オンライン秘書「仕訳人(しわけびと)」として事業を開始された
みさおさんのSNSアイコン・ロゴデザインを制作中です。
みさおさんへのヒアリングから、
愛着の持てるSNSアイコンを制作するために
その原石となるキーワードを抽出しました。
こちらのキーワードを材料として、
みさおさんのSNSアイコンのコンセプトを設計します。
ビジネスにおけるコンセプトの機能と定義について
「コンセプトの教科書」細田高広著(ダイヤモンド社)では
大きく3つの役割があることが明記されています。
意思決定の判断基準となり、全体に一貫性を与え、対価の理由になる。それは建築における図面のように、関わるすべての人の拠りどころになるものです。つくる人にとって、コンセプトとは「価値の設計図」だと言えるでしょう。
「コンセプトの教科書」細田高広著(ダイヤモンド社),2023,32-33p
「価値の設計図」であるコンセプトの役割を
オンライン秘書のみさおさんに置き換えて考えてみます。
1つ目「判断基準」
クライアントがみさおさんと関わる際、
「仕訳人・みさお」という屋号を聞けば、
信頼できる経理のプロだとすぐに理解できる。
クライアントに対するみさおさんの
ブランドイメージを形成するもの。
2つ目「一貫性」
数字に正確であることや、
常に向上心と先見性を持つ姿勢など
経理のプロとしてのみさおさんの行動に一貫性を持たせるもの
これはブランドが持つ無形の資産価値
「ブランド・エクイティ」とも言えると思います。
ブランド・エクイティが高まると次のようなメリットがあります。
・ブランドの知名度により、利用者が安心できる
・ブランドのイメージにより、利用者が優越感を得られる
・ブランドを指名して購入してくれる顧客が増えるため売上が伸びる
・価格競争に巻き込まれなくなる
・顧客がほかの顧客にブランドを勧めてくれるため新規顧客が獲得できる
・リピーターが増えることでビジネスが安定する
引用元:TOPPANクロレ株式会社「ブランド・エクイティとは?その意味や構成要素を解説」
3つ目「対価の理由」
クライアントがみさおさんに報酬を支払う理由です。
みさおさんはこれまでのキャリアで
建設業の許可に関する報告や手続きの知識も培わられました。
行政書士に依頼すると数十万円かかるような手続きを
社内で自ら行うことで経費削減にも貢献されました。
経理や税に関する知識に明るく
簿記の試験を取り直すなど、自己研鑽を怠らない
目に見える具体的な利益をもたらしてくれる
仕訳人・みさおさん
みさおさんへの対価の理由は
その実績が物語っています。
さて、コンセプトの作り方は様々ですが
今回は「コンセプトの教科書」細田高広著(ダイヤモンド社)から
未来目線で物語る【ビジョン型のストーリー設計】で
みさおさんがのぞむ未来を起点に、
コンセプトを導いています。
本で紹介されている桃太郎の例は非常にわかりやすいです。
①MISSION
そもそも私たちは「村の平和と安全を守る」ために立ち上がった。
②VISION
いつか「悪い鬼を退治して人々の心配をなくす」ことを目指す。
③CONCEPT
そのために今「違いを力に変える」のだ。
(猿・犬・キジという個性的メンバーが揃って力を合わせる)
「コンセプトの教科書」細田高広著(ダイヤモンド社),2023,136-137p
ではヒアリング内容をもとに、
みさおさんに置き換えて考えます。
①ミッション=そもそも:
「自分軸の確立」と「経済的な自立」を核とした新しい生活の実現
②ビジョン=いつか:
リモートワークで経済的にも自立した理想の生活を実現し
クライアントとの信頼関係を築き、安心して仕事を任せてもらえる。
③コンセプト=そのために今:
信頼の経理で、ひとり社長の成長を加速させる
こうしてSNSアイコンのコンセプトを立ち上げました。
ではこれからコンセプトという一貫した基軸を通した上で
アイコンを制作してまいります🙋♀️
次回の記事もお楽しみに!