未来の担当を奪わないで

未来の担当を奪わないで

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コラム

​今日何時からどこに出かける、電話をする、予定があるとなると、1日ずっとそこに意識を持っていかれること、ありませんか?

繊細さん、未来をよく見られる人、完璧主義傾向の方に多いかなと思います。それ以外の方でも、今を生きたいのに気づいたらこの後の予定や明日のこと、もしくは先の未来のことに意識を持っていかれて、しんどくなることがある。

今回はそんな方に向けた記事になります。

1. そもそもなぜ未来に飛んでいくのか


なぜ、私たちは未来に飛んでいくのでしょうか?

例えば、今は朝の7時20分で、自宅で朝食のトーストとスープを食べている。

なのに頭の中だけは、今日これから始まる1日の中のことでいっぱいになってることがあります。

あれをしなくちゃ。
こうなるかもしれない。 
それならこうしよう。

気づいたら、トーストの味よりも未来の予測で頭がいっぱいになってるかもしれません。

これ、なぜ起こるかっていうと、「未来を安全なものにしたいから」という理由が大半です。

本来は、「今」という時間が積み重なって過去ができて、これから未来もできていく。
今という時間はもう二度と取り返せないものなのに、私たち人間は気づくと未来に頭を持っていかれるんです。

そしてこれは、現代だからこそ起こりがちだと私は考えています。

2. 現代は「頭で未来を作る」が強化されやすい


現代の象徴といえば、スマートフォン、情報ネットワーク、SNSです。

スマートフォンを開くと、次の予定がリマインドされたり、SNSでも「これから」の情報が次々と流れてきます。
私たちは便利さと一緒に、まだ来ていない時間の情報まで日常的に大量に受け取るようになりました。

通知が大量に来ていることも少なくありません。いつ返そう、いつ届いたんだろう、なんて返そう。そんなことを考え始めたり、特に興味が強いわけでもないニュースをなんとなく読み続けたり、メールマガジンや新作の紹介記事を眺めたり⋯⋯。
気づかないうちに、たくさんの情報へ思考を使っていることがあります。

「イマココ」は、空の色を眺める、ご飯を味わう、歩いている感覚を感じる、そんな小さな体感の中にあります。
情報に触れ続けていると、意識は少しずつ頭の中へ集まり、考える時間が増えていきます。

そしてその頭の中で、まだ来ていない未来まで先回りして作られていきます。


3. 今の私が、未来の私の仕事を奪っている


そしてその場合の未来というのは、大抵、今の私が未来の私の担当の仕事を信頼せずに奪いに行っていることが多いです。

未来の自分には、未来の自分なりの判断と情報と状況というものがあるはずで、そこを本当は信頼できると自由になれます。

「私なら何が起きても大丈夫」という自信ですね。

これって絶対みんな持っていると思います。

どうしても失敗したことが先に頭に浮かびがちですが、「あの時めちゃくちゃ緊張してたけど、あとから振り返るとうまくいったなあ🤔💭」とか、「どうなることかと思ったけど、私あの時助けてもらって何とか乗り越えたな☺️」とか。
過去には、そんなお宝であり安心剤がたくさんあります。

過去に乗り越えてるんだから大丈夫じゃね?
と思えたら、もう最強です笑

4.未来が不安なあなたへ



────今の自分は、今の一歩を。

未来が不安で仕方ない方がいたら、今できる、小さくても大きなことをしてみてほしいです。

生きていくうちにみんなハードルをあげていきますが、本来生きているだけで花丸です。起きられた、水を飲めた、歩けた。当たり前だけどそういうことの積み重ねで未来ができます。

今いる場所にも、きっと過去の自分が叶えてきたこと、たくさんあると思います。
それはまずあなたが起きて水を飲んで人と話して、なんだか調子が悪い日も、気分が上がる日も全部過ごしてきたからそこにあります。

いまのままでも気づいたら、素敵な未来、乗り越えられる未来に行けます。

どんなことが起きても、ここまで来た自分なら大丈夫🍀

そんなお話でした☺️

オマケの例え話


書き終えた後に、分かりやすい例え話を思いつきました。

必要なのは、目的地と今日の一歩だけ。

それは車で言うなら、目的地をナビに入力することと、車を発進させてまず数km走ることが必要なだけ。

目的地が遠いほど、これってすごく大切。

出発地点が東京で、目的地が大阪。
車で向かうとして、今ここからすぐ近くの初めのエリアは地図に出ます。それがまず必要だからです。
8割進んだ地点でどんな店があるかなんて、無理に見なくていい。
「どんな道があるんだろう。不安だ😮‍💨」
としていると、余計にエネルギーを使ってしまい燃料切れを起こしやすくなります。

そして、RPGでもこれは例えられます。

RPGって楽しいけど、あれも大きな目的である「魔王を倒す」は把握したうえで、目の前の街のストーリーをひとつひとつやるから楽しい。

仮に初めから
「このRPGでは13個の街を救うよ」
「途中でこんなに面倒くさいボスが出てくるよ」
って情報だけを渡されたら「うわあ、腰が重いなあ」ってなると思います。

でもそれ、ひとつひとつ目の前に来たなら味わえるし、「これ深いなあ」「面白いなあ」ってなるはずなのに、それってもったいない。


────いつも必要なのは種と、その開花した姿だけ。

その過程で無理して先走って掘り返したり、水をやりすぎたりすることなく、とりあえず今の1日、今の1時間を過ごす。

それがどんなことよりも大きなことなのだと思います。

目的地は、道に迷わないため。
目の前の一歩は、確実に叶えていくため。

その間のことは大抵が邪魔になってコンパスがぶれるから、「無理に忘れなきゃ」よりも、今を大きくするといい。

そう思います。

あとがき


これは私自身がずーっと悩んで考え続けていて
「なんで自分はこうなるの?泣」ってなっていたところに、最近ChatGPTと壁打ちしていて気づけたことです。

未来の担当分を奪ってくるな!
今のお前の担当をやれ!

たしかに笑


仕事や子どもで言うと、分かりやすいかもですね。
「〇〇さんの担当の件が不安で仕方ないから、先回りして考えておいてあげよう」とか、「子どもがちゃんとできるか分からないから、私が先に間違えないよう先回りしよう」ってする感じ。

パッと想像しても、うまくいくとは思えないし、相手からすると気分悪いです笑

「なんで信じてくれないの?」

未来の自分にそう言われたくないので、今日も今日できることを積んでいこうと思ってます。
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