自己PRに使わなかった経験にも、あなたの強みが隠れている

自己PRに使わなかった経験にも、あなたの強みが隠れている

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「自己PRに書けるような経験がありません」

就職活動の相談で、そんな言葉を耳にすることがあります。

部活動で大きな成果を出したわけでもない。

アルバイトでリーダーを務めたわけでもない。

人に誇れるような特別な経験が思いつかない。

そんなとき、「自分には強みがない」と感じてしまう方もいるかもしれません。

でも、私はいつも思うんです。

自己PRに使える経験が思いつかないことと、強みがないことは、同じではない。

そして実は、自己PRには使わなかった経験の中にも、その人らしさが表れていることがあります。

 自己PRに書く経験だけが、大切な経験ではない


就職支援の仕事で、エントリーシートの作成や面接準備をサポートしていたときのお話です。

相談者の方と一緒に、これまでの経験を振り返りながら、その方の強みを探していました。

お話を伺う中で、さまざまな経験が出てきました。

その中には、最終的に自己PRの文章には使わなかった経験もあります。

でも、私にとって、その経験を聞けたことには大きな意味がありました。

困難な状況に直面したとき、どのように考えたのか。

自分一人では難しいと感じたとき、どんな行動を取ったのか。

思うようにいかなかったとき、どんな工夫をしたのか。

そうしたお話を重ねるうちに、相談者の方が持っている強みや、その人らしい考え方、行動の特徴が少しずつ見えてきたのです。

そして、それらは、その後の面接準備でも、相談者の方の可能性を信じる大切な手がかりになりました。

自己PRに書かなかったからといって、その経験に価値がないわけではありません。

むしろ、一見関係がないように思える経験も、いくつか重ねて振り返ることで、その人らしさが見えてくることがあります。

 「何を達成したか」より「どう行動したか」


自己分析をするとき、つい結果に目が向きがちです。

「何かで一番になった」

「目標を達成した」

「周囲から高く評価された」

もちろん、こうした経験も大切です。

でも、強みを見つけるときには、結果だけでなく、そこに至るまでの行動にも目を向けてみてほしいのです。

例えば、うまくいかないことがあったとき。

誰かに相談した人もいるでしょう。

自分で情報を集めた人もいるかもしれません。

何度も方法を変えて試した人もいれば、周囲の人が取り組みやすいように工夫した人もいるでしょう。

同じ困難に直面しても、考え方や行動は人によって違います。

その違いの中に、その人らしさが表れることがあります。

一つの経験だけで、強みを決めなくてもいい


私は、経験の中に隠れている小さな強みや可能性の手がかりを、「光のかけら」と呼んでいます。

例えば、ある経験では「困ったときに周囲へ相談する力」が見つかったとします。

別の経験では「自分なりに工夫する力」が見つかるかもしれません。

さらに別の経験では「周囲の様子を見ながら行動する力」が見えてくることもあります。

こうした一つひとつの光のかけらをつなげていくと、

「この人は、周囲と協力しながら、自分で工夫して物事を進めていく人なのかもしれない」

という、その人らしい姿が少しずつ浮かび上がってきます。

もちろん、一つの行動だけで強みを決めつけることはできません。

だからこそ、複数の経験を振り返ることが大切なのだと思います。

自分の「光のかけら」を探してみよう


ここで、少しだけ自分の経験を振り返ってみませんか?

まずは、学校生活でも、アルバイトでも、趣味でも、日常生活でも構いません。

「ちょっと大変だったけれど、自分なりに何とかした経験」を一つ思い出してみてください。

そして、次の質問を考えてみましょう。

① そのとき、何に困っていましたか?
② 何とかするために、どんな行動を取りましたか?
③ なぜ、その方法を選んだのでしょうか?
④ ほかの場面でも、似たような行動を取ったことはありませんか?

特に注目してほしいのは、④の質問です。

違う場面でも似たような行動を取っているなら、それはあなたらしい考え方や行動の傾向なのかもしれません。

最初から「私の強みは〇〇です」と答えを出さなくても大丈夫です。

まずは、自分が実際に取ってきた行動を集めるところから始めてみましょう。

自分では当たり前のことほど、気づきにくい


人は、自分にとって自然にできることを、強みだと思っていないことがあります。

「困っていたら、誰かに相談するのは普通でしょう?」

「周りの人の様子を見るのは、当たり前だと思っていました」

そんなふうに感じることもあるかもしれません。

でも、その行動を取る理由や、実際の工夫の仕方は、人によって違います。

だから私は、相談者の方が何気なく話してくださった経験にも、丁寧に耳を傾けたいと思っています。

光のかけらは、特別な成功体験の中だけにあるわけではない。

自己PRに使わなかった経験も、思うようにいかなかった経験も、自分を知るための大切な手がかりになることがあります。

あなたが「大したことではない」と思っている経験の中にも、まだ気づいていない強みが隠れているかもしれません。

自分の強みを、一緒に見つけてみませんか?


「経験を振り返っても、自分の強みがわからない」
「自己PRに何を書けばいいのか迷っている」
「自分らしい言葉で、面接でも伝えられるようになりたい」

そんな方に向けて、COLORFUL STORYでは、これまでの経験を一緒に振り返り、強みや自分らしさを整理するサポートを行っています。

模範的な自己PRを作ることだけが目的ではありません。

あなたが歩んできた経験の中から、あなた自身の強みを見つけ、それを自分の言葉で伝えられるようになること。

そのプロセスを大切にしています。

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彩雲ふみの|COLORFUL STORY

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