「本当はどうしたい?」と自分に問い直した時、見えてきたこと

「本当はどうしたい?」と自分に問い直した時、見えてきたこと

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コラム
最近、「自立」という言葉について考えています。
以前の私は、自立とは誰にも頼らず、一人で頑張ることだと思っていました。

迷惑をかけないこと。
我慢できること。
ちゃんとやること。
そんなイメージがありました。
でも今は、少し違います。

ここ数か月、「自立」をテーマにコーチングを受けてきました。
対話を重ねる中で、何度も問いかけられたのは、
「あなたはどうしたい?」
というシンプルな問いでした。

最初は戸惑いました。
周りの人がどう思うか。
迷惑をかけないか。
現実的に可能なのか。
そんなことばかり考えていたからです。

けれど、問い続けるうちに少しずつ気づきました。
私はいつの間にか、
「どうすればうまくいくか」
ばかりを考えていて、
「私はどうしたいのか」を後回しにしていたのだと。

先日、車を運転しながら、ふと未来の自分を想像しました。
80歳を過ぎた私が、今の自分を振り返っている。
その時、こんな言葉が浮かびました。

「あれはできなかったけれど、仕方なかったよね。」

その場面を想像した瞬間、なぜか悲しくなりました。

うまく説明はできません。
でも、本当はやってみたかったのに、やる前から諦めてしまった自分。
可能性があったかもしれないのに、挑戦しなかった自分。
そんな姿が見えた気がしたのです。

うまくいくかどうかは分からない。
失敗するかもしれない。
思っていたものと違うかもしれない。
それでも、
「あの時、やってみればよかった」
という後悔だけは残したくないと思いました。

人生には、さまざまな条件があります。
仕事。
お金。
年齢。
健康。
家族。
思い通りにならないことも、たくさんあります。

だからといって、選択肢がなくなるわけではない。
たとえ選ばざるを得ない状況だったとしても、最終的にその道を選ぶのは自分です。

最近、私がたどり着いた自立の定義はこうです。

自立とは、自分でした選択に責任を持つこと。
思い通りにならない現実があったとしても、その中で何を選ぶのかを自分で決めること。
そして、
「誰かに決められた人生だった」
ではなく、
「私は自分で選んだ」
と言えること。
それが今の私にとっての自立です。

コーチングを受けたからこそ見えたことがあります。
それは、答えを教えてもらうことではありませんでした。
自分の中にある本音に気づくことでした。

「本当はどうしたい?」

その問いを繰り返し受け取ることで、少しずつ、自分の人生を自分の手に取り戻していったように思います。
正解を探すのではなく、自分で選ぶ。
そして、その選択を引き受ける。
その積み重ねが、自立なのかもしれません。

未来の私に聞いてみたい。
「あの時の選択、どうだった?」と。

その時に、成功したかどうかではなく、
「ちゃんと自分で選んだよ」
と笑って答えられたらいい。
だから今日も、私は私の人生を選び続けたいと思います。

もし今、
「本当はどうしたいのか分からない」
「頭の中が整理できず、気持ちがぐるぐるしている」
そんな状態があるなら、話しながら整理してみる時間もひとつの方法かもしれません。

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