メンタルのセルフケアにAIを使うとき、気をつけたいこと

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最近、
「メンタルのセルフケアにAIを使っています」
という声を、以前よりよく聞くようになりました。

考えを整理したり、
言葉にしにくい感覚を一緒に言語化したり。
AIが役に立つ場面は、たしかにあります。

私自身も、
AIを“考える補助輪”のように使うことがあります。

ただ、強迫や不安とともに生きてきた感覚から言うと、
使い方には、いくつか意識しているポイントがあります。

今日はその話を、少しだけ。

「正解探し」に使いすぎない

不安が強いときほど、
「これは大丈夫?」
「こう考えていい?」
「間違ってない?」
と確認したくなります。

AIは、聞けば答えてくれる。
しかも、それなりに筋の通った答えを返してくれます。

でもそれが
「安心を得るための確認」になり続けると、
強迫のループを静かに強めてしまうこともあります。

だから私は、
AIを安心をもらうためではなく、
状況を言語化するために使うようにしています。

答えを出してもらう、というより、
「今、何が起きているか」を一緒に並べてもらう感じです。

感情の代わりに、判断させない

「私は今、休んだ方がいいのか」
「これは甘えなのか」
「不安なのか、怒りなのか」

こういう判断を、
全部AIに委ねないようにもしています。

AIは整理はできるけれど、
体の感覚や、微妙な違和感までは分かりません。

だから、
まず自分で感じてみる。
そのあとで、
「この状態って、どう言葉にできるかな」
と聞く。

この順番を、大事にしています。

「一人で抱え込むための道具」にしない

AIは、否定しないし、
いつでも話を聞いてくれます。

それは、とても助けになる一方で、
それだけで完結させてしまうと、
人との関係や、現実の支えから
少し距離ができてしまうこともあります。

「これは誰かに話した方がいいな」
「これは現実の場で扱うテーマだな」

そう感じたら、
AIのところで止める。
ここも、意識しているポイントです。

AIの言葉は「答え」ではなく、「仮の言い換え」


私が一番大切にしているのは、
AIの言葉を“唯一の答え”として受け取らないことです。

「こう考えることもできるかもしれない」
そのくらいの距離感。

しっくりこなければ、採用しなくていいし、
違和感があれば、それも大事なサインです。

AIの言葉に納得できない、という体験も、
実はとても大切な自己感覚だと思っています。


AIは、
メンタルを「整えてくれる存在」ではなく、
整えようとしている自分の隣に座ってくれる存在
くらいが、ちょうどいい。

使うこと自体が問題なのではなく、
どう使うか、どこで止めるか。

その感覚を持てていること自体が、
もうセルフケアの一部なのかもしれません。

もし今、
人に話すのはまだ少し怖いけれど、
一人で考えるのはしんどい、
そんな時期にいるなら。

AIを「生活の言葉」を見つける補助として
そっと使う、という選択もあっていいと思います。

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