「自分を変えたい」
そう思ったことはありませんか?
もっと自信を持ちたい。
人間関係で悩まなくなりたい。
自分の強みを見つけたい。
自分らしく生きたい。
そんな思いから、性格診断を受けたり、本を読んだり、いろいろな方法で自分を変えようとする人もいると思います。
でも、もしかすると、
「変わること」より先に、「自分を知ること」が大切なのかもしれません。
例えば、自分がどんな場面で疲れやすいのか。
どんな人といると自然体でいられるのか。
何をするときに無理をしてしまうのか。
どんなことなら、頑張らなくても自然にできるのか。
そうしたことを知らないまま、
「もっと頑張らなきゃ」
「もっと変わらなきゃ」
と思っていると、本当は自分に合っていない方向へ頑張り続けてしまうことがあります。
虹彩リーディングでは、その人がもともと持っている性質や傾向を見ながら、
「どんな自分なのか」
を知ることを大切にしています。
もちろん、虹彩だけですべてが決まるわけではありません。
その人の経験や環境、現在の状況によっても、人の考え方や行動は変わります。
だからこそ、虹彩から見えるものを「答え」として押しつけるのではなく、
「自分を知るための一つの視点」
として受け取ってもらえたらと思っています。
例えば、
「私は人付き合いが苦手なんだ」
と思っていた人が、
「もしかすると、人が苦手なのではなく、大人数の中で気を遣いすぎるのかもしれない」
と気づく。
「私は飽きっぽい」
と思っていた人が、
「興味のあることには、意外と長く集中できている」
ことに気づく。
「自分には才能がない」
と思っていた人が、
「人から頼まれていることの中に、自分の得意があった」
と気づく。
こんなふうに、
自分を知ることで、今までとは少し違う自分の見方ができるようになることがあります。
そして、その変化は必ずしも大きなものでなくていいのだと思います。
今まで断れなかったことを、
「今日はやめておこう」
と言えるようになる。
苦手なことを、
「私には向いていないのかもしれない」
と認められる。
自分が得意なことを、
「これも私の強みなのかもしれない」
と思える。
疲れているときに、
「もっと頑張らなきゃ」ではなく、
「少し休もう」
と選べる。
こうした小さな変化も、自分を知ったからこそ生まれるものです。
自分を知ることは、性格を変えることではありません。
無理に前向きになることでもありません。
まして、
「理想の自分」に近づくために、今の自分を否定することでもありません。
むしろ、
「私はこういうところがあるんだ」
と、自分を少しずつ理解していくこと。
その理解があるからこそ、
「じゃあ、これからどうしたら自分が楽に生きられるだろう?」
と考えられるようになるのだと思います。
もし今、
・自分を変えたいと思っている
・何をしても自信が持てない
・自分に合った生き方が分からない
・頑張っているのに、なぜか苦しい
そんな感覚があるなら、
「どうすれば変われるんだろう?」
と考える前に、
「私は今、どんな自分なんだろう?」
と問いかけてみてください。
好きなこと。
苦手なこと。
自然にできること。
無理をしてしまうこと。
人からよく言われること。
そして、自分では当たり前だと思っていること。
一つずつ見ていくと、少しずつ自分の輪郭が見えてくるかもしれません。
ここまでの11回でも、いろいろな角度から「自分」について考えてきました。
自分のことを意外と知らない理由。
「自分らしく生きる」ことの難しさ。
短所だと思っている部分。
人から言われた言葉によって作られた自分。
頑張っているのに満たされない感覚。
見つけにくい才能。
なぜか惹かれるもの。
まだ言葉になっていない感覚。
社会の中で作った自分。
「私はこういう人」という思い込み。
そして、自分では当たり前すぎて気づかない魅力。
こうして並べてみると、
「自分を知る」
ということは、単純に自分の性格を知ることではないのだと分かります。
自分の中には、
自分でも気づいていない部分がある。
言葉になっていない感覚がある。
自分では価値に気づいていない強みがある。
そして、これまでの経験によって作られた自分もいる。
その一つひとつを少しずつ見つめていく。
それだけでも、自分との付き合い方は変わっていくのかもしれません。
虹彩は、そのための一つの入口です。
鏡を見るように、ただ外側を見るのではなく、
「私はどんな性質を持っているんだろう?」
と、自分自身に目を向けるきっかけ。
そこから、
「確かに、私にはこういうところがある」
「今まで気づいていなかったけれど、そうかもしれない」
そんな発見が生まれることがあります。
自分を知ったからといって、明日から人生が大きく変わるわけではありません。
でも、
昨日までとは少し違う選択ができるようになる。
自分に合わないものを、少し手放せるようになる。
自分の良さを、少し認められるようになる。
その小さな変化が、いつか大きな違いにつながっていくのかもしれません。
あなたは今、
「もっと変わらなければ」
と思っていることがありますか?
もしあるなら、その前に一度だけ、
「私は、どんな自分なんだろう?」
と立ち止まってみてください。
答えは、すぐに見つからなくても大丈夫です。
自分を知ることに、急ぐ必要はありません。
少しずつ見つけていけばいい。
その過程の中で、
「こんな自分もいたんだ」
と気づく瞬間が、きっとあります。
そして、それは自分を変えることよりも、ずっと自然な変化なのかもしれません。
ここまでが、第一章「自分を知る」の12回でした。
次回からは、少しだけ深く、自分の内側へ目を向けていきます。
テーマは、
「心の奥を見つめる」
です。
なぜ同じようなことで悩んでしまうのか。
どうして考えすぎてしまうのか。
「大丈夫」と言ってしまう心の奥には、何があるのか。
自分でも気づきにくい感情や思考のクセについて、虹彩の視点から少しずつ考えていきたいと思います。
次回も、一緒に自分自身を見つめてみましょう。
素敵な日曜日をお過ごしくださいね^^
Nagi