②「問いには、答えがなくてもいい」

記事
コラム
前回のブログでは、
性について「問うこと」そのものが、
決して間違いではない、というお話をしました。

今回は、その続きです。


哲学者ハンナ・アーレントは
「考えることをやめたとき、人は自分を見失う」
と語りました。

考えること、問い続けることは、
正解を出すためではありません。

自分が何を感じているかに、気づくため です。

性の悩みも、同じです。

話しているうちに
「これが正しいかどうか」より先に
「あ、私はこう感じてたんだ」と気づくことがある。

それだけで、
心が少し軽くなることがあります。


問いには、
必ず答えが必要なわけではありません。

・うまく言葉にできなくてもいい
・途中で話が止まってもいい
・結論が出なくてもいい

問いは、
持っているだけで、もう十分役割を果たしている
こともあります。


話してもいいし、
話さなくてもいい。

でも、
話しても大丈夫な場所がある
ということは、知っていてほしい。

ここでは、
取り繕わなくて大丈夫です。
性のことも、心の奥のことも、
ゆっくりで構いません。

問いを抱えているあなたは、
迷っているのではなく、
ちゃんと自分を生きようとしている人です。


「答えが欲しいわけじゃないけど、誰かに聞いてほしい」
そんな気持ちのときに、思い出してもらえたら嬉しいです。




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