「五十肩」と「腱板断裂」は別物?
手術の前に知ってほしい“本当の原因”と自宅チェック法
さて今回は、「五十肩と腱板断裂の本当の違い」
そして、「手術の前に自分で確認してほしい
肩のチェック法」
についてお伝えしていきます。
■「肩が切れているから上がらない」は本当?
山内流体験セミナーで、両肩とも「腱板断裂」と診断された方が来られた時のはなし
MRIでは、
片側が2〜3cm断裂
もう片側もかなり傷んでいる
という状態。
病院では当然、
「これは手術ですね」
と言われていました。
ところが、その方は施術1回で肩が大きく改善。
今まで上がらなかった腕が、かなり上がるようになったんです!!!!
ここで大事なのは、
“切れていた腱板がその場で繋がったわけではない”
ということです。
ではなぜ改善したのか?
それは、
肩が上がらない原因が「断裂そのもの」ではなかったから
なんです。
■腱板断裂とは何か?
肩には「腱板(けんばん)」という4つの筋肉があります。
この筋肉たちは、肩関節を安定させる重要な役割を持っています。
特に傷みやすいのが、肩の上側にある「棘上筋(きょくじょうきん)」です。
この部分が、
傷つく
裂ける
完全に切れる
こうした状態を「腱板断裂」と呼びます。
ただ実は、腱板は非常~~に血流が悪い場所。
25歳を過ぎる頃から、かなり修復しにくくなると言われています。
だから病院では、
「切れている=手術」
という判断になりやすいんですね。
でも実際は“切れていても動く人”がいる
ここがとても重要です。
実は、40代・50代・60代になると、多くの人が知らないうちに腱板を傷めています。切れていても自覚はほとんどないのです。
転倒した時に手をついた。
重い荷物を持った。
ちょっと肩をひねった。
そんな日常動作だけで傷つくこともあります。
MRIを撮れば、かなりの割合で損傷が見つかるんです。
でも、
普通に腕が上がる人
痛みが少ない人
もたくさんいます。
なぜか?
それは、
人間の身体は「代償」できるから
です。
切れた筋肉を、周りの筋肉たちがカバーして働いてくれるんですね。
つまり私たちに必要なのは、
「形を戻すこと」だけではなく、
“機能”を取り戻すこと」
なんです。
■今の医療は「形」を重視しやすい
もちろん、お医者さんが悪いわけではありません。
医療教育は、
レントゲンで骨を見る
MRIで傷を見る
画像をどう元通りにするか
を中心に学ぶ。
つまり、
「形を修復する教育」
なんですね。
でも私たちが本当に必要なのは、
関節がどう動くか
筋肉がどう働くか
神経がどう連携するか
という“機能”です。
画像には「働き」は映りません!
だから、
手術しても改善しない
むしろ悪化した
固定期間でさらに動かなくなった
こういうケースも現実にはあります。
■五十肩と腱板断裂の違い
ここを知るだけでもかなり重要です。
① 完全断裂タイプ
完全に切れている人は、肩を上げようとすると途中で「すくむ」ような動きになります。
自力ではうまく固定できないので、肩が浮くように上がるのが特徴です。
ただし、誰かに支えてもらうと意外と上がります。
② 五十肩タイプ
五十肩は「癒着」が問題です。
肩関節が固まってしまっているので、
自分で上がらない
人に上げてもらっても動かない
最後で強い痛みが出る
という特徴があります。
肩甲骨ごと動かして代償する人も多いですね。
③ 部分断裂タイプ
一番痛みが強いのがこれ。
完全には切れていないので、中途半端に負荷がかかります。
特に、
腕を90度前後まで上げた時
下ろす途中
で痛みが出やすい。
これを「ペインフルアーク」と呼びます。
実は“肩甲骨”が原因のことも多い
肩が上がらないと、
「肩そのものが悪い」
と思いがちです。
でも実際には、
肩甲骨が動いていない
だけのケースもかなりあります。
肩甲骨が回転しなければ、人の腕は途中までしか上がりません。
つまり、
腱板が切れている
MRIで異常がある
としても、
本当の原因は「肩甲骨の機能低下」だった
ということが普通にあるんです!
■山内流セルフケア
腱板断裂にも五十肩にもおすすめ
腱板断裂
部分断裂
五十肩
どのタイプにもおすすめです。
ポイントは「スカプラプレーン」という角度。
真横ではなく、腕を30度ほど前に出した位置です。
【手順】
肘を軽く曲げる
反対の手で腕を支える
力を抜いたまま腕を少し持ち上げる
自分の力こぶをボールだと思って
投げてすぐ支える
10回繰り返します。
なぜこれが良いのか?
肩を自力で無理に持ち上げると、傷ついた部分に負荷が集中します。
でも反対の手でサポートすると、
傷部分への負担を減らしながら
周囲の筋肉を活性化できる
すると、切れている部分を周囲がカバーしやすくなります。
これが「代償機能」です。
五十肩の方も、痛くない範囲で続けることで、癒着改善につながるケースがあります。
最後に
年齢を重ねれば、
関節は変形する
筋肉も傷つく
軟骨も減る
これは自然なことです。
100歳の人の肩をMRIで見れば、ほぼ何かしら傷があります。
でも大事なのは、
「傷があるか」ではなく
「ちゃんと機能しているか」
なんです。
だからこそ、
いきなり手術ではなく、
まずは
関節の働き
筋肉の働き
肩甲骨の動き
を改善していくこと。
これが本当に大切です。
肩の痛みで悩んでいる方は、ぜひ今日お伝えしたチェック法で確認してみて
オンラインで一緒にセルフケアしませんか?
あなたのサポートができたら嬉しいです!
今日もありがとうございました。
かおる
Reboot Body Lab ゆるるな
― 整えるを超えて、“再起動”する ―