後藤悟志が意識する、リモートワーク時代のテキストコミュニケーション

後藤悟志が意識する、リモートワーク時代のテキストコミュニケーション

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コラム
こんにちは。後藤悟志です。

最近はリモートワークが定着し、仕事のやり取りの多くがチャットやメールなどのテキストベースになりました。私自身もプロジェクトマネージャーとして、毎日数え切れないほどのメッセージをやり取りしています。

テキストコミュニケーションは、場所や時間を問わずに連絡ができる非常に便利な手段です。しかしその一方で、使い方を少し間違えると、人間関係に不要な摩擦を生んでしまう危うさも秘めていると感じています。

今回は、リモートワーク時代だからこそ見直したい、テキストコミュニケーションの「温度感」についてお話ししたいと思います。

文字だけでは伝わらない「感情」

対面でのコミュニケーションと、テキストでのコミュニケーションの最大の違いは、「非言語情報」があるかどうかです。

声のトーン、表情、身振り手振り。対面であれば、仮に短い言葉であっても、相手が怒っているのか、急いでいるのか、それとも軽い確認なのかが直感的にわかります。

しかし、テキストにはそれがありません。
例えば、私がメンバーに「この資料、明日の朝までに修正をお願いします。」とチャットを送ったとします。私としては単なるフラットな業務連絡のつもりでも、受け取った側は「何か怒らせてしまっただろうか」「急に冷たいな」と不安に感じてしまうことがあります。

リモートワークでは、相手がどんな表情をしてそのメッセージを打っているのかが見えません。だからこそ、受け手は無意識のうちにネガティブな感情を補って読んでしまう傾向があるのです。

私自身も過去に、業務のスピードを優先するあまり、要件だけを簡潔に伝えるそっけない文面を送ってしまい、知らず知らずのうちにチームの空気を固くしてしまった反省があります。

後藤悟志の「冷たさ」を和らげるちょっとした工夫

では、テキストコミュニケーションにおいて、どうすれば相手に安心感や適切な「温度感」を伝えられるのでしょうか。

私が日々のマネジメント業務で意識しているのは、ほんの少しの「プラスアルファ」を添えることです。
先ほどの例であれば、「この資料、明日の朝までに修正をお願いします。お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします!」といった具合です。

クッション言葉を一つ挟むこと。語尾を少し柔らかくすること。
そして、業務に支障が出ない範囲で「!」などの記号を適度に使うこと。

これだけでも、文章から伝わる印象は大きく変わります。

また、本題に入る前に「お疲れ様です。昨日の対応ありがとうございました」と、感謝やねぎらいの言葉を一言添えるのも効果的です。
テキストは用件だけを伝えるものだと割り切ってしまいがちですが、その用件をスムーズに進めるためには、土台となる信頼関係が欠かせません。

システム開発という効率を重んじるITの現場にいるからこそ、テキストの中に「血の通った温かさ」を意識することが、チームの心理的安全性を保つ上でとても重要だと感じています。

まとめ

PCの画面に向かって文字を打っているとつい忘れがちになりますが、メッセージの向こう側にいるのは、感情を持った同じ「人」です。

「人は人によって磨かれる」と私は日頃から考えていますが、それは対面でもオンラインでも変わりません。

顔が見えないテキストコミュニケーションだからこそ、相手がどう受け取るかを想像する力と、温度感を伝えるためのほんの一手間が大切になります。

これからも、便利さの中にも「人と人とのつながり」を感じられるような、温かいコミュニケーションを心がけていきたいと思います。
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