「病気は遺伝する」で終わらせる前に。
家族で似ている暮らしを見直してみませんか?
「親ががんだったから、私もがんになると思うんです」
そんな言葉を聞くことがあります。
身近な家族が病気になる姿を見ていれば、自分の将来が不安になるのは自然なことです。
ただ、私は「遺伝だから仕方がない」という言葉で、その先を考えることまで終わらせてほしくありません。
家族で似ているのは、生まれ持った体質だけではないからです。
体質と一緒に、暮らしの「当たり前」も受け継いでいる
味付けの濃さ。
よく食卓に並ぶ料理。
お酒やたばことの付き合い方。
寝る時間や、身体を動かす機会。
家族で暮らすなかで、私たちはさまざまな習慣を身につけます。
「疲れていても休まない」
「食事はいつも急いで済ませる」
そんな過ごし方まで、気づかないうちに似ていることがあります。
家族に同じ病気が多いとき、生まれ持った要因に加え、共通する生活習慣や環境も考える必要があります。
がんも、遺伝的な体質、生活習慣、感染、加齢などが複合的に関わって発症します。
「何が遺伝したのか」と考えるだけでなく、
「どんな暮らしが似ているのか」にも目を向けてみる。
そこに、今から見直せることがあります。
東洋医学の「先天の気」と「後天の気」
東洋医学には、「先天の気」と「後天の気」という考え方があります。
先天の気は、両親から受け継いだ、生まれながらの生命力。
後天の気は、飲食や呼吸によって日々補われる生命力と捉えられています。
これは現代医学の遺伝子や栄養素と同じ意味ではありませんが、
私はこの考え方に、日々の暮らしを大切にする視点を感じています。
生まれ持ったものだけを気にするのではなく、今日、何を食べ、どう休み、どう過ごすか。
身体を支える日々の積み重ねにも、目を向けてほしいのです。
「食べている」と「必要な栄養が取れている」は別のこと
食事は、お腹を満たすためだけのものではありません。
たんぱく質は筋肉や臓器などの材料になり、酵素や抗体にも関わります。
脂質は細胞膜の材料となり、ビタミンやミネラルも身体の働きを支えます。炭水化物も、身体の大切なエネルギー源です。
大切なのは、特定の栄養素だけを増やしたり、何かを一律に抜いたりすることではありません。
自分が普段、何をどのくらい食べているか。
体調や治療内容に合った食べ方になっているか。
まずは、今の食事を具体的に振り返ることです。
暮らしを見直すことは、自分や家族を責めることではない
病気になったからといって、「食べ方が悪かった」「親のせいだった」と結論づける必要はありません。
生活習慣だけでは説明できない病気もあり、気をつけていても病気になることはあります。
それでも、これからの暮らしを考えることには意味があります。
「遺伝だから何もできない」ではなく、
「今の自分にできることは何だろう」と考える。
私は、その視点を大切にしています。
何から見直せばよいか分からない方へ
あかつき道整骨院では、食生活や生活習慣、身体の使い方、お悩みを伺いながら、日常で見直せることを一緒に整理しています。
「家族と同じ病気になるのが不安」
「食事の情報が多すぎて、何を選べばよいか分からない」
「自分の生活を一度振り返りたい」
そんなときは、お話を聞かせてください。
病気の診断・治療、遺伝に関する評価は医療機関で受けながら、当院では日々の暮らしについてのご相談を承ります。
ご予約・お問い合わせは、ホームページ内の公式LINEから。「食生活・生活習慣の相談希望」とお送りください。
群馬県高崎市
あかつき道整骨院
院長 大森ゆーすけ