● 周りの目を気にして「縛り合う」子供たちの世界
先日、長女がポツリと漏らした友人関係の悩みを聞きました。
周りの同世代では、夜な夜な友人や恋人と
「6時間も通話アプリを繋ぎっぱなしにしている」という子が
少なくないそうです。
驚くべきことに、その6時間の大半は、お互いに何も喋らない
「無音の時間」。
なぜそんなことをするのか。
その理由は・・・・
「繋がっている間は、相手が他の誰かと浮気(お喋り)をしないから」
という、強烈な不信感からくる束縛(監視)だったのです。
相手を信用できないからこそ、
お互いの時間とエネルギーを24時間監視し合って縛り付ける。
そんな不健全な関係性に、
長女は「どうして周りは平気でそんなことをするんだろう……」と、
共感も出来ず、クタクタに気を遣って疲れていました。
●大人のビジネス現場に蔓延する「形だけの常時接続」
いつも通り(笑)😂
おかん目線ではなく大人のビジネス現場でもと
思ってしますのですが、大人の働く現場でも、
形を変えて全く同じことが起きていませんか?
最近の組織では、
「ガバナンス強化」や
「業務の可視化」という大義名分のもと、
「リモート稼働中は、全員が常にオンラインの通話ルームにINし続けなければならない」というルールが導入されるケースが増えています。
誰がどこで、今何をしているかを、上層部が常に画面上で監視できるようにするためです。
機密保持のために仕方のない側面(仕事としての割り切り)はあるものの、
常に「誰かに見られている、縛られている」という状態は、
働くメンバーにとって目に見えない精神的ストレスをジワジワと与え続けます。
しかし、現場の人間もただ黙って縛られるわけではありません。
ある現場では、常時接続の部屋には「ただ居るのみ」にして、
マイクもスピーカーも完全にミュート(音声を消去)。
別画面のチャットツールで、上司に見えないようにこっそり実務の相談や連絡を取り合っている……なんていう「静かな防衛策(余白)」を、現場が知恵を絞って生み出していたりします。
形だけの「常時接続」を押し付けても、人間は心を閉ざし、
ミュートの画面の向こうで静かに形骸化させていくだけなのでは?
●流行りに流されない「自分軸(モスラ)」を持つ人が、結局一番強い
そんな周囲の「他者への依存や、顔色を窺い合う空気」に、どうしても馴染めないと悩む我が子。
昔から蝶や蛾が大好きで、高校生になった今でも、周りの女子が流行りの恋愛話で盛り上がる中、大好きな「モスラ」のフィギュアを部屋で大切に愛でています。
最初は親として「この子、将来大丈夫かしら……」と少し心配した時期もありました。
外見がカッコいい人がいても、「人間性(中身)に自分が譲れない部分があると、簡単に見切りをつける」というシビアな一面もあります。
でも、今の時代を生き抜くために本当に必要なのは、
この「他人の軸(流行りやルール)に1ミリも流されない、強固な自分軸」
なのだと、ハッとさせられました。
周りと話が合わなくていい。
窮屈なルールに縛られて窒息しそうな環境だからこそ、
「私は私の好きなものを信じる」
「譲れない一線は毅然と守る」という、
ブレない『自分だけのモスラ(軸)』を持っている人が、
社会に出たときに一番メンタルを病まずに、
しなやかに生き残っていけるのではと私は思います😌
●メンバーが窒息しないように、リーダーが「安心のリズム」を刻む
もし今、あなたのチームが、上層部からの急なルール変更や、
常時監視されるような息苦しい環境で、
メンバーの心がミュート(閉鎖)になりかけていたら、
どうかあなただけは、その張り詰めた空気を緩める
「逃げ道(安心の余白)」を作ってあげてください。
がんじがらめのルールの中で、メンバーの「孤独な不安」をチャットの字面や声のトーンから察知し、温かい言葉で自己効力感を満たしてあげる。
それこそが、日々現場で戦いながら実感している「生きたマネジメント」です。
▼ 【対 同僚・部下編】凹むメンバーの罪悪感を消す「寄り添い言葉集」
もし、「ルールがきつすぎて、うちのチームの空気が限界……」
「どう声をかけたらいいか分からない」という具体的なお悩みがあれば、
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