管理職に必要なのは、叱る前に問いを立てること

管理職に必要なのは、叱る前に問いを立てること

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コラム
何かミスが起きた時、管理する立場の人は対応を求められます。

原因を確認する。
関係者に説明する。
部署内に注意する。
再発しないように指導する。

どれも必要なことです。

ただ、その時に
「今後は徹底します」
だけで終わってしまうと、現場はまた同じ注意を受けるだけになります。

管理職に必要なのは、叱ることだけではなく、
問いを立てることではないかと思います。

なぜ漏れたのか。
どこで気づけたはずなのか。
誰が覚えていないと進まない仕事なのか。
同じことが起きないように、流れの中に入れられないか。
現場から見て、もっと良いやり方はないか。

こうした問いを出すだけで、空気は変わります。

「注意されたから次から気をつける」
ではなく、
「どうすれば漏れにくくなるか考える」
に変わるからです。

特に、実際に手を動かしている人は、小さな違和感に気づいていることがあります。

ここが面倒。
ここで迷う。
ここを毎回確認している。
ここは忘れやすい。
この順番なら楽になるかもしれない。

そういう声を拾わずに、上から注意だけを重ねると、改善の種を逃してしまいます。

管理職が自分で仕組みを作れなくても、
「何か工夫できないか」
と考えることはできます。

そして、現場に問いかけることもできます。

叱る前に、仕組みで防げる余地を考える。
それが、再発防止を少し前に進める一歩になると思っています。
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