こんにちは。大藏(大蔵)陽平と申します。
システム開発のキャリアを10年続けてきた中で
自分が最も成長したと感じる瞬間を振り返ると、不思議なことに
それはうまくいったプロジェクトではなく、トラブルが起きた場面
ばかりです。
本番環境での障害、要件の認識齟齬、リリース直前の仕様変更
長くこの仕事をしていれば、予期せぬ事態は必ず訪れます。
最初の頃は、トラブルが起きるたびに焦りと動揺が先に立ちました。
「どうしよう」という感情が、冷静な判断を遅らせることもありました。
でも経験を重ねる中で、少しずつ変わっていきました。
トラブルが起きたとき、最初にすべきことは「原因の特定」ではなく
「影響範囲の把握と報告」だということ。
お客様にとって最も不安なのは、問題そのものよりも
「何が起きているかわからない」という状態です。
だから、完全な答えが出ていなくても、現状を誠実に伝えることを
最優先にするようになりました。
その姿勢がクライアントからの信頼につながることを、何度も経験しました。
冷静さは、才能ではなく習慣だと思っています。
焦る気持ちを抑えて、まず状況を整理する。
その繰り返しが、今の自分の対応力を作っています。
誠実さも同じです。都合の悪いことを隠さず、正直に向き合い続けること。
それが10年間で私が最も大切にしてきたことであり
これからも変えるつもりのない仕事の軸です。