自分の強みは、どうやって見つける?

自分の強みは、どうやって見つける?

記事
コラム
ココナラで新しいサービスを作ろうとすると、

「自分には何ができるのだろう。」
「出品できるほどの強みなんてないかもしれない。」

と悩むことがあります。

資格や特別な実績がなければ、
商品にできるものが何もないように感じるかもしれません。

しかし、強みは必ずしも、

・誰よりも優れていること
・特別な資格を持っていること
・分かりやすい成功実績があること

だけではありません。

むしろ、自分の強みは当たり前にやっているため、
自分では価値に気づいていないこと
の中に隠れている場合があります。

今回は、商品設計の材料になる自分の強みを、
どのように見つければよいのか考えてみます。
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自分の強みは、自分では気づきにくい

強みを考えるとき、
「ほかの人より明らかに優れていることを探さなければならない。」
と思う方もいるかもしれません。

しかし、自分にとって簡単にできることは、
特別な能力には見えにくいものです。

たとえば、

・人の話を聞きながら、要点を整理できる
・複雑なことを順番に説明できる
・相手が困っていることへすぐ気づける
・混乱している場面でも冷静に考えられる
・小さな作業を毎日続けられる

といったことです。

本人にとっては、
「そのくらい普通ではないか。」
と感じるかもしれません。

しかし、ほかの人にとっては難しく、
時間や労力がかかる場合があります。

強みとは、必ずしも誰にも負けない能力ではありません。

・ほかの人より自然にできること
・比較的少ない負担で、相手へ価値を返せること

も、十分に強みになり得ます。

周囲から繰り返し言われたことを思い出す

自分の強みを探すときは、自分の評価だけで考えず、
周囲からどのように見られてきたかを振り返ってみます。

たとえば、

「説明が分かりやすい。」
「話しやすい。」
「よくそこまで気づくね。」
「文章をまとめるのが上手だね。」
「相談すると頭の中が整理される。」

といった言葉です。

一度だけ言われた褒め言葉よりも、
複数の人から繰り返し言われたことに注目します。

家族、友人、同僚など、
異なる関係の人から同じような評価を受けているなら、
自分が自然に発揮している特徴である可能性があります。

もちろん、周囲の評価をそのまま強みとして使うわけではありません。

まずは、
自分では普通だと思っていたけれど、
他人から見ると価値があるらしいこと
を集めるための材料にします。
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よく頼まれることを振り返る

人から繰り返し頼まれることも、強みを見つける手がかりになります。

たとえば、

・相談を聞いてほしい
・文章を確認してほしい
・商品を比較して選んでほしい
・分からないことを説明してほしい
・予定や手順を整理してほしい
・トラブルが起きたので一緒に考えてほしい

といった頼まれごとです。

人は、その相手が得意そうなことや、
安心して任せられることを頼む傾向があります。

自分では、
「少し手伝っているだけ。」
と思っていても、
何度も同じ役割を頼まれているなら、
そこに強みがあるかもしれません。

特に、

・なぜか自分のところへ相談が集まる
・いつも同じ役割を任される

という経験は、見逃さない方がよいでしょう。

自分には簡単でも、周囲が苦労していることを探す

自分が苦労せずできることは、強みとして認識しにくいものです。

たとえば、

・情報を表に整理する
・初対面の人とも自然に話す
・必要な作業を細かく分解する
・感情的な場面でも落ち着いて考える
・相手の文章から意図を読み取る
・複数の選択肢を比較する

といったことです。

周囲の人が苦労している場面で、

「なぜここで迷うのだろう。」
「順番に考えれば整理できるのに。」

と感じることがあるなら、
自分には見えている考え方や手順があるのかもしれません。

ただし、

・簡単にできること
・長く続けても負担が少ないこと

は必ずしも同じではありません。

人前では自然に話せても、
一度対応すると強く疲れてしまう人もいます。

強みとしてサービスへ活かすなら、できるかどうかだけでなく、
繰り返し提供しても無理がないか
も確認しておく必要があります。
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過去の経験を、肩書きではなく行動へ分解する

職歴や資格を並べても、自分の強みが見つからないことがあります。

そんなときは、経験の名前ではなく、
その中で自分が何をしていたかを振り返ります。

たとえば、
「接客業をしていた」
だけでは、どのような強みを発揮していたのか分かりません。

しかし、実際の行動へ分解すると、

・相手の希望を短時間で聞き取った
・苦情を受けたときに話を整理した
・新人にも分かるよう手順を説明した
・混雑時に作業の優先順位を組み替えた
・相手に合わせて話し方を変えた

といった経験が見えてきます。

そこには、

・傾聴
・説明
・調整
・判断
・観察
・臨機応変な対応

などの強みが隠れています。

同じ仕事をしていても、得意だった役割は人によって違います。

肩書きではなく、
その場で何を考え、どのように動いていたか
まで分解することが大切です。

曖昧な評価を、具体的な行動へ置き換える

周囲から、
「優しい。」
「真面目。」
「話しやすい。」
と言われたことがあっても、
それだけではサービスにどう活かせるか分かりません。

そこで、評価された言葉を具体的な行動へ置き換えてみます。

たとえば「話しやすい」であれば、

・相手の話を途中で否定しない
・急いで結論を出さずに待てる
・言葉になっていない気持ちを確認できる
・話の要点を整理して返せる

といった行動があるかもしれません。

さらに、その行動によって相手にどのような変化が生まれるかを考えます。

・自分でも分からなかった気持ちに気づける
・混乱していた状況を整理できる
・安心して本音を話せる
・次に考えるべきことが見える

ここまで掘り下げると、単なる性格ではなく、
相手へ返せる価値が見えてきます。

整理すると、

周囲から言われたこと
自分が実際にしている行動
相手に起きている変化

という順番です。
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苦手なことも、強みを見つける材料になる

自分の苦手なことを振り返ると、
反対側にある強みが見える場合もあります。

たとえば、

・即興で話すのは苦手だが、文章なら丁寧に整理できる
・大人数の場は苦手だが、一対一なら深く話を聞ける
・素早く決めるのは苦手だが、慎重に比較できる
・感情へ強く共感するのは苦手だが、冷静に状況を分解できる

ということです。

できないことを無理に克服しなくても、
自分が価値を出しやすい方法へ置き換えられることがあります。

強みを探すとは、何でもできる自分を見つけることではありません。

自分は、どのような場面なら自然に力を発揮できるのか
を知ることです。

一人で考え続けなくてもよい

自分の強みは、自分の中だけを見続けても見つからないことがあります。

そのようなときは、ほかの人から材料を集めてみます。

家族や友人へ、

「私には、どんなことを頼みやすい?」
「どんなときに私へ相談しようと思う?」
「私が自然にできていることは何だと思う?」

と聞いてみる方法もあります。

また、

・過去の評価コメント
・お礼のメッセージ
・仕事で褒められたこと
・繰り返し任された役割
・自分が書いた文章や作った資料

を見返すことも役立ちます。

すでに何かを販売している方なら、
購入者がどこを評価してくれたかも重要です。

自分では提供内容そのものが強みだと思っていても、購入者は、

「説明が分かりやすかった。」
「急かされずに考えられた。」
「自分に合う形へ調整してくれた。」

という別の部分へ価値を感じているかもしれません。

強みは、自分が名乗るものというより、
自分の行動に対して、周囲から繰り返し返ってきた反応
の中に現れることがあります。
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強みは商品を作るための材料

ここまで振り返ると、自分が自然にできることや、
周囲から評価されてきたことがいくつか見えてくるかもしれません。

ただし、強みを見つけただけでは、まだ商品にはなりません。

たとえば、

・人の話を聞くのが得意
・説明が分かりやすい
・情報整理が得意
・丁寧に文章を書ける

という強みが見つかっても、

・誰の、どんな悩みに使うのか
・何をして、何を持ち帰ってもらうのか

までは決まっていないからです。

商品設計では、自分の強みをそのまま出品するのではなく、
購入者の悩みとつなげて形にする必要があります。

まずは、

・周囲から繰り返し言われたこと
・よく頼まれること
・自分には簡単にできること
・過去に任されてきた役割
・相手へ生み出してきた変化

を振り返り、自分の商品に使えそうな材料を集めてみます。

次に考えるのは、
その強みを、誰のどんな悩みに役立てるか
です。

強みは、見つけることがゴールではありません。

相談者へ価値を届けるための、商品設計の出発点です。

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