流れってあるのでね)
でも、まだ対等でいたい関係の段階でそれをやられると、
「管理されている」感じがする。

しかも厄介なのは、
「してあげた」が乗っかってくるとき。

せっかく作ったのに。
こんなにやったのに。

いやいや、勝手にやっておいて…

そして、聞いてもいないアドバイス。

例えばニート中の彼に

こうした方がいいよ。
それやってみたら?
その仕事どうなの?

うっせー まじ。

放っておけばいい。
言ってもやりませんから。

それはその人の人生です。
正論でも、頼まれていない正論は、ただの圧です。

あと、LINEね。

ラリーが続くときもある。お互い楽しんでいればOK。

でも、画面みてみて。
あなたの色、一色なんてことない?

それは会話ではない。

今日あったことの報告。
今の気持ち。
返事に困る近況。

温度が揃っていなければ、ただの自分通信

最後に、言いなり型。

理不尽なことをされても笑う。
場の空気を整えようとする。
自分の意見を飲み込む。

一見、優しい。
でも正直、イライラする。

なぜかって、まるでこちらが悪者。

こっちだって悪いの、わかっているのに健気な素振りで、「うん、そうだね、ごめんね」なんて、可哀想な顔されても無言の圧に過ぎない。

そしてどれも極めつけが
「あなたを思って」「あなたのために」

重いです。

その重さの正体は、実は愛情ではない。

失いたくないという「不安」

 嫌われたくないという恐れ。
だから、心配する。 だから、世話を焼く。 だから、正論を言う。 だから、空気を整える。

でもそれは、 相手のためというより、 自分を安心させるための行動。
わかりやすく言えば、 自分の不安を、相手にぶつけているだけ。

優しさの顔をした不安は、いちばん重い。

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