“今回だけお願い”が、いつの間にか仕事を増やしている

“今回だけお願い”が、いつの間にか仕事を増やしている

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コラム
仕事をしていると、
「今回だけお願いできる?」
と言われることがあります。

本当に一度だけなら、特に問題はないかもしれません。

急ぎだから。
お客様対応だから。
担当者が不在だから。
今だけ人手が足りないから。

そういう理由で、誰かが少し無理をして対応することはあります。

ただ、少し気になるのは、
その“今回だけ”が何度も続く時です。

最初は特別対応だったはずなのに、
次も同じように依頼される。
前回できたから今回もお願いされる。
気づくと、その人が対応する前提になっている。

こうなると、イレギュラーだったものが、だんだん通常業務のようになっていきます。

しかも、その増え方はとても見えにくいです。

新しい業務として正式に決まったわけではない。
担当が変更されたわけでもない。
手順書が作られたわけでもない。
ただ、対応できる人が毎回吸収しているだけ。

だから周りから見ると、仕事が増えているように見えません。

「月に数回だから」
「1回1時間くらいだから」
「分かる人がやった方が早いから」

そう言いながら続けているうちに、担当者の中では確実に負担が増えていきます。

イレギュラー対応が悪いわけではありません。
会社の仕事には、どうしても例外や急ぎの対応があります。

でも、それが何度も起きているなら、
本当に“今回だけ”なのか、一度見直した方がいいかもしれません。

繰り返される特別対応は、もう特別ではなくなりつつあります。

そこに気づかないまま進めてしまうと、
いつの間にか、誰かの頑張りで回る仕事が増えていきます。
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