第4回 経理担当が辞めた!

第4回 経理担当が辞めた!

記事
ビジネス・マーケティング
【この文章から得られること】
経理担当が辞めたタイミングこそ、社長自身が経理業務を「見える化・整理・仕組み化」し、属人化しない安定した経営体制を整える絶好の機会です。

新たに経理を雇う前に、社長がまずやるべき3つのこと
「うちの経理が急に辞めることになって…」
「来月から新しい経理を採用するけれど、何からお願いすればいいのか…」
こうした相談は、茨城・守谷・取手・つくばエリアの中小企業の経営者さんからもよく寄せられます。
実は、経理担当がいなくなった直後や、新しい人を採用する前こそ、会社の仕組みを見直す絶好のチャンスなんです。
今回は、実務経験として多くの経営サポートに携わってきた経験から、
**「社長が最初にやるべき3つのこと」**を、実践的にお伝えします。
① 今の経理の「中身」を見える化する
まずやるべきは、**「何が・誰によって・どのように行われていたのか」**を整理することです。
なぜなら──
経理担当が辞めたあと、会社の資金の流れが“ブラックボックス化”していた…というケースが本当に多いからです。
確認のポイントは次の通りです。
👉 請求書の発行:誰が?どんなソフトで?
👉 支払い予定の管理:どのように記録していた?
👉 通帳・ネットバンクのログイン情報:誰が管理していた?
👉 経費精算や現金出納帳:どんなルールだった?
👉 税理士とのやり取り:どこまで任せていた?
経理担当が辞めた途端に「お金の動きが全く見えない!」となるのは、社長がこの全体像を把握していないことが多いからです。
まずは紙でもいいので、業務の流れを“見える化”することが第一歩です。
② 「紙・Excel・クラウド」どこに何があるか把握する
次にやるべきことは、経理データの“置き場所”を整理することです。
中小企業では、こんな状況がよくあります。
👉 請求書はExcel管理、保存は共有フォルダ
👉 振込控えは紙でバインダーに
👉 経費精算は手書き+現金立替
👉 クラウド会計ソフトは入れているけど活用できていない
これでは新しい担当者が入っても、スムーズに引き継げません。
経理情報は「紙」「Excel」「クラウド」など、媒体が分散しがちです。
どこに・何が・誰の管理で・どのパスワードで動いているか──
この把握ができれば、経理の混乱は一気に防げます。
③ 「この人が辞めても回る」仕組みを考える
最後に取り組むべきは、“仕組み化”による再発防止です。
たとえば次のような手を打ちましょう。
✅ 経理業務の流れを箇条書きでマニュアル化
✅ 月次ルーティンをGoogleカレンダーやToDoで共有
✅ クラウド会計ソフトを活用し、社長も基本操作を把握
✅ 記帳や請求書発行など、一部業務を外注化
経理は「属人化」すると一気にリスクが高まります。
仕組み化しておけば、次の人が辞めても慌てることはありません。
まとめ:経理がいない時こそ、会社を整えるチャンス
経理担当が辞めると、不安や焦りが出るのは当然です。
でも逆に言えば、それは**「お金の流れを社長自身が見直すチャンス」**でもあります。
まずはこの3つをチェックしてみましょう。
🔹 経理の中身を「見える化」する
🔹 情報の「置き場所」を整理する
🔹 「誰が辞めても回る」仕組みを考える
経理は単なる裏方業務ではなく、**会社の血流を管理する“経営の心臓”**です。
少しずつでも社長自身が主導権を握ることで、経営の安定と安心が手に入ります。

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