はじめまして、Konoha✿(コノハ)です。
夜勤看護師として働きながら、小学5年生の息子を育てています。
子どもが学校や塾から帰ってきたとき、最初にどんな言葉をかけていますか?
「今日どうだった?」
「テスト何点だった?」
「ちゃんとやったの?」
私はずっと、こんな言葉ばかりでした。
それが少し変わったきっかけは、スポーツドクター・辻秀一先生のお話でした。
■「嫌や」から始まる息子と、結果ばかり伝えていた私
息子はこの春から塾に通い始めました。
初日の第一声は「こんなんさせやがって」。夏期講習のときも「なんでこんなことせなあかんねん」。
でも、始まってしまうと「算数得意やねん」「社会の先生の説明、すーっと頭に入る」と話すようになりました。
この子は、始める前は必ず「嫌や」と言う。でも、やり始めると平気。そういう子なんです。
夏の終わりに受けた初めての模試は、厳しい結果でした。
私はつい、点数と偏差値と「受験は厳しいかもね」という見通しを、そのまま息子に伝えてしまいました。
返ってきたのは「もう模試、受けたくない」。
看護師として、声かけの大切さは分かっているつもりでした。
それでも、わが子のことになると、結果ばかりを口にしてしまう。
同じような経験のある方も、きっといらっしゃると思います。
■スポーツドクターの言葉で、はっとしたこと
先日、辻秀一先生のYouTubeを見ました。
辻先生は、オリンピック選手やプロアスリートのメンタルトレーニングを手がけてきたスポーツドクターで、『スラムダンク勝利学』の著者としても知られています。最近は子育てや教育についても発信されています。
先生によると、人が生きることは「何をしているか」と「どんな心の状態でしているか」の2つでできていて、行動の質を決めるのは心の状態のほうなのだそうです。
ところが親は、子どもの「出来事」「行動」「結果」ばかりを聞いてしまう。全部、外側の話です。
本当に大事なのは、子どもの内側、つまり「何を感じたか」にふれること。
そして、親自身がご機嫌でいることが、子どもにとって一番の支援になる。
子どものために何をするかより、親がどう在るかが大事なんだ、と。
■今日からできる、3つの声かけ
先生の話を、わが家で使える形にまとめてみました。
①「何があった?」の前に「何を感じた?」
出来事や結果を聞く前に、「今日、どんな気持ちやった?」と聞いてみる。
うまく言葉にならなくても大丈夫。聞いてもらえた、という感覚が残ります。
②「嫌や」「やめたい」は、まず受け止める
子どもの「やめたい」は、意思というより感情です。
「なんで?」と理由を問う前に、「やめたいって感じてるんやね」と返してみる。
その奥にある不安や疲れを一緒にほどいてから、親の考えを伝えても遅くありません。
感じるのは自由。やめるかどうかは、そのあとで一緒に決めればいいんです。
③点数より「一生懸命やれた?」
点数は子どもにもコントロールできません。
でも、一生懸命やったかどうかは本人が決められます。
「今回、一生懸命やれた?」と聞くと、子どもは結果ではなく、自分の取り組みに目を向けられます。
■親だって、機嫌を持っていかれる日はあります
とはいえ、疲れている日に子どもの「嫌や」を聞くと、一瞬でイライラしてしまいますよね。私も夜勤明けは特にそうです。
だから私は、子どもの気持ちを聞く前に、まず自分が今どう感じているかに気づくようにしています。
「あ、今わたし疲れてるな」と分かるだけで、返す言葉が少し変わります。
完璧にできなくていい。少しでもご機嫌の方に戻れたら、それで十分だと思っています。
■ひとりで抱えているお母さんへ
「分かっているのに、わが子にはうまくできない」
「この声かけで合っているのか不安」
「習い事や受験のことで、子どもとぶつかってばかり」
そんな気持ちを、誰かに話して整理したいときは、よかったら相談してください。
看護師として、そして同じ母として、今の状況で「やらなくていいこと」と「家でできること」を一緒に考えます。
文章がまとまっていなくても大丈夫です。
▶ 相談サービスへのリンク
Konoha✿(コノハ)
看護師・栄養士・はり師・きゅう師/2児の母
著書『もうイライラしない!子どもの「夜泣き・かんしゃく」がスッと消える1日3分のおうちケア』(Amazon Kindleで配信中)