福祉現場におけるAI活用のコツ

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コラム
世の中、猫も杓子もAIといった感じでAIが浸透していますね。
今日は、特に私と同じく「福祉・介護」の分野でお仕事をされている方にほんの少し役立つかもしれないことをお伝えしたいと思います。

AIによる情報収集

「福祉・介護」は制度の改正も多く、付随するガイドラインや通知も多岐に渡り、そうした情報に常にアンテナを張っておくことが求められます。
これまではインターネットで検索していたけど、最近はAIに聞いてるなんて方も多いのではないでしょうか。

その際に気をつけて頂きたいのが、「AIは平気で嘘をつく」です。
不確かな情報でも、可能性がわずかでもあればそれを100%のように表現することがあるのです。
それを防ぐために

「公的な情報(厚労省通知や自治体の通知など)を基に」や「ソースも一緒に表示」「最新の情報を基に」「確実でないならわからないと言って」といった指示は非常に有効となります。

AIによるアイデア出し

レクリエーションの内容をAIに考えてもらうという方も多いのではないでしょうか。
その際に対象者像を伝えるとより魅力的なものが出てきます。

「面白いレクリエーションを考えてください」

よりも

「老人ホームで車椅子の人達でも安全に楽しめる面白いレクリエーションを考えてください。参加者は10名ほど。予算は500円です。」

のような感じです。

更にアイデア出しの場合、「10個出してください」「20個出してください」といったことにも応えてくれるので一気に幅が広がります。

AIは普通の答えを出す

「〇〇さんが2口自己摂取された」
この文章を見てどう思いますか。
福祉関係者の方ならこの文章を見て、要介護4か5で食事介助が必要な方が、なんとか頑張って2口も自己摂取できたんだと捉える方が多いかと思います。
福祉関係者以外の方はいかがでしょう。
2口しか食べられなかったんだ。残りは食べられたのかな。といった考え方になるかと思います。

AIも同じで「2口しか食べられないと栄養面が心配になります」のような答えが出てきます。
それは大規模なデータベースの中に福祉や介護に関する情報が少ないため、AIの一般的な答えを出すという性質によるものです。

AIの活用と専門性

AIの活用は、今後福祉の現場でも必須となります。しかしAIでは補うことのできない「専門性」が確かにあるのです。

道徳観や倫理観、少数派に寄り添う視点や気づき、もちろん人としての眼差しや手の温かみも。

そういった「専門性」を大切にしながら、上手にAIを活用していけたらいいなぁと、私自身も思うのでした。


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