“とりあえず加工して”が、作り直しになる理由

“とりあえず加工して”が、作り直しになる理由

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コラム
「このデータ、見やすく加工しておいて」
「この一覧から、必要なものだけ抜き出して」
「このExcelを、集計できるようにして」

業務では、このような依頼がよくあります。

ただ、この依頼のまま作業を始めると、
あとから作り直しになることがあります。

なぜなら、
「見やすく」
「必要なもの」
「集計できるように」
という言葉の中身が、まだ決まっていないことが多いからです。

作業する側は、言われた通りに加工したつもりでも、
使う側から見ると、

欲しい列が足りない
並び順が違う
確認したい単位と合っていない
印刷すると見にくい
別の資料と照合できない
次回も同じ作業に使えない

ということが起こります。

これは、Excelの操作ができるかどうかだけの問題ではありません。

そのデータを、
誰が、何のために、どの順番で確認し、
最終的にどの形で使うのか。

ここを整理しないまま加工してしまうと、
見た目は整っていても、業務では使いにくい表になることがあります。

たとえば、同じ売上データでも、
会議資料に使うのか、
請求確認に使うのか、
施設別の実績を見たいのか、
商品ごとの動きを見たいのか、
担当者がチェックする一覧にしたいのかで、
作る形は変わります。

最初に確認するべきことは、
どの関数を使うか、どのマクロを作るかではなく、

何を判断したいのか
どこで迷っているのか
何と何を比べたいのか
最後に誰が確認するのか
次回も同じ形で使うのか

という部分です。

ここを整理すると、
必要な列、並び順、集計単位、確認項目、出力形式が見えてきます。

逆に、ここが曖昧なままだと、
何度も列を追加したり、
別の表を作り直したり、
確認者ごとに違う形式を求められたりします。

ExcelやCSVの加工は、
単にきれいな表を作ることではありません。

目的に合う形に組み立てること
が大切です。

「とりあえず加工して」から始めるのではなく、
「最終的に何を確認したいのか」から考える。

それだけで、作業の手戻りはかなり減ります。

依頼する側も、最初から完璧な説明ができなくても大丈夫です。

今使っているExcel
システムから出したCSV
毎月手で直している資料
確認に使っている手順メモ
最終的に作りたい帳票のイメージ

こうしたものを見ながら、
作業の流れを一緒に整理することで、
必要な形が見えてくることがあります。

Excel・PDF・CSVの手作業で、
何を依頼すればいいか分からない段階でもご相談いただけます。

現在の作業内容を確認し、
集計・転記・照合・帳票作成・印刷用データ整理など、
後工程まで使いやすい形に整えます。

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