「着たいドレス」と「したい結婚式」どちらかを諦める必要はある?元式場支配人が考えるドレス選び

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コラム
結婚式のドレス選び
たくさんのドレスを見ながら

「このデザインが好き」
「この色を着てみたい」
「これが一番、自分らしい」

運命の一着に出会う時間は、結婚式準備の中でも特別な時間だと思います。

だから私は
「着たいドレスを着てほしい」
そう思っています。

でも、ドレスが決まったあと、もう一つだけ考えてほしいことがあります。

「そのドレスを着て、何をしたいですか?」

「着たい」と「したい」は、別々に考えなくていい

たとえば

ゲストのテーブルを自由に回って、たくさん話したい
友人たちと気兼ねなく写真を撮りたい
ガーデンに出て、みんなと一緒に楽しみたい
披露宴中も、できるだけゲストの近くにいたい

そんな結婚式にしたいとします。

ところが、選んだドレスでは動きにくい

すると
「そのドレスだと難しいですね…」
と言われるかもしれません。

もちろん、安全面やドレスの構造上、本当に難しいこともあります。

でも私は、そこで話を終わらせたくありません。
『できない』で終わる前に『どうすればできるか』を考えます。
これがウェディングプランナーの仕事だと思っています。

ドレスに結婚式を合わせることでも、結婚式にドレスを合わせることでもない

「動きやすいドレスに変える」

それも一つの選択肢です。
でも、それだけが答えではありません。

進行を変えられないか
移動する場所を変えられないか
時間の使い方を変えられないか
会場スタッフのサポート方法を変えられないか

おふたりが本当に叶えたいことが分かれば、考えられる選択肢は増えます。

私は
『何かを』を諦めることではなく
『着たい』と『したい』を一緒に考えたいと思っています。

『何を選ぶか』の前にあるもの

これはドレスだけの話ではありません。

料理も
引出物も
装花も
演出も
進行も

結婚式では、たくさんのものを『選ぶ』ことになります。

でも、その一つひとつは、本来それ自体がゴールではありません。

たとえば

「この演出が人気だから」ではなく
「ゲストとこんな時間を過ごしたい、だから、この演出を選ぶ」

「この引出物が定番だから」ではなく
「こんな気持ちを持って帰ってほしい、だから、これを選ぶ」

そんなふうに考えると、結婚式の選択は少し変わってきます。

『普通はこうです』で終わらせない

私はウェディングプランナーとして10年、式場支配人として10年
結婚式に携わってきました。

その中で大切にしてきたのは
おふたりを結婚式の型に当てはめるのではなく
おふたりから結婚式を考えること

「普通はこうします」
「皆さんこうされています」

もちろん、それが参考になることもあります。

でも、それだけで決めなくていい

着たいドレスがあるなら

『そのドレスを着て、何をしたいのか』

そこまで聞いて初めて、本当におふたりに合った結婚式を考えられます。

『何を選ぶか』より『何をするために選ぶか』

ドレスも
料理も
引出物も
進行も

すべては、おふたりが望む一日をつくるための選択肢です。

もし

「やりたいことはあるけれど、式場では難しいと言われた」
「本当にこの選び方でいいのか迷っている」
「自分たちがどんな結婚式にしたいのか、まだ整理できていない」

そんなモヤモヤがあれば、一度第三者に話して整理する方法もあります。

式場や担当プランナーを否定するためではありません。

『おふたりが納得』して、自分たちの結婚式を選ぶために
『普通はこうです』と、結婚式を決めつけない
結婚式にもっと自由を

結婚式のセカンドオピニオン
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